イタリアの開発スタジオDESTINYbitとAmplifier Studios、パブリッシャーのBeep Japanは4月21日、タクティカルRPG『NITRO GEN OMEGA』を2025年春よりPC(Steam)向けに早期アクセスとして配信開始すると発表しました。
アニメ的演出が光るサンドボックス・タクティカルRPG

『NITRO GEN OMEGA』は、カスタマイズ可能なメカを操り、機械に支配された荒廃地帯を傭兵部隊と共に進むサンドボックス型のターン制タクティカルRPGです。

本作の最大の特徴は、革新的なタイムラインベースの戦闘システムです。プレイヤーは4人のパイロットを指揮し、シネマティックな演出と高い戦略性が融合したターン制バトルを展開します。

戦闘システムの核となるのが、士気の上下、負傷状況、そして戦闘中に発生するドラマチックなイベントです。これらの要素が部隊の生存と戦局に大きく影響を与え、まるでアニメの一場面のような緊張感あふれる戦いを演出します。

メカとパイロットのカスタマイズも本作の魅力の一つです。各パイロットには固有の能力やスキルツリーが存在し、機体の装備も詳細に調整可能です。さらに、戦闘スタイルが異なる2種のメカモデルを使い分けることで、多様な戦術を構築できます。

ゲームプレイは空中母艦を拠点としたマネジメント要素も含まれています。プレイヤーは母艦内部で部隊の士気を管理し、訓練・料理・探索などの活動を通じてパイロット間の関係性を育成します。これらの信頼関係や対立関係は戦闘中の行動や連携にも影響を及ぼし、戦術の幅を広げる重要な要素となっています。

広大なオープンワールドを舞台に、都市や前哨基地からの契約を受注しながら冒険を進めていきます。プレイヤーごとに異なるパイロットの採用や、交易を通じて資源を確保しながら、大陸全土で名声を築いていくサンドボックス要素も本作の特徴です。

DESTINYbitのCEO兼クリエイティブディレクターであるGian Paolo Vernocchi氏は、「"サンドボックス x 少年アニメ"のような熱い体験をお届けできるよう全力を尽くしてきました」とコメントしており、早期アクセス期間を通じてさらなる改善を進めていく意向を示しています。
『NITRO GEN OMEGA』は、PC(Steam)にて2025年春早期アクセス開始予定です。ゲームの序盤を体験できるデモ版も配信中です。












