
カプコンは、『モンスターハンターワイルズ』向けに6月30日13時30分より配信を予定している最新大型アップデートにて、Steam版のVRAMにかかわる修正・調整を実施することを明かしました。
VRAM周りの不具合を修正
新たなモンスターも追加される今回のアップデートですが、Steam版のVRAM周りにも修正や調整が入っています。内容は以下の通りとなります。
テクスチャストリーミングにより使用されるVRAMの使用量を調整します。これにより使用VRAM量が以前より減少しています。
ディスプレイ設定、グラフィックス設定で表示される「予測VRAM値」が実態より少なく計算されていた不具合を修正します。
この修正によって以前より「予測VRAM値」は増えますが、実際の使用VRAM量に関しては以前よりも少なくなるよう
別途改修していますので、現状の最低、推奨環境スペックの変更はございません。グラフィックス設定における「遠景の影の描画品質」の負荷メモリ指標において、VRAMの設定に誤りがあった為、修正します。
また、DLSS4やFSR4、NVIDIA DLSS マルチフレーム生成への対応も明らかになりました。
アプリケーション起動時にGPUドライババージョンが古い、OSが非対応、互換モードを使用している場合に
警告ダイアログ表示がされるようになります。キーコンフィグで変更可能なプレイヤー操作が追加されます。
グラフィックス設定のアップスケーリングにおいて、DLSS4、FSR4に対応します。
DLSS4の使用にはNVIDIA RTX5000シリーズ以上、FSR4の使用にはAMD Radeon9000シリーズ以上の
GPUが必要になります。グラフィックス設定のフレーム生成において、NVIDIA DLSS マルチフレーム生成に対応します。
NVIDIA RTX5000シリーズ以上を使用している場合、増加させるフレームを2~4倍、
または負荷によって動的にフレーム生成の機能をオン/オフする「AUTO」に設定することが可能です。グラフィックス設定のアップスケーリングとフレーム生成の設定が独立し、アップスケーリングの設定状況に関わらず、
フレーム生成が設定できるようになります。例としてNVIDIA RTX3000環境において、アップスケーリング NVIDIA DLSS、
フレーム生成 AMD FSRといった設定が可能になります。スタートメニューから「ロビーIDのコピー」、「ハンターIDのコピー」ができる機能を追加します。
サークルメニューから「サークルIDのコピー」ができる機能を追加します。
これらのアップデートにより、Steam版の体験はより快適性が向上しそうです。パフォーマンスの向上に期待しましょう。
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