2025年6月6日、海外YouTubeチャンネルDigital Foundryは、一部のスイッチ向けソフトを利用して「スイッチ2」の互換性による性能向上を確認する動画を公開しました。
「完全なる失敗作」と呼ばれた移植作も汚名返上!?性能向上による恩恵が凄まじい
まずこの動画で取り上げられたスイッチ向けソフトは、『バットマン:アーカム・ナイト』です。2015年にPC向けとして発売され、2023年にスイッチ向けに移植されています。
しかしスイッチ版はフレームレートの不安定さ、それに伴う操作感の悪さが指摘され、プレイヤーや海外メディアVGCは「完全なる失敗作」と呼ぶほどのゲームでした。

しかしながら、スイッチ2で『バットマン:アーカム・ナイト』を動かしてみると不安定だったフレームレートは30fpsで安定。グラフィックも細かくなるなど、如実にハード性能の向上が現れています。

スイッチではフレームレートが出なさすぎて操作が困難と呼ばれた「バットモービル」の操作シーンも、スイッチ2では30fpsでほぼ固定。
テクスチャやエイリアシングには改善の余地がある、一部のアニメーションがちょっと変という指摘こそ出ましたが、「完全なる失敗作」という汚名を返上できるほどの改善になっていることは間違いなさそうです。

また、Digital Foundryが次に取り上げたのは『ウィッチャー3 ワイルドハント』のスイッチ版です。こちらはあの広大な作品をよくぞスイッチに落とし込んだ……と評価されていましたが、スイッチでは街中などでフレームレートが落ち込むことがありました。
しかし、スイッチ2で起動した『ウィッチャー3』は常にフレームレート30fpsを維持。細かいグラフィックも改善されており、やはりこちらもハード性能の向上を感じられるものとなっています。
多くのスイッチ向けゲームで、性能向上が現れているニンテンドースイッチ2の互換機能。お手元にスイッチ2が届いたら、まずは手持ちのスイッチ向けゲームで性能の向上を実感してみるのも一興ではないでしょうか。
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