セガはレースゲーム『ソニックレーシング クロスワールド』の最新海外向けCMを公開。過去の自社CMをオマージュした演出を取り入れた内容となっています。
海外でもあったコンソール戦争―過激なCMが現代にリメイク
『ソニックレーシング クロスワールド』とは、2025年9月25日の発売控える『ソニック』シリーズの最新作です。1994年の『ソニックドリフト』から続くレース系の作品となっており、『マインクラフト』や『ペルソナ5』など様々なIPとコラボしているのも特徴となっています。

9月16日には海外向けの最新CMが公開されましたが、その冒頭ではモザイクのかかった任天堂の『マリオカート ワールド』らしき動画を流すモニター登場。調子の悪そうなキャンピングカーにそのモニターを載せる一方、爆速で走るスーパーカーには『ソニックレーシング クロスワールド』の動画を流すモニターを載せており、間接的に両者を比較するような内容です。
セガと任天堂、両社が『マリオ&ソニック』シリーズのようなコラボタイトルも手掛ける仲であることを考慮すると突拍子もない挑発に見えますが、こちらは30年以上前に出されたCMのセルフオマージュとなっています。
1990年頃、当時セガもコンソールを手掛けており、「メガドライブ(海外名:Sega Genesis)もその一つでした。海外向けのCMでは任天堂への敵意をむき出しにしたものが多く、「メガドライブにはできるが、任天堂ハードではできない(Genesis does what Nintendon't)」というキャッチコピーも作ったほどです。
そして1992年に放送された海外向けCMにて、スーパーカーに「メガドライブ」のゲームプレイ動画を流すテレビを載せた一方、調子の悪そうなキャンピングカーに『スーパーマリオカート』の動画を流すレトロなテレビを載せる演出を取り入れ、“メガドライブの方が性能が良い”とアピールしました。
今回の『ソニックレーシング クロスワールド』のCMはそんな過去の自社CMをリメイクした内容となっており、ゲーム公式YouTubeチャンネルの動画コメント欄では、“セガと任天堂の確執が戻ってきた!”等と当時を懐かしむ声が寄せられています。
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