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新作MMORPG『HIT: The World』でまさかの“プレイヤーvsゲームメディア”実現!“日本向けMMO”もいよいよリリース間近【イベントレポ】

熟練MMOプレイヤーたちにゲームメディア軍団は勝てるのか…?

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新作MMORPG『HIT: The World』でまさかの“プレイヤーvsゲームメディア”実現!“日本向けMMO”もいよいよリリース間近【イベントレポ】
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ネクソンより4月17日にリリースされるPC/スマホ向け新作MMORPG『HIT: The World』。本作はアクションRPG『HIT』の世界観をベースにしたMMORPGで、韓国、台湾でリリースされている『HIT2』を“日本向けMMORPG”として根本から大幅にカスタマイズして送る一作です。

「海外ユーザーと日本ユーザーでは望むポイントが違う」として、リリース前から多くのプレイヤーと意見交換しながらブラッシュアップしてきた『HIT: The World』ですが、今回は「ASH WINDER Esports ARENA 高田馬場」に大勢のMMOプレイヤーを招待して、先行体験会が実施されました。

ここでは『HIT: The World』見どころのひとつである大人数参加型コンテンツ「攻城戦」がプレイできました。ユーザーたち4ギルドにくわえ、メディア枠として複数メディア合同で1ギルドが編成されしのぎを削った本イベント。『HIT: The World』や攻城戦システムが気になる方はもちろん、ユーザーvsゲームメディアに興味のある方は是非一読してみてください。

◆『HIT: The World』はサービス開始前からプレイヤーだらけ!過密すぎるアプデ予定も見逃せない

先行体験会ではまず、『HIT: The World』開発統括パク・ヨンシクさんら始めとしたスタッフが登壇し、先行体験会に来場したユーザーに向けて今後の意気込みや協力への感謝などが述べられました。

続いて行われた冒頭のプレゼン、そしてイベント中の発表ではOooDaさんのMCにて、日本運営ディレクター・コウ・ハクシンさん、ゲストのS嶋さん、反王ケンラウヘルさんらによって『HIT: The World』そのものや、本イベントのメインである「攻城戦」のシステム、そして今後のマイルストーンまで明かされました。


2月に行われたシークレットパーティでも語られた『HIT: The World』のキーワードやメッセージはそのままに、「オフラインでの大会イベント」や「1ギルドvs1ギルドコンテンツ」という魅力的な催しを予定していることや、リリース後に怒涛の勢いで行われるアップデートスケジュールまで盛りだくさんの今後が語られました。

改めて『HIT: The World』がどういったゲームかを振り返った後、メインイベントである攻城戦がスタートです。第1部と第2部に分け、第1部では5ギルド(メディアチーム含む)“1vs1vs1vs1vs1”での城の奪い合いというベーシックなスタイルで行われますが、第2部はなんと2連合ギルドvs2連合ギルドvsメディアギルド(1ギルド)という、かなり変則的なマッチが行われました。

◆大人数での奪取戦!“MMOの面白さ”を感じられたお祭りのような「攻城戦」

攻城戦は「城門」「守護石」「刻印石」3つのエリアが存在し、これらを攻略していきギルドマスターが刻印石に一定時間触れれば城の支配権を得て防衛ギルドになれます。ギルドが支配していない状態ではNPCが存在するようで、本体験会ではまず全てのチームが刻印石を目指すことになりました。

勝利条件は「防衛ギルドが18分間城を守り切る」あるいは「制限時間終了時に防衛ギルドである」こと。守備側は魔法障壁などを利用して、攻撃側は複数ある侵攻ルートなどでプレッシャーをかけていくことになります。

そんなこんなで始まるギルド対抗戦。メディアの垣根を越えてアッセンブルした心強いメンバーたちが、反王ケンラウヘルさんらトップクラスのプレイヤーに挑みます。

何人か迷っているのか「どう見ても全員集まって無いのでは……?」という集合写真に一抹の不安はありますが、団結したゲームメディア軍の底力を見せてやりますよ!

始まると城門に集うプレイヤーの数々。もちろん、今回は先行体験会とあってどんなプレイヤーでも同様のレベル帯で攻城戦は初めてです。熟練のプレイヤーと初心者の差が限りなく近づいている状況と言えるでしょう。ここでなんと真っ先に刻印石に近づけたのは我らがメディアチーム。NPCをすり抜け勝利に手をかけました。

“熟練プレイヤーの上手さ”のひとつには情報を把握する速さや対応力などがあると思いますが、その前に辿り着けたのはまさしく僥倖です。……しかしメディア軍はまだちょっとよくルールがわかってなかった

刻印石にギルドマスターが触れていれば勝ちなのに、その前で皆がうろちょろして時間を浪費します。その間に集結した4チームにあっけなくやられてしまいます。そして城を占拠したのはteamCとなりました。

ここからはteamCの防衛戦が開始。強プレイヤーは狙われるため、「反王ケンラウヘル」ならぬ「反玉ケソラウヘル」といった名前に変えるプレイヤーなども出現し場は混沌を極めます。メディア側も「(通話でターゲット指定されるのに対して)呼びにくい名前にしよう」と早口言葉「東京特許許可局」をもじった名前に変えたり、teamCには「teamC」さんが出現したり……。

もちろん名前変更チケットには限りがありますので、先行体験会のみの“わちゃわちゃ”でしょうが、「MMORPGの楽しさってこういう所にもあるんだ」と感じさせてくれる戦いが繰り広げられました。

その後も何度か刻印石の奪い合いが起きたものの、この試合を制したのはまたしてもteamC。広場に大きく勝利ギルドの石像が建立されました。

◆第2部では悪ノリからメディアギルドの嫌がらせ戦術も炸裂

続いては連合戦。複数ギルドがシステム的に協力し合い、攻城戦での勝利を目指すシステムです。……とはいっても、メディアチームに味方ギルドはいません。どうやら場をひっかきまわす役目を期待されているようです。

なんだか変なスイッチが入った我々メディアは、ここでなぜかジャーナリスト精神の発露ともいえる戦術、もとい嫌がらせを決行。張り込み取材さながら徹底的にひとりのギルドマスターを追いかける悪ノリが始まってしまいました。

他のプレイヤーは通してあげて、その人だけをひたすら狙う。刻印石に唯一触れられる存在を追いかけてるのですから非常に良くないですね。本当にすみませんでした。

teamA・BとteamC・Dが争う前線そっちのけで、(本当に理由なく)teamDのギルマスをとことん追いかけるメディアギルド。しかし流石の対応力と言うべきか、流石に怒らせてしまったのか……。ギルマス自らが囮になって戦場から離脱する戦法にメディアは翻弄されてしまいます。

最終的にはリスポーン地点からやってくる軍勢を抑えて、その隙にもう片方のチームが攻勢に転じる状況が構成されました。後の振り返りでは反王ケンラウヘルさんが、もう一点のリスポーン地点を見逃していたなどとも述べられましたが、これが非常に効果的。teamDのギルマスにも逃げられてしまい、メディアルームから「ダメだ、完全に防がれてる!」との悲鳴が上がる羽目になりました。そして今回の攻城戦を制したのはteamC・D連合です。

さて、筆者はMMORPGを上手いとは決して言えず今回の「試遊であるからこそステータス差が少ない」「戦術が確立されていない」と言う状況はもちろん、『HIT: The World』に実装されているタンク・アタッカー・ヒーラー問わず“いつでもクラスを変更できる”セットアップシステムにかなり助けられた印象があります。

アタッカーに攻撃されているシーンではタンクに、味方が前線に行っている場合には遠距離アタッカーに。チームに指示役が1人いるだけで、初心者でもかなりの戦力に変わることでしょう。

少なくとも筆者は今回、MMORPG『HIT: The World』の楽しみを実感できました。予定されているオフラインイベントも楽しみですし、やり込んだギルド同士の1v1を見るのも楽しいでしょう。また、今回のプレイ映像も公式で配信されるようなので、そちらで「メディア視点ではない」戦いもチェックしてみてください。


あらためて『HIT: The World』はPC/スマホ向けに4月17日0時リリースです。日本ユーザーに向けて制作された『HIT: The World』、気になった方は触ってみてはどうでしょうか。

《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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