タイのパブリッシャーPeakware Studioは、同社の創業者でありゲーム開発者のCharkrid Pornpitackchaikul氏が手がけるアクションゲーム『エクセㇲ(Exsys)』について、Steam早期アクセスを終了し正式リリースとなる最新アップデートを配信しました。
90年代ベルスクACTと現代的なARPG要素の融合
本作は2020年2月22日にSteam早期アクセスをスタート。記憶を失い、スクラップの山の中で目覚めた主人公が敵と戦いながら自分探しの旅をする作品で、90年代のベルトスクロールアクションと現代的なアクションRPG要素を融合させていることが大きな特徴です。
ゲーム内ではスキルやアイテムを入手して装備することで、自分だけの戦闘スタイルを構築可能。スキルは格闘ゲームのようなコマンド入力方式で、組み合わせることで自由自在にコンボを繰り出せる「ダイナミックコンボシステム」を搭載しています。




スタジオ存続危機と大幅なリワーク実施も
Peakware Studioは、本作の早期アクセス版リリースから数カ月後に開発資金が底をつきスタジオ閉鎖の判断を下しました。スタジオ閉鎖後、開発継続を望むCharkrid Pornpitackchaikul氏はさまざまな技術や知識を習得して2023年5月に『エクセㇲ(Exsys)』の大幅なリワークを実施しています。その際にデベロッパー名をCharkrid Pornpitackchaikul氏個人へと変更し、元開発チームと初期早期アクセス版購入者への謝罪も行っていました。
正式リリースとなる今回のバージョンでは、より滑らかな操作やコンボが可能になる戦闘システムの刷新、新たなエリアや敵が登場するコンテンツの拡張、アニメーションを含む全体的なクオリティ向上を目的としたビジュアルの強化など、さまざまな変更や調整が行われています。



『エクセㇲ(Exsys)』はPC(Steam)向けに配信中です。












