高難易度ACTで知られるフロム・ソフトウェア、実は“優しい”!?『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイを発売3日後に素早く改善 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

高難易度ACTで知られるフロム・ソフトウェア、実は“優しい”!?『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイを発売3日後に素早く改善

わずか3日で実施された『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイ緩和。この素早い行動の理由は、フロム・ソフトウェアの“優しさ”なのかもしれません。

PC Windows
高難易度ACTで知られるフロム・ソフトウェア、実は“優しい”!?『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイを発売3日後に素早く改善
  • 高難易度ACTで知られるフロム・ソフトウェア、実は“優しい”!?『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイを発売3日後に素早く改善
  • 高難易度ACTで知られるフロム・ソフトウェア、実は“優しい”!?『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイを発売3日後に素早く改善
  • 高難易度ACTで知られるフロム・ソフトウェア、実は“優しい”!?『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイを発売3日後に素早く改善
  • 高難易度ACTで知られるフロム・ソフトウェア、実は“優しい”!?『エルデンリング ナイトレイン』ソロプレイを発売3日後に素早く改善

■『SEKIRO』が垣間見せる、敢えての“隙”

フロム・ソフトウェアのゲームは、“死にゲー”に限らず、高めの難易度でバランスを取っているものが多数あります。その難易度に抗って立ち向かい、時には心が折れて立ち止まるものの、挑戦を繰り返して乗り越える達成感は格別の味わいです。

“難しい”と頻繁に言われるゲームを作るフロム・ソフトウェアに向けて、“優しい”といった表現を当てはめることに違和感を覚える人もいるはず。しかし同社の作風には、明確に“優しさ”を感じさせる一面があります。

例えば、“死にゲー”の中でも特に手ごわいと話題になるゲームのひとつに『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』があります。本作は全般的に厳しい戦いが続きますが、その中でも指折りの強敵として立ちはだかる「葦名弦一郎」に、多くのプレイヤーが膝を屈しました。

しかし何度も戦ううちに、意外と対処が分かりやすく、本作独自のシステムに慣れれば慣れるほど、弦一郎はあしらいやすくなっていきます。そのため、彼に勝ったプレイヤーは、戦う前と比べてシステムの理解度が深まる傾向にあり、弦一郎はいわゆる先生役のような立ち位置のボスなのかもしれません。

また、『SEKIRO』のラスボス(ネタバレ回避のため名前は伏せます)は非常に手ごわく、その強さは弦一郎の比ではありません。本作独自のシステムである「弾き」からの「体幹崩し」を狙わなければ、とても勝機を見出せそうにありません。

ですが、とある連撃の後には明確な硬直(といっても、攻撃をぎりぎり避けてダッシュで近づき、通常攻撃を数発を入れられるかどうかの短い隙)があり、そのわずかな隙だけを突き続ければ、「弾き」をしなくとも勝利を手にすることができます。

この戦い方だと非常に時間がかかるため、攻略法としてはまったくお勧めしませんが、「弾き」が苦手なプレイヤーでも『SEKIRO』のクリアは可能です。

絶対に「弾き」を使わないと勝てないよう、ラスボスの強さを調整することも出来たはずですが、フロム・ソフトウェアはその隙を残す選択肢を選んでいます。そして、弦一郎を絶妙な強さに設定することで、適したタイミングで『SEKIRO』のシステムを理解できるよう誘導している節も見受けられます。

■手ごわいけど逃げ道もある『エルデンリング』

世界的なヒット作となった『エルデンリング』にも、心が折れそうな体験がしっかりと用意されています。特に、ボスのひとり「マレニア」の強さは驚異的で、最難関とも囁かれました。

「マレニア」のようなボスが立ちはだかる『エルデンリング』ですが、この作品はオープンフィールドなので、そのボスに勝てなくとも行き詰まることは滅多にありません。一旦切り替えて他の場所を探索すれば、そこで新たな武器屋アイテムが手に入りますし、自然とレベルも上がります。

寄り道が豊富なので、「そこで戦力を高めてから強敵と再戦する」というのも、『エルデンリング』らしい遊び方のひとつです。また、「マレニア」も含めてボスの多くはゲームクリアとは直接関係なく、倒さずともエンディングを迎えられます。

「マレニア」に立ち向かうか、それともスルーするか。『エルデンリング』には、どちらも選べる選択肢の自由があります。『SEKIRO』の「弾き」を必須としない調整と同じように、難しさだけにこだわるのではないフロム・ソフトウェアの配慮が窺えます。

同社の高難易度ゲームは、決して「易しい」とは言えません。しかし、「高難易度」のみに固執せず、上級者以外のプレイヤーでも楽しめるような「ゆとり」や「隙」があるのも確か。こうした調整に、そこはかとない“優しさ”を感じるのです。

『エルデンリング ナイトレイン』のソロプレイ緩和が、これほど迅速に行われたのも、上級者だけに視点を合わせるのではなく、中級者や初心者に向ける意識を忘れることなく、敏感に動く態勢を持ち続けているためかもしれません。

プレイヤー層を広く見つめるフロム・ソフトウェアの“優しい”視線は、『エルデンリング ナイトレイン』でも健在なのでしょう。



【PS5】ELDEN RING NIGHTREIGN
¥5,720
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
【PS5】ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE EDITION
¥7,444
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《臥待 弦》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. アニメ調オープンワールド買い切りARPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』Steam正式リリースから1週間で累計販売本数20万本突破。コンテンツのさらなる拡張も予定

    アニメ調オープンワールド買い切りARPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』Steam正式リリースから1週間で累計販売本数20万本突破。コンテンツのさらなる拡張も予定

  2. 『ウマ娘』7th EVENT「アメリカ公演」のキービジュアルでトウカイテイオー、キタサンブラックがカッコ良くポーズ!レースクイーン姿のコラボイラストも可愛い

    『ウマ娘』7th EVENT「アメリカ公演」のキービジュアルでトウカイテイオー、キタサンブラックがカッコ良くポーズ!レースクイーン姿のコラボイラストも可愛い

  3. 「サポート外」でも「MOD入れたら壊れた」の問い合わせが増えています―Steamで同接2万人突破のオープンワールドARPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』開発がMOD非サポートを改めてアナウンス。「まずは安定したプレイ環境の提供に集中したい」

    「サポート外」でも「MOD入れたら壊れた」の問い合わせが増えています―Steamで同接2万人突破のオープンワールドARPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』開発がMOD非サポートを改めてアナウンス。「まずは安定したプレイ環境の提供に集中したい」

  4. 『パルワールド』最新アプデVer.1.0.2配信―切断・クラッシュや実績が解除されない不具合など修正。グランジーラ戦のバグ解消

  5. 『ブルーアーカイブ』国外Steam版が“圧倒的に不評”に。ガチャの「天井」システム変更に批判集まる

  6. HD-2D的な見た目の三人称視点オープンワールド!古代文明の跡が残る世界でリアルタイム戦闘などするRPGアドベンチャー『EthrA』Steamプレイテスト登録開始

  7. 『アサシン クリード』生みの親によるアクションADV『1666: Amsterdam』解説映像―古の血統を受け継ぐ魔女と300年前にタイムスリップした大学講師(猫)が闇の力に挑む

  8. 地上戦と空中戦で展開・ドラゴンを駆るアクションRPG『Sagas of Lumin』日本語対応で2027年2月5日正式発売決定―今夏の早期アクセス予定より変更

  9. 『パルワールド』正式版の良いところ、悪いところ!新パル大量追加で世界はより濃密に、1から遊び直す価値はあるのか?

  10. 「不気味」「中年に見える」…不満受けて赤ちゃんのデザインを変更。生活シム『Paralives』8月10日パッチ配信

アクセスランキングをもっと見る

page top