迫る脅威、新たな戦士、新たな地変―500時間プレイ&深き夜カンスト勢による『エルデンリング ナイトレイン』DLC『フォーセイクン・ホロウズ』プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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迫る脅威、新たな戦士、新たな地変―500時間プレイ&深き夜カンスト勢による『エルデンリング ナイトレイン』DLC『フォーセイクン・ホロウズ』プレイレポ

深き夜は終わらない。さらなる深淵に夜渡りを誘う…

連載・特集 プレイレポート
迫る脅威、新たな戦士、新たな地変―500時間プレイ&深き夜カンスト勢による『エルデンリング ナイトレイン』DLC『フォーセイクン・ホロウズ』プレイレポ
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皆さん、夜を渡っているでしょうか。フロム・ソフトウェア開発『エルデンリング ナイトレイン』。『ELDEN RING』のスピンオフ作品であり協力型サバイバルアクションゲームとして発売された本作は多くの夜渡りの民を生み出し、すでに売上は500万本を突破。筆者もプレイタイムが500時間を超え、ほぼ毎日1回は起動し遊ぶくらいにハマっています。

そんな中毒性のある本作ですが、12月4日にDLCである『フォーセイクン・ホロウズ』が発売されました。これだけハマった作品のDLCが出る、ということで深き夜カンストまで遊んだ筆者も初日からプレイ。その所感を今回レビューとして皆様にお届けします。なお地変及びボスのネタバレがありますので、その点はご注意ください。

ハイスペック近接の葬儀屋、使い手によって性能が変わる学者

まずはDLCの目玉の1つである追加操作キャラクター。それが葬儀屋と学者です。どちらのキャラもDLCのストーリーを少し進めればすぐに使用可能になります。

まずは葬儀屋。シスターのような佇まいをする彼女の得意武器は槌。近接タイプのキャラクターです。ステータスは筋力と信仰が高い筋バサ系。ただ体力は近接系のキャラの中では少々低め。で、実際に使った感想としては……普通に強いなこのキャラ!

まずスキル「トランス」。が雑に強い。発動すると自身にオーラを纏い、約8秒程度効果が持続するのですが……その間攻撃力が上昇、連続攻撃でさらに攻撃力上昇、カット率上昇、強靭度上昇、通常の移動がダッシュに変更、回避がステップになる、発動時にスタミナが大きく回復するという欲しいもの全部詰め込みましたセットすぎる。弱いわけがない。クールタイムは14秒あり、発動中はクールタイムのタイマーも始まらないので多用はできないですが、それを差し引いても強いです。しかもアーツゲージ100%を消費すると効果時間が約2倍になってどんな攻撃も回避するってどれだけ盛ってるんだ……。

アーツの「不吉の一撃」は使いやすい。シンプルなダメージと怯みを与えるもので、射程もかなり長めです。触手を口から出すのがすごい好き。ただ救助には余り向かない。でもアビリティが本当にやばい。「力の感応」というアビリティは他のキャラがアーツを使うと約5秒の間、アーツアイコンが紫色になりその間は無料で1回アーツを撃てるもの。これがやばすぎる。

ダメージはさすがに抑えめになっていますが、怯みは変わらないため、これにより道中のボスで葬儀屋3人だとアーツだけでハメ殺しできるほど。さらにジャスト回避しても発動します。これが気持ち良すぎて快感になる。総じて言えるのは、追跡者と同等レベルで初心者から上級者までオススメの近接キャラかなって印象です。操作してて楽しい。

一方、もう1人の追加キャラは学者。彼は神秘特化のキャラ。神秘Sのキャラは執行者もいますが、個人的には執行者が神秘Sなら学者はSSと言ってもいいほどに神秘の能力値が高いので状態異常にとにかくできるキャラ。HP・FP・スタミナは近接キャラとしては標準くらいですが、回避が守護者と同様のステップになるため回避性能は低め。得意武器は刺剣です。

で、こっちも使用したのですが…とにかくやることが…やることが多い…!

やることが忙しい最大の理由がアビリティの「携行知識」。このアビリティは2つの能力があり、まず1つがアイテム1枠の所有数が他のキャラと比べ大体2倍あります。例えば火炎壺であれば通常のキャラは1枠2個までですが、学者は1枠に4個所有することが可能。

そしてもう1つがアイテムを使いこむことでアイテムレベルが上がる点。このアイテムレベルは壺・苔玉・食べ物・石など種類ごとに管理されており、一定回数使用すると最大Lv3まで上昇します。(攻撃系武器は敵に当てないとレベルが上がらないのでその点は注意)レベル3まで育てると強力な付加効果が解禁されるということで、学者はとにかく道中でアイテムを集め使い込むというのが基本のプレイングになっていきます。なので、味方の進行にどうしても合わなくなるんです。食べ物むしゃむしゃ食べまくったり、石を使ったり…ボス戦に向けて何を溜め込むか…普段とは全く違う頭の使い方をする必要があります。

さらにスキル「探究」の存在が学者をより多忙にします。このスキルは発動すると敵に円形のゲージが出現し、時間経過によって少しずつ赤いゲージが溜まっていきます。そしてスキルボタンを押せば敵の攻撃力を下げるデバフを、アーツボタンを押せば自分の最大スタミナを一定時間上げます。この効果量は円形のゲージがどれだけ溜まっていたかによって変わり、半分未満・半分以上最大未満・最大の3段階で分けられています。

最大まで溜めた場合は追加で恩恵があったりするのですが、それよりも問題なのが「敵にスキルを発動した数だけある程度スキルゲージが溜まった状態でスタートできる」という点。これのせいでとにかく敵を沢山巻き込んでスキルを発動する必要性が出てくるため、さらに忙しさが加速します。

さらにさらにアーツの「共感術」も大事。これは自身を中心に広大な範囲内にいる敵と味方をリンク状態にするもので、リンク状態では敵に与えたダメージが他の敵にも一定量同様に入るようになり、味方は逆に敵にダメージを与えることで回復することができます。この効果は戦闘不能で救援を待っている時にも有効なため、敵を殴るだけで救援も行うことが可能です。さらにダメージを受けても一定量の反射ダメージを与えたり、聖杯瓶で回復しても敵にダメージを与えられます。効果範囲がかなり広大なので、例えば城の地下にいるボスとの戦闘中にアーツを使用することで、地上にいる敵も巻き込むことができボスと戦っているだけで他の敵が勝手に倒れルーンを稼げる、なんてことができます。

こうして列挙していくとわかる通り、学者は遺物構成によって色んなことが出来ると同時に、あまりにできることが多すぎるのでプレイヤーの知識と能力によってその強さが思い切り上下するピーキーなキャラと言えます。極めたらめちゃくちゃ強いと思うけど……そこに至るまでは大変だなあと。

多数戦、力と力の戦い、ファンの待望の復活ボス

DLCで追加された大ボスは(現状)2体。1体目が安寧者たちです。「たち」と名前が付けられている通り、このボスは全部で7体存在します。それぞれが武器を持ち、戦闘が始まるとその武器を用いて殴りかかってきます。とはいえ7体全員が1人に群がることはなく、1人に対して大体2~3人のボスが襲ってきます。また、1人1人の体力はそこまで多くなく強靭度も高くないので各個撃破を意識しつつ慎重に立ち回れば序盤はいけるでしょう。

問題は一回全滅させた後。最後に倒したボスがオーラを纏い、豪華な衣装を身に纏い復活します。それに合わせて他のボスも復活し、空中に飛び上がった後大技を繰り出してきます。この大技が非常に派手かつ広範囲を1人に対して集中的に狙うので、回避がかなり困難。幸い、この大技は物理なので盾があれば盾を上手く使うことでいなすことができます。また、全体の体力は共有されているのでどのボスを殴ってもダメージが入っていくので、倒し続ければいずれは勝てます。

……が、それがとにかく大変。一回撃破した後は豪華な衣装を身に纏ったキャラは攻撃がかなり強化されており、他のボスも掴み攻撃が増えてくるので油断すると死角から掴まれてやられる、なんてことも。ただ、パリィできる攻撃も多いボスなのでタイミングを掴めば倒しやすい人もいるかもしれません。個人的には結構しんどいボスでした。

もう1体が瓦礫の王。こっちはかなり大きな図体をしているのですが、動きはかなり機敏。一発一発の攻撃のダメージも大きく、派手な攻撃も多いです。さらに一定量のダメージを与えると瓦礫の球体を爆破させ、周囲に腐敗の雨を降らせ状態異常にしてきます。しかも雑魚敵も沢山生み出されていき、かなりの乱戦模様に……。

そして苛烈な攻撃を掻い潜って無事撃破……と思いきや、このボスは第2形態があります。第1形態よりさらに動きは機敏に、攻撃の1つ1つもさらに派手に効果範囲も広くなっています。ただ、派手な攻撃の後は必ず大きな隙を晒してくれるので、上手く攻撃を回避すればダメージを効率よく与えることができます。体力は非常に多いボスですが、一定ダメージを与えるごとに防御ダウンのデバフが入るので、力と力のぶつかり合いというのを実感しつつ、練習すればするほど上手く戦える達成感を与えてくれるいいボスだなと筆者は感じました。

また、この2体のボスに挑むために道中で戦うボスも強力なものばかり。安寧者たちを選んだ場合、2日目には血の君主モーグが出現することがあります。勿論原作通りニーヒルが飛んでくるので、対策をしていないととにかくダメージが痛い。また初日が傷ついたデーモン・うろ底のデーモンだった場合、2日目では特殊な演出と共にデーモンの王子が出現。初日でどちらを先に倒したかによって大技が変わったりするので、そのあたりの拘りも楽しいです。

そして瓦礫の王の場合、2日目のボスは神獣獅子舞か『DARK SOULS』で人気のボスとして名を馳せていたアルトリウスが登場。獅子斬りや深淵纏いなど、ファンなら堪らない攻撃を繰り出してきます。ただ本当に強いので、初見の人は苦労すること間違いなしです。実際筆者も一番きついボスがアルトリウスだな、という印象です。獅子斬りの性質がわかっていても避けづらい……。

とにかくボスの難易度は通常のものよりかなり高いものばかりです。深き夜である程度遊んでいる人でも十分歯ごたえのある難易度だと思います。深き夜で出現するようになったら大変だなと今から実感しています。

新「マップ」、大空洞

さて、DLCでは新しい地変として大空洞が追加されました。ただ、この「大空洞」は新しい地変として追加されましたが、実際は他の地変と全く異なります。大空洞の地変で出撃した場合、今までのリムベルドとは全く違う場所に降り立つことになります。それもそのはず、この「大空洞」は今まで私たちが戦ってきた場所からずっと下の地下という設定になっているからです。そのため、今までのマップ知識は全く通用しません。それはもう新マップなのよ。

この「大空洞」という地変、とにかく名前の通り空洞ということで高低差が激しいマップとなっています。単純な縦横の広さだけなら今までと同様ですが、高低差が2~3倍ほどに膨れ上がっていることもあり、とにかく上へ下へと移動することになります。しかも落下死するポイントも多数あるため、油断するとすぐ死にます。本当に。

さらに特定のエリアに入ると最大HPが強制的に半分になったり、特定の結晶を破壊することで大結晶が破壊出来、そこで恩寵を獲得したりとギミックも多数存在します。道中にいるボスも今までとは全く違うものも多く配置されていたり、深き夜でしか登場しなかった変異体ボスすら出てきたりします。勿論撃破すればユニーク武器を落としてくれます。マップそのものの難易度も通常のものより遥かに難しいですが、その分上手く攻略することでマークを大量に稼ぐことも可能になったり、簡単に最大レベルまで上げることが出来たりと攻略しがいのあるマップではあるなと感じています。……覚えるのが大変ですが。

一方、DLCの大ボスを目標にした場合、通常のリムベルドにも大きな変更が加えられました。新たに「湖沼」「鍛冶村」が追加されました。「湖沼」では特定の状態異常にする沼が存在しており、深い場所に入ると移動速度も大きく減少するもの。ボスは基本建物の地下にいるのでそこに向かってボスを倒し地上に戻るのが基本の流れ。もう一方は「鍛冶村」。ここでは条件を満たすと武器の1つを選択して戦技を変更できます。ただしどの戦技が選ばれるかはランダム(気に入らなければ戻すことは可)。新たなルート構築ができるのでその点は普通に楽しいです。

また、乱入イベントも2つ追加されており、カリゴは視界が一定時間真っ白になり上から氷攻撃が振ってくるものが定期的に飛んできます。大空洞でこのイベントが出ると本当に何もわからないまま落下死する上、そもそも氷ダメージも痛いとかなりきついイベント。実入りは多いので個人的には嫌いじゃないです。

ただグラディウスのイベントは本当に辛い。3体分裂してそれぞれ点在しているので倒しにいかないといけないというのに常に燃えているエフェクトのせいで視界が見づらい上、常にスリップダメージが入り続けるし、1体目を倒すとグラディウスの子犬版みたいなのが無限に沸くようになり、地面に火ブレスを吐いたり突撃してくるわスリップダメージは強化されるわで本気でやばい。現状、対策が放置が一番安定するって時点で大分やばいイベント。このイベントはさすがにもう少し難易度下げて欲しいですね……!子犬無限湧きをせめて無くして欲しいと思ってます。

深い深い夜に没入したい人向け

今回DLCを遊んで感じたのは、このゲームをやりこんでいる人向けの難易度だなというものです。葬儀屋は別として、それ以外の要素の大半がやりこみ勢向けの難易度だなと個人的には思いました。私はめちゃくちゃ歯ごたえあって楽しい!という気持ちになっていますが、深き夜をそこまで遊んでいない人、あるいは通常の方で苦労している人には難しすぎて投げ出してしまう人も出てくるだろうなと思うくらいには難しいと思います。もちろん「高難易度こそフロム作品だ」と感じる人であれば間違いなく楽しめるとは思うので、そういったチャレンジャーの夜渡りの方にはぜひ年内の挑戦の1つとして遊んでみるのはありだと思います。

『エルデンリング ナイトレイン』DLC「フォーセイクン・ホロウズ」は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Windows(Steam)向けに販売中です。


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ライター:げーまー哲,編集:みお





ライター/焼きうどんが大好きなVtuberライター げーまー哲

2020年7月からVtuber活動開始。 普段はTRPGや音楽ゲームの配信を中心に活動。 それと同時にライター・ゲーム開発・同人活動を並行するマルチプレイヤー。 焼きうどんが大好きで、月の昼食の2/3は焼きうどんしか食べない。 世に出たゲームハードを多数所持しており、いずれ全てのゲームハードを所有するのが夢。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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