Xbox部門のトップであるフィル・スペンサー氏が『Destiny』と『Guitar Hero』を見送った過去を、「最悪な決断」だったと語りました。
8月30日~9月2日まで開催された「PAX West 2024」で行われたインタビュー「Story Time with Phil Spencer」にて、スペンサー氏はBungieの『Destiny』の初プレイ時には「正直、ピンとこなかった」と魅力を感じず(最初の拡張パック「House of Wolves」リリースでようやくハマったと言い)、Harmonix Music Systemsの『Guitar Hero』も同じく「ヒットしないだろう」と判断し“パスした”作品リスト入りに。最終的に『Destiny』はActivisionからリリースされる結果となりました。
「最悪の選択をした、だが後悔はしていない」

「最悪の…選択をしたようだ」とインタビューに答えたスペンサー氏ですが、「後悔するタイプの人間ではない。それは僕の欠点かもしれないが」「後ろを振り返るのではなく、前を向いて、今やっていることに前向きに取り組もうと思っている」と述べたのち、「私はただ、Bungieチームが成し遂げたことを祝福したいだけ。本当に素晴らしいことです」とコメントしています。
今後もビジネスで数多く決断を迫られるであろうスペンサー氏ですが、『Destiny』と『Guitar Hero』を見送っしまった経験は活かされるのでしょうか。
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