今回は、弥生開発が手掛け、Distillateから発売されたPC向けタイトル『LOW VALUE JOB』をプレイ!本作は、机の上に散らばったボルトやナットを、サイズごとにひたすら仕分けしていくディストピア系職業シミュレーションです。
お仕事系のゲームだと、電気工事シミュレーションや清掃シミュレーションを絵日記でお送りしてきました。この手のジャンルって、面白いとか楽しいとかを通り越して、黙々とプレイしちゃいます。まあ、お仕事ですからね。

僕は過去に工場で働いていた経験があり、ボルトやナットは手に握った感触だけでサイズを判別できていました。当時は……。
◆マウスクリックだけで簡単仕分け作業!

まず最初に、従業員向けのビデオを視聴するぞ。ゲーム的にいえばチュートリアルを兼ねている。まあ、やることはボルトやナットを選別するだけなんだけど。

仕分け作業は、ピックアップ・観察・分類といった工程で進んでいく。まずは机の上に散らばったボルトやナットから一つ拾い上げよう。

こういう机の上にパーツがジャラジャラ乗っているのって、なんだか凄いモノが完成しそうでちょっとワクワクするよね。

次は観察だ。拾い上げた部品を回転させ、あらゆる角度から観察する。

最後に分類だ。持っている部品がボルトなのかナットなのか。長さは何ミリなのかを見た目から推測して分類する。

職場の壁には、全世界で仕分けられた部品数、自分やほかの社員の業績が掲示されている。

やだなあ、こういう圧。ディストピアっていうかブラック系だな。まあいいや、業務開始だ。

机の前に立つと、ジャラジャラ~っと大量のボルトやナットが現れた。これを全部仕分けするのか。いざパーツの山を見ると、途方の無さにビビってしまう。とりあえず、種類が一つずつしかなくてわかりやすいナットとワッシャーから仕分けしていこう。

パーツの山からピックアップし、該当するキーを押して仕分けを行う。数秒間経つと、キーを押さなくても自動で仕分けしてくれる。仕分けした数に応じてレベルが上がり、自動仕分けの待機時間がどんどん短くなっていくぞ。

ナットとワッシャーを仕分け終わったので、残りはボルトだけ!

ボルトの長さは4種類あるんだけど、このボルトは何ミリのやつだろう。長くはなさそうだけど、比較しないと長短がわかりにくい。クルクルと回転して見てもやっぱりわからんな。

結局、自動で仕分けされてしまった。別にペナルティがあるわけでもないのでヨシ!次は、一番短い6ミリボルトと一番長い12ミリボルトから仕分けしていこう。それが終われば次は8ミリだ。わかりやすいところから片付けていくやり方が効率が良さそうだ。

机の上の全てのパーツを仕分けし終えたぞ!エンディング……なわけがなく、新たなパーツが無慈悲に供給された。

仕分けが100個終われば次は500個、500個終われば1000個、といった具合にノルマがどんどん増えていく。500個を仕分けし終えた時点で僕の集中力が途切れてしまった。「こんな仕事やってられっか!辞めてやる!!」と、机の上に設置されている退職届ボタンを押す。

てっきり、ブラック企業よろしく無理やり引き止められるかと思ったら、あっさり退職をさせてくれた。なんだ、引き止めてもらえないのか……と、ちょっとガッカリ。働いた分のお給料もきっちり貰えたので、実は結構良い労働環境なのかもしれないな。

本作には、オンライン対戦や協力モードも用意されており、シングルプレイで稼いだお給料を賭けて、全世界の社畜(プレイヤー)と戦える。そうそう、こういうのを待っていたんだよ。稼いだお金を賭け事に使い、素寒貧になって「チッ、今日も人工肉のキューブ飯かよ」なんて悪態をつく。これぞディストピアなSF世界だ。

やることはシングルプレイと変わらず、パーツの仕分けだ。先に100個のパーツの仕分けを終えた方が勝ちとなり、賭け金を貰えるのだ。パーツの仕分け歴がまだ30分ほどしかない僕は、そりゃもうぼろ負けするんだろうなと覚悟していたんだけど……。

なんかあっさり勝っちゃった!?

その後も快勝が続き、ペタンコだった財布がパンパンになるほど儲かってしまった。ディストピア感、どこへやら。
パーツを5000個納品してエンディングを迎えるまでに1時間ほどかかりました。その後も、2万個納品までしっかり勤め上げました。
最初は「これって何ミリのボルトだ?」と時間をかけてチェックしていましたが、レベルアップによる自動仕分け時間の短縮のおかげで、マウスクリックしただけで一瞬で仕分けが完了するようになります。熟練仕分け作業員の気分が味わえましたね。
自動仕分けがなく、己の観察眼だけが頼りのハードコアモードもあるので、真の仕分け師を目指したい方はそちらをやり込むのも良いでしょう。
やることは、マウスをクリックしてキーを打つだけなので、ゲーム的な面白さがあるかはさておき、単純作業に没頭するのが好きな人には刺さるゲームです。僕はかなり楽しめました!
『LOW VALUE JOB』は、PC(Steam)向けに発売中です。














