かわいいステッカーを集めて、ちょード派手なカードを作っちゃえ!デッキ構築ローグライク『ぼくのカードのほーがきみのよりすごいもん!』プレイレポート | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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かわいいステッカーを集めて、ちょード派手なカードを作っちゃえ!デッキ構築ローグライク『ぼくのカードのほーがきみのよりすごいもん!』プレイレポート

とにかく可愛いけど、意外に骨太?

連載・特集 プレイレポート
かわいいステッカーを集めて、ちょード派手なカードを作っちゃえ!デッキ構築ローグライク『ぼくのカードのほーがきみのよりすごいもん!』プレイレポート
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インディーデベロッパーのUtu Studiosが贈る、ローグライク・デッキ構築カードゲーム『ぼくのカードのほーがきみのよりすごいもん!』が、10月7日にPC(Steam)向けに早期アクセスで配信されます。なお、日本語表示にも対応しています。

体験版のリリース以来、カードゲームファンから多くの注目を集めた本作ですが、製品版ではその魅力もパワーアップ。本作独自の魅力を少しだけお届けします。

なお、本記事執筆にあたり、Steamキーの提供を受けています。

本作の舞台は夏休み。プレイヤーは小さな子供となり、友達同士で流行っているカードゲームを遊んで、「遊び場でいちばんクールな子」となるため、デッキを強化していきます。

本作のゲームサイクルは大まかに、「カードバトル」と「カード作成」の繰り返し。カードバトルはその名の通り、ライバルとの対戦が楽しめます。バトルシステムは直感的で、カードの発動によって得られる「ステキポイント」をより多く集めた方の勝ち。

ステキポイントは、お互いのターンが終了したときに精算が行われます。ステキポイントがライバルより多いと、勝ち越した分のポイントで、画面上部にある相手のゲージを減らすことができます。つまり、攻撃と防御が一緒の行動なんですね。

ゲージは天秤のような仕組みになっており、すでに負け越している場合はそのマイナス分を含めて得点していかなければなりません。かわいらしい見た目ながら、なかなか骨太です。ゲージがどちらかに振り切ると、そのバトルは終了となります。

なお、勝ち越した分のステキポイントは、そのまま自分の場に残ります。つまり、毎ターン勝っていればいるほど有利なシステムです。自分の状況を整理し、常に有利な立ち回りをするのが重要なシステムと言えるでしょう。

そのほか、画面には「フィーバーゲージ」が存在。毎ターン、カードが発動するごとにフィーバーゲージが加算され、ゲージが溜まると、ターン終了時のポイント倍率が増加します。つまり勝ち越したステキポイントが一時的に倍増するため、一気に決着をつけることができるのです。一回のバトルが長引かないような、親切システムとも言えますね。いずれにせよただダメージを稼ぐだけでなく、いかに自分の状況を有利に保つかが重要なゲームシステムです。

続いて「カード作成」について。本作では、かわいらしい「ステッカー」を使って、カード作成や強化が行えます。

ステッカーには様々な効果が存在。ステキポイントを増やすといった基本的な効果から、場に特定のリソースを増やすといった搦め手も。リソースはそれ単体ではステキポイントにはなりませんが、リソースを消費することで様々な効果を発動するステッカーも存在します。ステッカー同士やデッキとのシナジーが非常に重要と言えます。

カード作成においては、単一のステッカーを貼るだけでなく、他の効果のステッカーを付け足す事もできます。これによって、一枚で強力な効果を発動させることができるのです。効果は上から順に発動するため、ここでもシナジーが重要となってきます。しかし、一枚のステッカーごとに発動コストが増える場合もあるため、高火力・高コストのカードを作るか、それとも低コストでそれなりのカードを大量生産するか、プレイヤーによっても戦略が変わってくるでしょう。

ちなみに、本作のユニークな点として、基本的に「カード削除」ができないシステムとなっています。『Slay the Spire』のようなデッキ構築型ローグライクでは、カード削除は非常に重要な要素ですが、本作ではその要素はオミットされているのです。

ですが、それによって「プレイングの選択肢が狭い」と感じることはありませんでした。なぜならカード作成の際に、デッキ内のステッカーは「自由に移動可能」だからです。これによって全く違う効果のカードを新たに作成することもできますし、極端な例で言えば、なんの効果も持たない「ブタカード」を作ることもできます(あまり意味はありませんが)。カード削除ができないことによる難易度の増加は否めないものの、それによってゲームプレイが妨げられるといった問題は起きませんでした。

基本サイクルはこのとおりですが、本作の肝はやはりローグライク要素。他のデッキ構築ローグライクと同じように、カジュアルながらもハラハラドキドキとしたバトルが楽しめます。もちろんバトルに敗北すれば、その時点でラウンドは終了。手に入れたカードや強化要素はすべて失われます。

ゲームプレイ開始時は、まずは基本となるスターターデッキを選びます。一日ごとに予定を選ぶことができ、その予定によってバトルでお金を稼ぐか、あるいはステッカーを集めるかが選択できます。一日の終わりには必ずカード作成のパートが挟まれ、デッキを強化することが可能です。そして、週の最後に強力なボスと戦うこととなります。ボスは強力なシナジーをもったデッキを使いこなすため、ボスとの戦闘前からデッキを仕上げていく必要があります。なお、初回プレイ時は一週目のみがプレイ可能。一週目のボスを撃破することで、次のチャプターが解放されていくのです。

ちなみに、筆者は初回プレイ時には「虫デッキ」を選択。こちらのデッキはリソースとして、場に「」を追加することができます。虫を消費してステキポイントやコスト、ドローカードなどに変化させる事が可能で、柔軟な立ち回りと、継続的なダメージが魅力といえます。初心者でも扱いやすいデッキだと感じたので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

また、本作のもう一つの魅力とも言えるのが、可愛らしいグラフィックやライバルたち。キャラそれぞれに多様な個性があり、その個性に沿ったデッキを使いこなしてきます。カードゲームファンに分かりやすく例えるなら、『Magic The Gathering』の大会プレイヤーが、自分のデッキ傾向に合わせたファッションをしているのと同じですよね。本作ではそれがよりかわいらしく、ユニークなかたちで表現されています。

ライバルたちはプレイヤーがカードを発動すると「なにそれ!?すごい!!」といった顔で目をキラキラさせてくれますし、反対に負けたときは非常に落ち込んで、なんとも可愛らしいです。筆者であるわたしも、思わずライバルたちの挙動に合わせて「うわそのカード強っ!」と声を出してしまうなど、童心に還った体験ができました。

なお、製品版である本作では、体験版より要素を追加。新しいステッカーや効果、また新属性デッキに、それを使いこなすライバルなどが追加されています。好評だった基本システムはそのままに、体験版からよりパワーアップしているかたちです。さらに、一回のバトルが長引いた際の「サドンデス」要素も追加。15ターン以上経過すると、最後の1ターンとしてプレイが可能で、その中でのゲージの進行状況によって勝敗が決まります。そのため、勝敗をより簡単に決めることができます。

なお、本作は早期アクセスを行っており、今後もプレイヤーからのフィードバックへの対応や、各種アップデートを行うとのこと。正式版であるVer.1.0で追加される要素としては、ユニークルールが適用されるチャレンジモードや各種難易度の追加、主人公キャラのカスタマイズ機能などが実装予定。早期アクセスの期間としては9~12ヶ月程を予定しており、継続的にアップデートを行うようです。

そんな『ぼくのカードのほーがきみのよりすごいもん!』は、PC(Steam)向けに10月7日早期アクセス開始。なお、日本語表示にも対応しています。

ライター:タキトウ ハル,編集:みお

ライター/ゲームも音楽も大好きな雑食ゲーマー タキトウ ハル

ローグライクとダンスミュージックが大好き。Redditのゲーマーコミュニティをよくチェックしています。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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