帰ってきたカイル、獣になる。夜の緊張感も凄まじい『Dying Light: The Beast』実演デモの内容をお届け!【gamescom 2024】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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帰ってきたカイル、獣になる。夜の緊張感も凄まじい『Dying Light: The Beast』実演デモの内容をお届け!【gamescom 2024】

シリーズの根幹であるパルクール×ゾンビアクションをさらに磨き上げてきた印象です。

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帰ってきたカイル、獣になる。夜の緊張感も凄まじい『Dying Light: The Beast』実演デモの内容をお届け!【gamescom 2024】
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ドイツで8月21日から24日かけて開催された大型ゲームイベント「gamescom 2024」。今年も多くのゲーマーが待ち焦がれる季節がやってまいりました。

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本記事では、Techlandが手掛けるゾンビアクションADV『Dying Light: The Beast』のプレゼンテーションの様子をお届け。特別ブース内で実演されたデモを取り上げてまいりましょう。シリーズ最新作は果たしていったいどのようなゲーム体験を与えてくれるのでしょうか。

特別ブース内の様子。

初代『Dying Light:』の舞台となったハラン市から始まった感染症騒ぎは、多くの人の尽力によって一旦は収束したかに見えましたが、元凶となった組織GRE(世界救援活動会)が再びやらかしたおかげで、やっぱり世界はパンデミックの渦に飲み込まれました……という流れを辿ってきた世界。

そんな中で、シリーズ初代の主人公であるカイル・クレーンに再びスポットライトが当たります。初代ストーリー後にとっ捕まった彼が、13年に及ぶ実験に耐え忍びついに解放(脱走ともいう)され、さあこれからどうしてやろうか……というのが物語の立ち上がりです。

ブース内で行われたデモでは、とあるミッションを通じて本作の要素を一通り紹介。かつては人気観光地だったものの、終末世界ではゾンビに溢れた恐ろしい「カストルの森」を舞台に、我らがカイルが、屋根から屋根へ飛び移り、手すりを掴めばひらりと乗り越え細い足場を駆け抜けつつ、窓から家々へ転がり込んで襲いかかるゾンビを張り倒していきました。

なお建物へ侵入する際のルート選択については、コンテナやパイプラインの配置などが、自然な形でルートへの誘導になるようなデザインがなされているようでした。前作『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』で見受けられたパルクールアクションとルートとの噛み合いのぎこちなさは、プレイ画面を見る限り、見受けられなかったと思います。


また個人的な感想になってしまうのですが、本作では「パルクール×オープンワールドのゾンビアクションゲーム」というシリーズの土台となるシステムはそのままに、演出が強化されたことで没入感がより高まっているように感じました。

特に夜間については、ボラタイル(特殊なタイプのゾンビ、強敵)に見つからないよう、茂みに隠れながら移動する緊張感が過去作と比較しても凄まじく、自分で操作していないにも関わらず、思わず息を殺して画面に見入ってしまうほどでした。

そのためか、休憩所として利用できる拠点を解放して、紫色に灯るUVライトを見たときの安心感がすごい。この拠点解放も、内部にいるゾンビを一掃して、電源ケーブルを辿って基盤にアクセス(ヒューズ取り換えなどのアクションがある模様)する流れがあり、単調な作業にならない設計になっているようです。

敵との戦闘については、近接攻撃(おなじみドロップキック)、銃器による遠距離攻撃などバリエーション豊か。ゾンビだけでなく、敵対勢力の人間も相手にする場合があります。いずれにせよ、複数に囲まれると対処が厄介なので、背後から近づいてのステルスキルが最も安全かつスムーズな攻略の鍵になりそうです。

とはいえデモで登場した大型フリーク(まさに読んで字の如くな怪物)と繰り広げられるボス戦は、ステルスなんて言っている場合ではなく、投げつけられる岩や拳叩きつけによって発生する衝撃波などによる猛攻をかいくぐってダメージを与えていく必要があります。画面を見る限り弱点部位と思しき場所があったので、そこを積極的に狙うのが良いのかもしれません。

それでも彼我の戦力差はあるので、いずれジリ貧になってしまう……そんな時に頼りになるのが「ビースト」能力。これは冒頭でも少し触れた「実験」によってゾンビのDNAが取り込まれてしまった主人公カイルに備わった新能力で、まさに獣のような動きで圧倒的な火力の攻撃を叩き込めます。

前作『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』の主人公であるエイデンも似たような超パワー型能力を発動させていましたが、物語の演出と都合が優先され限定的な場面でしか使用できませんでした。しかし本作ではゲージを貯めたら、プレイヤー判断による任意のタイミングで発動させることができるそうなので非常にうれしい。

特別ブース内の様子その2。UVライトの角度が、ちょうど「怪物」の目に見えるような配置になっているギミック。

そんなこんなであっという間に時間が来てしまった実演デモ。今回はソロプレイによるものでしたが、最大4人でCo-opプレイも可能とのこと。あのスリル溢れる夜を4人で生き残れたら、かなり感慨深い気持ちになれそうですね。

『Dying Light: The Beast』は、PC(Windows)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信予定ですが、記事執筆時点においては具体的なリリース日時は未定。なお『前作『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』のUltimate Editionを所持するプレイヤーには、本作が無料で提供されるとのことです。

これはもともと本作が、前作のストーリーDLCとして開発が始められた経緯が背景にあるからですが……前作に紐づけられたDLCとしてではなく、完全に独立した1本のゲームタイトルとして提供されるとのことです。


今年も賑わいを見せる「gamescom 2024」、Game*Sparkでは引き続きインタビューやハンズオンプレイレポなど様々な記事を掲載です。

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《麦秋》

お空の人。 麦秋

編集部員&ライター。普段は仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。皆さんのこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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