
TES Renewal Projectは、『The Elder Scrolls IV: Oblivion(オブリビオン)』を『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』のModとして再現する「Skyblivion」について、近々のリリースが噂される公式リメイク版との違いや、どちらも素晴らしいものだという見解をコメントしました。
公式リメイク版の噂にも前向きな「Skyblivion」制作者
本Modは『スカイリム』上で『オブリビオン』を再現するというもので、TES Renewal Projectによって10年以上かけて開発されています。一方で公式リメイク版が近々リリースされるのではないかとの噂が海外メディアによって取り沙汰されています。
こうした状況に対して、TES Renewal Projectのプロジェクトリーダーが海外メディアに対して「まだ存在が許されていることを嬉しく思う」との前向きなコメントをしていました。
「比較や対立は必要ない」
4月19日に本プロジェクトの公式Xアカウントより発表されたのは、こうした状況に対してのコメントで、改めてTES Renewal Projectとしての見解が示されています。最近の公式リメイク版(コメント内ではリマスター版と表記)に関する話題をいちファンとしてワクワクしながら注目していたという同チームは、「その情報が本当であることを心から願っています」としています。
また「Skyblivion」と公式リメイク版について、「比較したり競争心をもったりする必要はない」としたうえで、「それぞれがユニークな体験を提供できる」とその考えを示しています。より具体的な話として、PC版『スカイリム』のModである「Skyblivion」はコンソールプレイヤーへ提供できないが公式リメイク版にはそれができるということや、「Skyblivion」はCreation Engineという馴染みある基盤の上に提供されるプロジェクトだということなど、それぞれの良さが語られています。
さらに十分な資金をもって新たな進化をもたらすことが期待される公式リメイク版を手掛けている開発チームに対しては、「このような大きな挑戦には膨大な努力と芸術性が注ぎ込まれていることを私たちは深く理解している」とエールを送っています。
コメントの最後には「2025年は『オブリビオン』ファンにとって特別な年になる」とし、「コミュニティ主導の再構築版と、プロフェッショナルによる現代的な公式バージョンの両方を体験する機会を待つプレイヤーこそが真の勝者」とどちらも楽しみにして欲しいとの考えを改めて示しています。
なお本コメントを投稿したポストでは、「Skyblivion」を2025年後半にリリース予定として順調に取り組んでいることも記されています。
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