カプコンは公式X上にて、ハンティングアクション『モンスターハンターワイルズ(Monster Hunter Wilds)』のゲームの安定度向上に関する取り組みを報告しました。
不具合の修正やCPU使用率に関する取り組みなどが主な内容となっています。
『モンハンワイルズ』公式が安定度向上に関する取り組みを報告、負荷軽減のための新機能実装予告やアンチチートへの言及も

今回の報告では、まず不具合の修正としてタイトルアップデート第2弾以降Steam版で発生していた、特定条件下でのゲームの強制終了やフレームレートの不安定化が修正パッチにて解消したことを報告。
続いて、CPU使用率に関する取り組みとしてシェーダーコンパイル関連の不具合修正やフレームレート向上に伴うCPU使用率の上昇に関する取り組みについて言及しています。
シェーダーコンパイルに関しては不具合に伴うCPU負荷の増大は解消済みで、今後シェーダーキャッシュの削除対応は不要になるとのこと。
また、CPU使用率はネイティブフレームレートに連動するとしたうえで、負荷軽減のためにフレームレートの上限値の設定など環境に応じた各自の調整を提案しているほか、DLSS4・FSR4実装の報告やCPU使用率を制限する新機能の実装予告などが行われています。
加えてアンチチートに関してタイトルアップデート第2弾でチェック処理を約90%軽減する対応を行ったと報告し、さらに一部で囁かれている「チェック処理が1フレームごとに行われているのでは?」との噂に対してはその事実はないと明確に否定。

さらにVRAM使用量に関する取り組みとして、タイトルアップデート第2弾にて行われたテクスチャストリーミングによる使用量低減や「予測VRAM使用量」の修正などを報告した上で、VRAM不足での「高解像度テクスチャパック」導入に対する注意喚起を行っています。
他にも個別環境に由来するケースとして、ゲームの不安定化の一因として確認された例としてグラフィックスドライバのバージョンやハードウェアの状態、またOBS Studioなどの一部キャプチャソフトなどを例示したうえで、ゲームが正常に動作しない可能性がある一部のケースにおいては、環境の見直しをご案内するダイアログが表示されるよう改修したとのことです。
今後も継続してゲームの安定度向上に取り組んでいくとし、具体的な内容は「#MHWildsフィードバックレポート」などを通じて随時お知らせするとしています。
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