NVIDIAは2026年3月10日、現在開催中のGDC 2026にて同社のパストレーシング技術「NVIDIA RTX Mega Geometry」が進化していることを発表し、現在CD PROJEKT REDが開発中の『ウィッチャー4』にも同技術が搭載されることが発表されました。
パストレーシングを大幅に性能向上させる技術がさらに進化、『ウィッチャー4』にも採用決定
「NVIDIA RTX Mega Geometry」は、パストレーシング(CGの描画手法の1つ、クオリティは高いが計算負荷が高くリアルタイムCG生成には向かないとされてきた)をNVIDIAのグラフィックボード上で高速に処理するテクノロジーの1つです。

同技術の最初の活用例はRemedy Entertainmentが開発する『Alan Wake 2』(2023)であり、こちらではフレームレートが5~20%向上し、VRAM使用量が300MB削減という効果を上げたということです。同開発元による2026年発売予定の『CONTROL Resonant』においてもこの技術が採用されます。
GDC 2026の発表ではこの技術がさらに進化を遂げており、例えば森林のような広大な自然環境であっても新たな技術により高密度環境のパストレーシングが可能になるとしています。

また、NVIDIAとCD PROJEKT REDが協力して『ウィッチャー4』にも同技術が搭載されることが発表されました。CD PROJEKT REDのレンダリングエンジニアCezary Bella氏は次のように述べています。
開発中のRTX Mega Geometry技術を用いることで、完全にパストレースされた森林を『ウィッチャー』の世界にもたらすことができます。プレイヤーの皆さんに『ウィッチャー4』でこのレベルのディテールを体験していただくのが待ちきれません。


『ウィッチャー4』の発売時期は2027年以降となる見込みで、現時点では対応プラットフォームも未発表となっています。









