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大ボスのタランチュラ「アクセル」襲来! 日本語アップデートも来る『Grounded 2』メディアブリーフィング&クリエイターインタビュー

毛深くて、恐ろしい!

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大ボスのタランチュラ「アクセル」襲来! 日本語アップデートも来る『Grounded 2』メディアブリーフィング&クリエイターインタビュー
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日本マイクロソフトにて『Grounded 2』と『The Outer Worlds 2』のメディアブリーフィングとクリエイターインタビューが実施されました。本稿では『Grounded 2』の模様をお届けします。

小さくなったティーンエイジャーたちが昆虫と戦うオープンワールドサバイバルクラフトゲーム『Grounded 2』について、新情報を交えながらたっぷりとご紹介いただきました。

今作の舞台はブルックホロウ公園。前作は科学者の家の裏庭だけでしたが、マップの規模が大きくなり、ロケーションも増えました。

プレイアブルキャラクターは前作と同じ4人組のティーンエイジャーですが、ちょっとだけ大人になっています。2年の時を経て、彼らがどんな風に成長しているのか楽しみですね。

今作の最大のフィーチャーは、何と言っても「バギー」。赤アリやクモにまたがって、広いマップを駆け回ることができます。それぞれに能力があり、戦闘時には一緒に戦ってくれます。

アーリーアクセス開始から2週間ほどですでに300万人がプレイし、数多くのフィードバックが集まりました。それを受けて、9月30日にアップデートが配信されました。

その名も「Hairy and Scary(毛深くて恐ろしい)」

このアップデートの見どころは、何と言っても追加される大ボス、タランチュラのアクセルです。

毒々しく、ゲーム中のどのボスよりも巨大なアクセルは、パーティーを組んでも苦戦すること間違いなし! 筆者も先んじてプレイさせていただきましたが、とんでもなく手強い相手でした。毒液を吐いてきたり、突進攻撃をしてきたりと、巨体からは想像もつかないほどトリッキーな攻撃を仕掛けてきます。

そのうえ、地面に埋もれて毛虫やクモといったザコ敵を召喚し、使役するという卑怯な手まで使ってきます。これは死闘必死! 出来得る限り最高の装備をもって挑みましょう。

このボスを見事倒すことができれば、専用の素材を手に入れることができます。もちろん、タランチュラシリーズの装備(弓・槍・防具など)も作成できるので、ぜひともチャレンジしてみてください。

また、アップデートには建設の簡易化も含まれています。より簡単に複雑な建築を行うことができるので、クラフトが好きな人にもたまりませんね。

そして何より注目したいのは、日本語とブラジル・ポルトガル語の配信が行われたことです! これで心置きなく『Grounded 2』の世界に没入することができます。

さらにさらに、今冬にはさらなるアップデートも配信予定です。そこではガーデンエリアの追加と、新バギー「テントウムシ」の追加も予定しているとのこと! さらなる『Grounded 2』世界の拡張にワクワクが止まりません。

続いて、クリエイターにインタビューさせていただきました。答えてくれたのは、本作のゲームディレクターを務めるクリス・パーカー氏です。

――ストーリーについて簡単にご説明をお願いします。

クリス前作『Grounded』は、1990年のある科学者の裏庭が舞台でした。4人のティーンエイジャーが蟻くらいの大きさになってしまい、元の大きさに戻るまでサバイバルするというお話です。本作は前作から2年後でして、キャラクターは全員続投しています。アーマネントテクノロジーという会社の理事のせいで、またしても彼らは小さくなってしまいました。

今度の舞台はブルックホロウ公園という場所です。マップはとても大きくなりました。色々な謎が隠されており、それらを明らかにしながら、お互いに助け合い、元の大きさに戻るまで頑張ろうとするお話です。

――ユーザーからのフィードバックはどうでしたか? コンテンツは何を基準に拡張しているのでしょうか?

クリスフィードバックは全般的に良かったです。みんな楽しんでくれています。そして、こうしたほうがいいという議論がたくさんありました。

特に、本作から導入した「オムニツール」が議論を呼んでいます。斧やスコップといった機能をひとつのツールに一元化したのですが、これが良いか悪いかで意見が分かれています。

我々としてはコミュニティ全体によく目を通して、ゲームを改善していきたいと考えています。あまりにも評判が悪いものはなくしていきますし、これまでもそうしてきました。毎日数百のフィードバックが来るので、それを見て何が重要かランク付けしている形です。

――オムニツールの一元化に関してですが、ユーザーが工夫すべき点と、便利にすべき点はどう分けていますか?

クリス非常に複雑な問題です。主観によるところが多いとは思います。しかし、そういった問題は常にチーム内で議論し、解決してきました

このゲームは我々だけでなく、Eidos Montréalも関与しています。もちろん、前作のチームメンバーも何割か続投しています。それぞれの考えをぶつけあい、徹底的に議論してソリューションを探しています。

オムニツールに関してもどうしてもだめだという人もいるでしょう。そこを嫌いになる理由について掘り下げ、改善する努力をしていきたいです。

まずはコンセプトとしてありかどうかをきちんと議論していきたいですね。アーリーアクセスのいいところは修正できるチャンスがあることなので、できるだけ多くの人に楽しんでもらうために頑張ります。

――今冬実装予定のテントウムシのバギーにはどんな特徴がありますか?

クリスバギー全般については、皆さんが考えているようなことは用意していきたいですが、実現しきれるかは課題があります。テントウムシに限っては、それらしいアクションを複数考えていまして、プロトタイプを作っている最中です。

必ずしも実装を約束できるわけではありませんが、検討中なのはテントウムシの上に大砲を乗せるとか、ベースの一部をテントウムシのインベントリとして持ち歩くことができるとか、そういったものです。テントウムシで空は飛べませんが、そのうち空が飛べるバギーを出してみたいですね。

――クラフトはどんなものが追加されるのでしょうか?

クリス継続的にさまざまなものを追加しています。

前作にも多くのクラフトがありましたが、前作にあったものをすべて本作に移行できているわけではありません。

その代わり、本作には新しい武器・防具や家具などがあります。今後は新しいマテリアルも追加していきたいです。

待望の日本語化に加え、新ボスや新素材の追加、さらなるアップデートまで、盛りだくさんの内容が語られたメディアブリーフィングでした。Obsidian Entertainmentの重鎮にお話を聞けたのも嬉しかったです!

『Grounded 2』はPC(Steam,WindowsPC)/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:各務都心,編集:みお



ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/取材も執筆もたくさんやる、半ライター半編集 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。

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