
『モンスターハンターワイルズ』にて2026年2月18日、“最終アップデート”「Ver.1.041」が配信されました。発売直後に本作を厳しく批判したDaniel Owen氏が検証動画を投稿し、パフォーマンスの向上を報告しています。
「LOD」の実装とCPU処理が安定化
今回のアップデートでは、最適化として「LOD(レベル・オブ・ディテール)」が実装されました。これはカメラからの距離に応じて3Dモデルの品質を適切に切り替え、描画負荷を下げる基本的な機能です。また、重複するエフェクトの処理を軽減するキャッシュ機能や、モンスターの出現処理の最適化も行われています。
Daniel Owen氏がタイトルアップデート4で気づいたという「起動から15~20分間、CPUパフォーマンスが悪化する問題」も解消されていたとのこと。シェーダーの構築をゲーム本編に入る前にコンパイルする方式に戻したことで、プレイ中の安定性が向上。Ryzen 5 5600X環境において、平均フレームレートが約10%、カクつきの指標となる「1% Low(最低フレームレート)」が約13%改善したとしています。
8GBビデオカードでも平均60fps。GPU性能の改善と「許容できる」への書き換え

実機を用いた検証では、ビデオメモリが8GBのRTX 5060 Tiを使用し、1440p解像度でのテストが行われました。その結果、これまでのアップデートでは60fpsに届かなかった最高画質の「ウルトラ設定」において、最新パッチでは平均60fpsに到達。Owen氏は「アップデートのたびに着実に数字が伸びている」と評価しています。
特に低設定プリセットにおける改善が顕著で、前パッチの68fpsから82fpsへと約21%向上しました。同氏は、画質を下げても動作が軽くならなかった発売当初の状態から、ようやく設定に応じた適切なパフォーマンスが得られるようになった点を強調しています。
かつて本作のパフォーマンスを「まったく許容できない、ひどい」などと言っていたOwen氏ですが、今回の検証を経て「現状は以前よりもずっとマシな状態にあり、ようやく納得できるレベルになった」として、評価を「許容できる」に書き換えると述べています。
ただ、Owen氏は、見た目のクオリティを維持したままこれほどパフォーマンスが向上した事実は、発売時のコードにいかに最適化の余地が残されていたかを裏付けていると分析。本来は発売前に実施されるべき調整であったともしています。
『モンスターハンターワイルズ』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中です。









