「僕らを育てたカルチャーに還元できるのが楽しみです!」 日本語版声優も発表の『Freaked Fleapit』シニアディレクターにインタビュー【TGS2023】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「僕らを育てたカルチャーに還元できるのが楽しみです!」 日本語版声優も発表の『Freaked Fleapit』シニアディレクターにインタビュー【TGS2023】

TGS2023会場で『Freaked Fleapit』開発チームにインタビュー!のはずがベルボーイちゃんの奪い合いに……!?

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「僕らを育てたカルチャーに還元できるのが楽しみです!」 日本語版声優も発表の『Freaked Fleapit』シニアディレクターにインタビュー【TGS2023】
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リズム系ダンジョンクロウラーに美少女キャラクターとの恋愛シミュレーション要素が組み合わさった異色のタイトル『Freaked Fleapit』。

7月に京都で開催されたインディーゲーム展示会「BitSumiit Let’s Go!!」でもプレイレポートを掲載した本タイトルですが、パブリッシングを手掛けるCritical Reflexが東京ゲームショウ2023にブースを出展。これに合わせて会期初日となる9月21日には待望の日本語ボイス実装と、そのキャスティングが発表されました。


今回はそんな本作でシニアプロデューサーを務めるDrew Sazhin氏にインタビュー。ゲームの背景や日本語実装について伺いました。


──『Freaked Fleapit』はリズム系ダンジョンクロウラーであり、恋愛シムの要素も持っている独特なゲームですよね。

Drew見て分かる通り『クリプトオブネクロダンサー』には大きな影響を受けています。あのゲームを初めて見た時は衝撃でした。そして、そこに自分たちCritical ReflexとFinch Bird Studioのテイストを掛け合わせれば、より深い内容のゲームができるのではと考えて生まれたのが『Freaked Fleapit』であり、特徴的な戦闘システムと個性的なキャラクターによる、非常にストーリー重視な内容になっています。

シニアプロデューサーを務めるDrew氏

──開発段階で作り直しのようなステップを踏んだと伺ったのですが、どのような理由・経緯なのでしょうか。

Drew作り直すというより、最初は色んなスタイルを試していたんです。そしてようやく今の形に辿り着いて、「これが良い!」と手応えを感じたので、開発にエンジンをかけられるようになりましたね。

──BitSummitで掲載したプレイレポートにも多くの反響があり、中には日本語ボイスの実装を強く希望する声も聞かれました。チームにとって日本マーケットはどのような存在ですか?


Drew私だけでなく開発チームにはアニメ好きの人間が多く、90年代から00年代のアニメを見て育ってきました。自分たちのゲームは絵柄にも音楽にも日本アニメのテイストを取り入れていますし、今回は日本の声優さんによるボイスを実装できて、育ててくれた環境・文化に作品で還元できるのが楽しみです。

──日本語声優のキャスティングも非常にナイスだなと感じるのですが、選定についてはどのようなポイントを重視されたのでしょうか。

Drew知名度にこだわるのも何だか違うなと感じますから、それぞれのキャラクターの特徴や個性を生かせるように意識しました。これまで見てきた作品を思い返しながら「このキャラクターにはこの人が合うんじゃないか」と皆で会議をして決めましたね

声優陣の発表に合わせて担当キャラクターとセットの似顔絵イラストを作成する気合の入り方にも注目

──なるほど。先ほど小清水亜美さん演じるベルボーイの声を聴きましたが、最高なチョイスでしたね!

Drewでしょう!ベルボーイは私の彼女ですからね。

──いえいえ、ベルボーイちゃんは私が!

Drewハハハ!これは彼女を巡ってファイトしないと(笑)。

通訳さん日本ではこういう時に「俺の嫁」と言うんですよ。

Drew「my wife」はオレノヨメ。覚えました!(笑)

ブースの様子

──ちなみに、今回の東京ゲームショウの雰囲気はいかがですか。

Drew初めて東京ゲームショウに来たんですが、こんな空間はこれまで味わったことありませんよ!とにかく言葉も出ません。各国のゲームショウに参加してきましたが全然雰囲気も違いますし、こんなスケールのものは見たことがなく驚いてばかりです。

──一般公開日はさらに多くの来場者で賑わうと思います。

Drew怖いですね(笑)。怖いけど、とても楽しみです。

──最後にGame*Spark読者をはじめ、日本のファンにメッセージをお願いします。

DrewCritical Reflexは、イベントに参加して皆さんから寄せられたフィードバックを非常に大事にしています。必ず目を通し、全てのゲームがより良いものになるように努力しています。全てのゲームが発売未定になっているのもそのためで、各国のイベントでさまざまなフィードバックを頂きたいと考えています。

今回、東京ゲームショウに来てプレイされてみたりプレイ動画を見たりして「こんなものがあったら良いのでは」と感じるものがあれば、SNSからでもどんどん意見を送っていただきたいです。

──大勢の方にプレイして頂きたいですね。

Drewそうですね。そしてウィッシュリスト!ウィッシュリストへの登録もお願いしますよ!

──もちろんです!今日はインタビューありがとうございます。

Drew(日本語で)ありがとうございます。


豪華キャストによる日本語音声の搭載も発表され、ますます注目が集まる『Freaked Fleapit』。東京ゲームショウ2023では最新の日本語ボイスを実装したデモ版がプレイ可能な他、一般公開日となる23日と24日には13時からアートディレクターMr.Psina氏のサイン会も予定されています。

東京ゲームショウ2023へお越しの際はホール5のCritical Reflexブースに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

《ハル飯田》

よく遊び、よく喋る関西人 ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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