GOG.comは復活が望まれるタイトルについてユーザーの声を集める投票サービス「GOG Dreamlist」において不正な投票が確認されたことを発表しました。
総投票数1,300万票の復活希望ゲーム投票サービス

2025年1月末より開始されたGOG Dreamlistは、復活を希望する懐かしのゲームタイトルに投票の形で声を上げることができるサービスで、GOGが作品についての需要を把握するとともに、パブリッシャーにその復活を交渉する後押しとなるとして『ディノクライシス』シリーズの復活と共にリリースされていました。実際にお気に入りのゲーム復活を望むゲーマー達の熱意はすさまじく、投票開始から24時間で100万票が投じられる盛況ぶりを見せ、執筆時点では総投票数1,300万票にもおよんでいます。
行き過ぎた熱意で26,000票分の偽アカウントが作成された『デジモンワールド』

しかし、こういった熱意は時に行き過ぎたものとなってしまうこともしばしば。今回GOGが公式Xアカウントで明かしたところによると、7月1日から7月21日の間『デジモンワールド』が獲得した52,000票もの票のうち、約26,000票が偽のアカウントによるものだったといいます。
これを受け、復活希望タイトルのゲーマーによる需要の大きさを示すというDreamlistの存在意義に照らし、データが正確で意味のあるものであることが不可欠であるとの立場からこれらの投票は削除するとのこと。一方で、これを除いてもなお約26,000票を集めた『デジモンワールド』への支持者の情熱に感銘するとの意見も示しました。








