
6月11日に発売された『MindsEye』開発元のBuild A Rocket Boyで共同CEOを務めるMark Gerhard氏が、ゲームとスタジオを貶めるための組織的な取り組みがあると主張した件について、パブリッシャーを担当するIO InteractiveのCEOであるHakan Abrak氏が「そのようなことは信じられない」と否定したことを海外メディアIGNが6月10日に報じています。
組織的な低評価の主張をパブリッシャーCEOが否定

事の発端は、5月27日に『MindsEye』の公式Discordで実施された質疑応答です。Mark Gerhard氏は「本作に否定的な反応を示した人は、誰かから資金提供を受けていると思いますか?」という質問に対して、「100%その通りだ」と返答。どこの仕業か想像するまでもないとコメントし、本作の評判を下げる吹聴が組織的に行われていることを示唆しました。IGNでも取り上げられています。
このMark氏の主張について、『ヒットマン』シリーズを手掛け、本作ではパブリッシングを務めるIO InteractiveのHakan Abrak氏にIGNが確認をとったところ、「分からない。そのようなことは信じていない。ただ、6月10日に発売される『MindsEye』が自ら語ってくれると思っている」とコメントしました。
またHakan氏は、本作を発売前に入手したユーザーが現れた件についても言及。Day1パッチの開発をギリギリまで続けることは昨今では普通であり、「ユーザーには発売まで待って最高の体験を味わってほしい」と、本作の評価は発売後に確かめるべきであるという姿勢を強調しました。
『ヒットマン』シリーズとのコラボレーションも発表されている『MindsEye』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)および海外PS5/Xbox Series X|S向けに販売中です。無事リリースされるも、Steamレビューでは“賛否両論”という厳しい結果になっています。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
UPDATE(2025/6/11 17:00):本文の内容を修正しました。
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