
エレクトロニック・アーツとRespawn Entertainmentは、配信中のバトルロイヤルシューター『Apex Legends』のシーズン30「Marked」を、日本時間2026年8月5日2時からスタートします。
新シーズンでは、レジェンド・ブラッドハウンドのリワークが実施され、より恐ろしいハンターとして登場。ローバとランパートもアップデートされています。また、ブラッドハウンドとの関連性が深い惑星タロスにあるマップ「ワールズエッジ」にも変化が起こっています。
さらにゲーム内での物資収集システムの改修、新たな装備品「コラプテッド・アタッチメント」が実装。ブラッドハウンドをモチーフにしたミシックCAR、バトルパスでのレジェンドスキンが追加されるなど、リワークされるハンターを象徴するような、さまざまな新要素やアイテムでシーズンを盛り上げます。
本稿では、新シーズン「Marked」の概要とともに、7月24日に開催されたメディア向け合同セッションの様子をお届けします!なお、新シーズンの概要に関しては、プレスリリースを元に作成しています。
ブラッドハウンドが大幅リワーク!

「Marked」でリワークが実施されるレジェンド・ブラッドハウンドは、これまで以上にハンターとしての能力が研ぎ澄まされます。強化されたパッシブは敵の移動で光る軌跡を残すようになるほか、白いカラスの距離や効果もアップしています。
リワークされた戦術アビリティは、全身を映し出すスキャンの持続時間が延長。さらに、一定間隔でスナップショットスキャンが発生することで、獲物をより長く視認できるようになります。
そして新たなアルティメット「オールファーザーのクローク」は、設置した範囲のレジェンドにクローク状態を付与します。クローク状態では移動速度上昇と脅威ビジョンの効果を得られます。設置範囲外に出てもクロークはしばらく持続しますが、攻撃およびダメージで効果は解除されてしまいます。

リワークに伴いレジェンドアップグレードも一部刷新。アルティメット使用時に戦術アビリティをリフレッシュする「ヒドゥンサイト」、白いカラスを送り出して別の敵部隊を独立して偵察する 「バーズアイ」、 武器を発砲した後に再びクローク状態になる「トゥループレデター」などが実装されます。
開発方針
ブラッドハウンドについては、プレイヤーが本当に恐ろしいハンターになったと感じられることを目標にしました。
従来のプレイスタイルは受動的になりやすく、味方が攻撃のきっかけを作ってくれることに依存していました。追跡能力の強化と、新たなアルティメット『オールファーザーのクローク』によって、ブラッドハウンドは戦場を素早く分析し、弱点を見つけた際に積極的に攻め込むための手段を手にしました。
敵部隊がブラッドハウンドを追い詰めたと思った次の瞬間には、目の前に残っているのは巻き上がる砂埃だけで、暗闇から3丁の銃を向けられていることでしょう。ブラッドハウンドを使用するプレイヤーには、勝利へ向かう群れの先頭に立ち、自ら率いていると感じてもらえるはずです。
ローバ&ランパートのアップグレード

◆ローバ
ローバは、アルティメット「ブラックマーケット」のクールダウンが短縮され、部隊への物資供給能力が向上。 戦術アビリティは移動速度と距離が向上することで、獲物から反撃を受けた際に、よりスムーズに離脱ができるようになります。
開発方針
物資収集に関する変更によって、今シーズンのローバはこれまで以上に活躍しやすくなると考えていますが、彼女のアビリティ構成自体にも、もう少し手を加えるべきタイミングだと判断しました。
特に、戦術アビリティは『Apex』の戦闘スピードに対して時代遅れに感じられる部分がありました。発動速度の向上によって、この怪盗はさらに捕まえにくい存在になります。
アルティメットをより頻繁に使用できるようになることと組み合わせることで、ローバは部隊を安定させる存在となり、競争相手より常に一歩先を行けるようになるでしょう。
◆ランパート
「シーラ」の射撃中により速く移動できるようになり、機動力のある火力によって部隊の攻撃を支援できるようになります。また、戦術アビリティ「増幅バリケード」は設置速度が上昇し、より多くのダメージに耐えられるようになります。ロックされているホップアップの進行も大幅に速くなります。
開発方針
ランパートが持つ「機動力のあるアンカー」としての役割をさらに強化し、防御から攻撃へ、勢いを失うことなく移行できるようにしたいと考えました。
シーラの射撃中における移動速度を上げ、増幅バリケードの耐久性を強化することで、ランパートが継続的にプレッシャーをかけ、より効果的にエリアを確保するための手段を与えています。
マップ「ワールズエッジ」アップデート
新シーズンでは、マップ「ワールズエッジ」が変貌し、古き神々を思わせる意匠や新たなPOI、アップデートされたPOI、そして夜空に輝くオーロラが登場します。
ブラッドハウンドの部族が「クリマタイザー」を自らの領地とすることで「イーストビレッジ」の独自の建築様式と巨大な「ロングハウス」を築いています。また「ウォーキャンプ」は「調査キャンプ」に取って代わることで、手に汗握るアリーナ形式の決戦を提供します。


既存のPOIである「ツリーセトルメント」には新たな生命が芽吹き、「ワールズエッジ」に高低差を生かした新しい移動ゲームプレイをもたらします。そして「仕分け工場」の復活や、フラグメントに再登場する 「建設現場」が登場。ランドスライドの上には「ビッグ・モード」を駐車する新たな場所も追加されます。


また、マップの変化に伴い、ストーリーのアップデートも行われています。
アップデートされたストーリー
ハモンドは事業の優先順位を変更し、惑星の復興活動を縮小する一方で、「仕分け工場」などの施設における工業活動を再開しました。
この決定により、ブラッドハウンドおよびタロスの人々との緊張が再燃しました。彼らは、惑星の未来を外部の企業に任せることは、もはやできないと考えていました。
ビジョンに導かれたブラッドハウンドは、部族とともにタロスへ戻り、土地を取り戻す活動を開始しました。 クリマタイザーは解体され、荒野の各地に集落が築かれ、北部の辺境では新たな森林が根付き始めています。
ワールズエッジの多くの場所には、今なお何世紀にもわたる工業活動の傷跡が残されていますが、再生の兆しが風景の各地に広がり始めています。
開発方針
ワールズエッジは競技性の面で非常に良い状態にあります。そのため、今回の重点はPOI間の格差を縮小することと「仕分け工場」や「建設現場」の復活といった、プレイヤーから頻繁に要望されてきた変更を実現することでした。
ブラッドハウンドのリワークを補完するため、今回のアップデートで追加される新POIを活用し、ブラッドハウンドの物語を意味のある形で前進させています。
アイテム収集を刷新&新装備登場
シーズン30では、明確な代償と引き換えに、終盤で新たな力をもたらす新装備の「コラプテッド・アタッチメント」が登場。また、武器ステータスが可視化されることで、各アタッチメントが武器の性能をどのように変化させるかを確認できるようになります。
さらに、物資の供給システムがアップデートされます。拡張サプライボックスと武器サプライボックスの削除、野生生物から獲得できるアイテムの削除、武器庫およびサプライボックスのリセット仕様のリワークなどの変更が実施されます。

この仕様変更によって、ロードアウトを完成させるために費やす時間が減り、実際にロードアウトを使用する時間が増加します。
開発方針
狩りという本来重視すべき要素に焦点を当てるため、物資収集のフェーズをさらに少し簡略化しています。
コラプテッド・アタッチメントは、インベントリ管理を単なる作業ではなく、重要な戦略的選択へと変えるために導入しました。
特定の種類のサプライボックスや野生生物からの物資といった不要な要素を取り除き、進むべき道を整理することで、プレイヤーがアイテムの整理に費やす時間を減らし、戦闘に費やす時間を増やせるようにしています。
そのほか、新たなミシックアイテムとしてCARが登場。「Marked」プレミアムバトルパスでは、ブラッドハウンドとコースティックのレジェンダリースキンが入手できます。「アルティメット+」では、さらにブラッドハウンドとコースティックのアルティメットと限定スキンバリエーションも獲得できます(スプリット1)。




メディア合同QAセッション
――ブラッドハウンドは、比較的使いやすい初心者向けのレジェンドだと思いますが、今回のリワークで目指した「ハンターらしさ」について教えてください。
開発チーム:ブラッドハウンドは『Apex Legends』初期から存在するレジェンドで、カラスやハンターらしい装備などのDNAを失わずに、より狩る側のハンターとしてのイメージを強くしています。
スキャンで得た情報を活かせるのかを深堀りすることで、チームメイトだけでなく、自分から仕掛けたり、一人でも仕掛けられたりと、そういったスタイルを伸ばしています。
――なぜ今回リワーク対象にブラッドハウンドが選ばれたのでしょうか?
開発チーム:開発としてもブラッドハウンドのクラスや能力が弱いのは認識していました。シーズン28でもアップデートを行いましたが、それでも根本的なテコ入れが必要だと意識していました。
『Apex Legends』はゲームとしてどんどん進化していく中で、ブラッドハウンドがついていけていないという懸念がありました。そこで、以前のライフラインのように、アイコニックなキャラクターをモダンにすることを考えました。
その実現のために、アビリティの改良などを通じてブラッドハウンドの「ハンターとしての楽しさ」を追求することがリワークのテーマでした。
――ワールズエッジのアップデートで、現在より古いデザインの家や橋などが確認できます。今回、このようなデザインを採用した理由とこだわりについて教えてください。
開発チーム:今回登場する家や家屋のデザインは、ブラッドハウンドのキャラクターにも連なる北欧らしさをイメージしています。
これまでブラッドハウンドのストーリーに大きく焦点を当てられてなかったのですが、今回はそのオリジナルストーリーの部分をワールズエッジを通して伝えています。企業が惑星を植民地化・開発して自然を破壊していくことへの奪回や反逆を感じられると思います。
実際にマップを見ていただければわかりますが、さまざまなエリアで植物や自然が戻ってきているので、そういった変化でストーリーも感じられると思います。


――ブラッドハウンドのリワークに合わせて、マップやストーリーもアップデートされています。今シーズンでブラッドハウンドには、どのようなセリフや会話が増えているでしょうか?
開発チーム:具体的な内容に関しては教えることはできませんが、色々なレジェンドとの会話やPOIでのセリフを用意しています。
特に新たに追加されたPOIでは、ブラッドハウンドの台詞を通してストーリー上の意味や出来事などを伝える形になっています。
――リワークされるワールズエッジで注目してほしいPOIはどこでしょうか?
開発チーム:POIならば、復活する「仕分け工場」に注目してほしいですね。初期から遊んでいるプレイヤーはノスタルジックを感じられますし、シーズン10以降に遊び始めたプレイヤーの方には新鮮な場所になると思います。
個人的にはブラッドハウンド関連で「ツリーセトルメント」というPOIがあるのですが、こちらはぜひとも注目してほしいところですね。


――アップデートされたワールズエッジは夜を意識した暗めのマップになりそうです。この変化について、視認性などの調整はどうなっているのでしょうか?
開発チーム:『Apex Legends』のマップはそれぞれユニークなトーンを持っていて、プレイヤーの皆様に楽しんでいただけると思っています。
その意味でビジュアルを変えるというのは重要ですが、同時に競技としての優位性やプレイしやすさも考えなければなりません。ビジュアル的にプレイヤーに新鮮さを与えながら、ゲームでも競技性の高いワールズエッジの特徴を活かした形を目指しています。


――武器の追加や調整、ローテーションの変更について、開発チームが意識している指標について教えてください。
開発チーム:ゲーム内でのピック率や勝率、キルレートなどのデータは参考にしていますし、ユーザーからのフィードバックも重要です。また、地域ごとのデータも参考にしています。
――今シーズンで注目してほしい武器はありますか?
開発チーム:エネルギー武器はかなり変わっているので、ぜひとも楽しんで使ってほしいですね。30-30はケアパッケージ武器になるので、こちらも注目してください。

――拡張と武器サプライボックスの削除で、アサルトおよびサポートクラスには何かしらの新しいクラス能力が用意されるのでしょうか?また、ゲーム内での武器やアタッチメントを入手するバランスはどのように変化するのでしょうか。
開発チーム:サポートとアサルトクラスについて、クラスアビリティの補填は考えていません。現時点でも十分に他のクラスと渡り合えていると思うので、今後のデータやフィードバックを見て今後の方向性を考えていきたいと思っています。
アイテム収集については、初期の『Apex Legends』に戻るイメージに近いと思います。序盤は少ない選択肢から始まるので、ゲームを通してどこでアイテムを探すのか、どこで戦うかという判断が重要になります。
その中で、高レアリティの武器や、追加された「コラプテッド・アタッチメント」を発見したときのワクワク感が楽しめると思います。
――シーズン30ではローバとランパートも強化されますが、強化対象に選んだ理由を教えてください。
開発チーム:今回のアイテム収集の仕様変更に対して、武器集めとチーム強化がテーマにあるローバをアップデートしました。アビリティをより早く使えるようになったので、新しくなった環境で活躍できると思います。
ランパートは、シーズン27のアップデート後もまだピックアップ率が低かったので、彼女の「ハマれば強い」という個性をさらに高める調整を行いました。シーラ使用中のスピードアップや、移動の容易性を上げることで使う楽しさを上げているイメージです。
『Apex Legends』のシーズン30「Marked」は、日本時間2026年8月5日2時からスタート予定です。











