Game*Spark編集部がオススメする6月第2週の特選インディーゲームをお届け!
今週は、感染者の一人として隔離地域で生き抜くオープンワールドサバイバル『DREADZONE』、英国民間伝承とダークファンタジーの雰囲気をあわせ持つ農場ライフシムRPG『Mandrake』、軽トラへのこだわりが凄い80年代日本舞台の自動販売機業シム『Honcho』の3本です。
DREADZONE
本作は、インディーゲームデベロッパーEshedが2025年7月17日に早期アクセスにて配信予定のポストアポカリプス・オープンワールドサバイバルゲームです。
時は人類が滅亡の危機に瀕した2030年。致命的な「Zeno-29ウイルス」によって隔離された検疫ゾーン内を舞台に、この隔離地域で生き抜いていきます。



本作の最大の特徴のひとつとして挙げられるのが、プレイヤーは感染者の1人だということ。各国政府が感染者を封じ込めるために構築した数千もの隔離地域は物資が乏しく、至る所に危険が潜み、ウイルスがゆっくりと体を蝕んでいく中で、残された日々をただ過ごすか、あるいは科学者とともにウイルスの治療法を探したり、感染を受け入れたりしてミュータントの群れに加わり圧倒的な政府軍と戦うか選択していきます。
生き残るためには、廃墟などから資源を集め、動物を狩り、生存者と交易しながら必要な物資を集める必要があります。また、シェルターを建設して激しい風雨や敵の脅威から身を守ることも重要です。



しかし、隔離地域の探索は一筋縄ではいきません。世界にはゾンビやミュータント、危険な野生生物、そして見つかり次第発砲される冷酷な兵士たちが存在します。対抗するために物資をクラフトし、武器をカスタマイズして危険に備えましょう。


ストアページによるとオンライン協力プレイやコントローラーにも対応しており、リリース後も農業やテイミング、新NPC、ゾンビ、ミュータントなどの追加を予定しています。
タイトル:DREADZONE
対応機種:PC(Steam)
発売日:2025年7月17日
価格:未定
日本語:なし
Mandrake
英国民間伝承とダークファンタジーの雰囲気をあわせ持つ農場ライフシムRPGが発表されました。
本作でプレイヤーは禁断の魔法農園術を司ってきたマンドレイク家最後の1人として、荒廃した農場に戻り、自分の居場所を作ります。農場では家庭菜園や果樹、虫よけ植物といった作物を育て、さらには「雨を呼ぶ種」や「自動で庭を潤す草」など、魔法を用いた園芸スキルを身につけていきます。



舞台となるのは「Chandley」と呼ばれるイギリスの小さな村。イギリスの歴史と民間伝承にインスパイアされており、誰もが物語を持っている魅惑的な世界です。近辺の森や浜辺で資源を採取し、釣りに勤しみ、時に盗品や鉱物を求めて危険な鉱山に赴きます。
自分だけの時間を過ごせる家では料理をしたり、家具を選んで模様替えをしたり、キャンドルの灯りの下で読書にふけって知識を深めたりします。また、魔術的な園芸は物語に深く関わっており、園芸を無視すると体験が半減するほど中心に据えられているようです。




ゲーム内容は通常の農場ライフシムと異なり、ややダークな様相を呈しており、コミュニティでは邪悪な『Stardew Valley』だという声も挙がっています。
タイトル:Mandrake
対応機種:PC(Steam)
発売日:未定
価格:未定
日本語:なし
Honcho
旧東側諸国ドライブゲーム『Jalopy』で知られるインディーデベロッパーMinskworksが手掛ける、昭和時代の日本を舞台にした自動販売経営・ドライブゲームです。
プレイヤーは、祖父の死を受けて自動販売機業を受け継いだスケバン少女・ケイコとなり、軽トラックで荷物を配達したり、不動産を購入したり、会社を拡大したりして、自動販売機業界を生き抜いていきます。


舞台は1980年、昭和時代の日本の田舎町。軽トラックをオークションで購入し、クライアントの依頼に応じて荷物の配達や自販機の設置、地方物件の取得から会社の拡大まで、軽トラを起点とした経営活動に乗り出します。


本作の最大の特徴のひとつとして、車両カスタマイズとメンテナンス要素の細かさが挙げられます。初心者でも調整できる吊り下げ装備や塗装の変更に加え、エンジンのオイル交換、錆の除去、破損部位の修理などを通じて軽トラを育てていきましょう。
タイトル:Honcho
対応機種:PC(Steam)
発売日:未定
価格:未定
日本語:なし
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