デンキワークスは『TANUKI: Pon's Summer』のリリースを2026年に変更することを発表しました。
2026年に延期
デンキワークスはは、タヌキ郵便配達員ADV『TANUKI: Pon's Summer』の発売時期を2026年に延期すると発表しました。「発売延期の決断は簡単ではなかったが、追加の開発期間をきちんと活用する」とコメント。デモ版への好評なフィードバックを受け、より幅広いプレイヤーが楽しめるよう、ゲーム内容のブラッシュアップに注力するとしています。2024年9月に配信された「Xbox Tokyo Game Show 2024 Broadcast」にて発表された際には2025年リリースとされていました。
プレイアビリティを向上させる改善
デモ版のフィードバックを受けて、プレイヤーが自由に配置できるタグ機能とミニマップを新たに追加し、ナビゲーションシステムを改善。「道に迷いやすい」という声に応え、配達ミッションがより快適にプレイできるようになるとのこと。さらに目的地マーカーを実装し、ミッションを受ける順番を自由に選択可能に。また、主人公ポンが取り組める仕事や趣味が、量・種類ともに大幅に拡充し、湾の向こうにある島ひとつ丸ごと探索できる新エリアも追加されます。
新エリア「湾の向こうの島」を公開

今回新たに、電車で訪れることができる湾の向こう側の島エリアが公開。山あいの岩だらけの町で、BMXでのグラインドやトリックが楽しめる、これまでとは異なる雰囲気のロケーションとなっています。新エリアでは地元の石工から技術を学んだり、地元商店の営業を手助けしたりと、新たな出会いとタスクが待っているようです。神社再建のための資金集めや修復作業、巨大な岩を転がすパズル、重機の操作など、主人公が学べる技術も増加します。オオクワガタや珍しいチョウの採集、釣りで大物を狙うなど、じっくり楽しめる趣味要素も。


デモ版は近日配信終了、製品版で大幅改善を約束
開発チームは「現在のデモ版では、素敵な世界の説明には不充分」として、近日中にデモ版の配信を停止すると発表。遊んでみたいプレイヤーのために若干の猶予期間を設けるが、製品版では大きく改善されるとのことです。
今後数ヶ月は物語や会話システムの改良、キャラクターモデルとアニメーションの向上、既存アクティビティの磨き込みなど、重要な開発が続く予定としています。さらに「もしかしたら、ガラクタ製ヘリコプターだって…」と、新要素の追加も示唆しています。
10万ウィッシュリスト登録を達成している『TANUKI: Pon's Summer』は、PC(Steam,Windows PC)/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けにリリース予定です。










