KRAFTONは、ライフシム『inZOI』についてModKitのリリースを予告するとともに、Mod関連のアップデート計画を公開しました。
5月末に公式Mod開発ツールを公開予定!
本作は、3月28日に早期アクセスを開始したライフシミュレーションゲーム。美麗なグラフィックや詳細なキャラクターカスタマイズ機能に加えて、生成AI技術を駆使した実験的な機能なども搭載されています。
今回発表された内容によると、5月末のアップデートで誰もがMod開発を行えるようになることを目指す公式ツール「inZOI ModKit」をEpic Games Storeで公開予定。5月末時点では衣装セットや標準家具の代表メッシュ(FBX)およびJsonデータファイルが利用可能で、今後のアップデートによりアセットを順次追加するとしています。


ツールを用いてJsonデータを直接編集することで、「睡眠欲求が5分で回復するベッド」の作成などが可能に。また、3Dアセットの製作を円滑に行うため、MayaおよびBlender向け公式プラグインが配布されます。作成したメッシュやJsonファイルをツールに取り込むことで、Unrealプラグイン形式のModを生成可能。作成したModはCurseForgeにアップロードすると、ゲーム内で検索やダウンロードを行えるようになります。


2025年内に3回のMod関連アップデートを予定
Mod関連のアップデートは5月を含めて2025年内に計3回実施予定。会話やモーション、衣装など段階的にMod開発に対応するコンテンツが拡張されていきます。
◆ 5月アップデート
5月には、衣装セットと家具のモッディング支援機能が提供され、ゲームデータの編集を簡単に行えるデータ編集UIも導入されます。ModKitの正式リリースとあわせて、フィードバックを元にした改善も続けていきます。
◆ 9月アップデート
9月には、キャラクターの顔・ヘアや、ドア、フェンス、柱、窓などの建築要素のモッディングが新たに可能になります。さらに、会話、音声、報酬、モーションといったインタラクション系のコンテンツ制作にも対応します。
◆ 12月アップデート
12月には、ほとんどの衣装がモッディング対象となり、インタラクションスクリプト編集やローカライズ関連機能も追加され、より深く多様なコンテンツ制作が可能になります。

5月中旬にモッディングポリシー公開予定
「inZOI ModKit」は5月末にEpic Games Storeにて公開予定。また、Mod作成・利用に関するガイドラインや制限事項、権利帰属、収益化などを含むモッディングポリシーを5月中旬に公式サイトにて公開予定としています。