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DCG&ポケモンライクなデッキ構築ローグライトの新鋭!『Decktamer』プレイレポ―笑いが込み上げるくらい強くできちゃう

シェルキャット、君に決めた!

連載・特集 プレイレポート
DCG&ポケモンライクなデッキ構築ローグライトの新鋭!『Decktamer』プレイレポ―笑いが込み上げるくらい強くできちゃう
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もはやSteamの顔と言っても差し支えないほど、日々進化し続けているジャンル……デッキ構築ローグライト。今年も大量に良作が生まれていますが、その中でも『Decktamer』は一味違った魅力を秘めていました。

アビスを探索するにはクリーチャーの力が不可欠! 体力を削って手懐けるどこかなつかしいテイム体験

本作は『Slay the Spire』に代表されるデッキ構築ローグライト。プレイヤーは探検家として、突如発生した巨大なクレーター「アビス」に潜り、奥へ奥へと進んでいきます。

といっても、一般的なローグライトと違い、プレイヤーはクリーチャーと戦いません。クリーチャーと戦うのは……クリーチャーです!

ゲーム開始後、最初の一匹目を入手できます。毒をもったケッツィ、淡く発光するルーミィ、防御の硬いシェルキャットという御三家から一匹を選ぶわけです。クリーチャー博士が出てきて色々解説してくれるとか、選んでないクリーチャーをライバルが持っていくとか、そういうことは起きません(なお御三家と言いつつ、ゲーム進行により増えていきます)。クリーチャーそれぞれの名前を好きに変えられるなど、どれとは言いませんが、ちょっと似ていますねぇ~?

そののち、同行するクリーチャーのグループ(必ず四体セットで加入)を選択します。今回はケッツィ一体とブルウィーヴィル四体という編成で挑むことにしました。

初期デッキを確定させたら、2つのルートから行き先を決めます。本作にショップや休憩ポイントといったノードの概念はなく、戦闘→イベント処理という手順を7回踏んで、ラスボスに挑むというシンプルな構成をしています。

ルートにはそれぞれ出現するクリーチャー、手に入るアイテム報酬、戦闘後のイベント処理の3つが完全情報として記載されており、アクシデントやランダム要素を排除した設計になっています。

さて、戦闘が始まりました。各レーンごとに敵クリーチャーが一体ずつ配置されています。左の赤いハートが体力、右の緑の丸がスピードです。

クリーチャーは「才能」という常時発動しているパッシブスキルと、1ターンにひとつ選択して発動する「技」を持っています。これらを駆使して、敵クリーチャーを倒していくのがこのゲームの目的なのですが……倒してばかりではいけません。何せ本作は(一部のイベントを除くと)クリーチャーを補充する機会が一切ないので、すぐに手持ちのクリーチャーが尽きてしまいます。

そこで出てくるのがクリーチャーを手懐けるアクション。画面左下のバックパックをクリックすると、いくつかのアイテムが展開されます。

この「肉」「ベリー」「魚」といったアイテムを敵クリーチャーに与えることで、そのクリーチャーを入手することができるのです!

といっても、ポンポンあげればいいわけじゃありません。元気なクリーチャーはたとえ好物を貰ったとしてもなびいてくれず、成功率が低いです。まずは弱らせなければならないのです。うーむ、昔からよく知っているメカニクスな気がする……!

弱らせるということは、多くの場合は敵の攻撃を受けなければならないということ。つまり、この手のデッキ構築ローグライトにありがちな、わかりやすい強シナジーでパターンにハメて瞬殺……ということができず、どんなクリーチャーとも常に向き合っていかなければならないわけです。

しかも、クリーチャーを回復させる手段も限られているため、手持ちをほどよく大切にしつつも要らなくなったらちゃんと見限り、どんどん新しいクリーチャーを補充していくというなかなか運用が忙しいゲームなのです。

もうひとつ、本作の面白い点は「変異」にあります。

プレイヤーは初期状態で3つの「空の注射器」というアイテムを持っています。これは手持ちクリーチャーの「才能」か「技」を抽出し、他のクリーチャーに与えることができるものです。

これにより、明らかに2体で補完しあう強シナジーを1体にまとめたり、もう用済みのクリーチャーから強い技を吸い取ったり、ちょっとした弱点を目が覚めるような長所にしたりと、やりたい放題できるわけです。

特に終盤はひとつひとつの技がとんでもなく強くなっていくので、笑っちゃうような最強編成にすることが可能です。

先述した仕様である強い技を持っている敵クリーチャーでも一度手懐けなければならないという点により、そう簡単にいかないのが面白いところです。いやはや、良くできておりますね。力のあるやつを従えるには、こっちも力を示さなきゃならねぇんだな……!

技の説明欄が狭すぎる点や、一部の強力なイベントによってゲームバランスが崩れてしまうのが問題ですが、古来からあるコンセプトを上手い具合に昇華したデッキ構築ローグライトでした。ゲーム進行で読める探検隊のロアも、なかなか緊張感があって素敵です。

タイトル:『Decktamer』

対応機種:Steam

記事におけるプレイ機種:Steam

発売日:2025年10月27日

著者プレイ時間:7時間

サブスク配信有無:なし

価格:1800円(2025年11月11日まで1530円のセール中)

※製品情報は記事執筆時点のもの

クリーチャーを手懐けるか、それとも倒してしまうか……常に正しい判断とデッキ運用が求められるスパ!

ライター:各務都心,編集:みお

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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