過去にマクドナルドの公式GBC風ゲーム『Grimace’s Birthday』にも携わったインディーゲーム開発者のGumpy Function(Tom Lockwood)氏は、RPG『Cappimon』のコンセプトデモをitch.ioにて公開しました。
ただのパロディでは終わらないクオリティ…レトロ風RPGのコンセプトデモ公開
本作は、『ポケットモンスター(ポケモン)』シリーズにインスパイアされつつも、アンチテーゼ的なRPGです。プレイヤーは「ブリスケットタウン(Brisket Town)」出身の少年として、戦闘や労働、食用にも用いられる生き物「Cappimon」のいる世界を旅します。
今回公開されたコンセプトデモでは、自身の祖父かつCappimonを研究している「スモーク博士(Smoke)」なる人物による、どこか見覚えのある導入から開始。操作が可能になった後、草むらに入ろうとしたところを博士に呼び止められ、案内された先の研究所で「ここに3びきのCappimonがおるじゃろ」と好きな1匹を選ぶよう促されますが、その場にいた主人公のライバルが異議を唱えます。
ライバルは必要になるまでCappimonをカプセルに閉じ込め、彼らを隷属させることで成り立っている世界の現状に忌避感を表明し、誘われたプレイヤーは共に全てのCappimonを解放することになります。
博士はCappimonを使ってプレイヤー達を止めようとしますが、ここで本作の戦闘が開始。本作ゲームページで説明されているような、『ポケモン』と『UNDERTALE』に加え、プラットフォーマーを足したような戦闘システムを採用しており、プレイヤーは毎ターン相手のCappimonの行動を躱しつつ(本コンセプトデモ版ではチュートリアルのためか攻撃してこない)、相手のBonder(『ポケモン』のトレーナーに該当)に直接攻撃をして、HPを削っていかなければいけません。
なお、戦闘が終わった後は最終的にCappimonを撮影する要素や、Cappimonを記録できる「Caplog」などの説明が入りますがコンセプトデモはここで終了するため、本作を本格的に楽しむには、フルバージョンのリリースを待つことになりそうです。
『Cappimon』のコンセプトデモ版はitch.ioにて公開中です。