故・飯野賢治が着想した"1ドットゲーム"が17年越しに復活。無料ゲームコレクション『ONE-DOT GAMES』5月17日リリース―飯田和敏氏企画の新タイトルも | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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故・飯野賢治が着想した"1ドットゲーム"が17年越しに復活。無料ゲームコレクション『ONE-DOT GAMES』5月17日リリース―飯田和敏氏企画の新タイトルも

音楽配信事業を手掛けるフロムイエロートゥオレンジ(fYtO)は、新作ゲームコレクション『ONE-DOT GAMES』を2026年5月17日にiPhone/Android向けに無料でリリースすると発表しました。

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故・飯野賢治が着想した
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音楽配信事業を手掛けるフロムイエロートゥオレンジ(fYtO)は、新作ゲームコレクション『ONE-DOT GAMES』を2026年5月17日にiPhone/Android向けに無料でリリースすると発表しました。

本作は、『Dの食卓』『エネミー・ゼロ』『リアルサウンド ~風のリグレット~』などで知られるゲームクリエイター飯野賢治氏が、2009年にiPhone向けアプリとして企画した『one-dot enemies』をもとにしたタイトルです。"1ドット"というミニマルなテーマを軸に、5種類のゲームを収録したゲームコレクションとして提供されます。全て無料で追加の課金要素もなくプレイできるということです。

なお、『ONE-DOT GAMES』のリリースを記念して、『one-dot enemies』のAndroid版が21日より無料配信されています。

『one-dot enemies』Android版(Google Play)『one-dot enemies』iOS版(App Store)

"1ドットの敵を潰す"から始まった物語

2009年にリリースされた『one-dot enemies』は、画面上のたった1ドットの敵をタップで潰していくという、極限まで削ぎ落とされたミニマルアクションゲームでした。広告・宣伝を一切行わなかったにもかかわらず累計29万ダウンロードを記録し、ゲーム内では全世界で1億1600万回以上の敵撃破が記録されています。EDGE誌編集長トニー・モット監修の「1001 Video Games You Must Play Before You Die(人生で必ずプレイすべき1001のビデオゲーム)」にも選出された一作です。

しかし2013年、新たなゲーム企画の構想が動き出した直後に飯野氏が急逝。以降、"1ドットゲーム"の制作は途絶えていましたが、当時『one-dot enemies』を共に制作したSTUDIO-KURAとfytoが再びタッグを組み、17年越しとなる新作のリリースが決定しました。

収録タイトル

『ONE-DOT GAMES』には5種類のゲームが収録されます。リリース時には3タイトルが遊べるようになり、残り2タイトルは後日追加予定です。

リリース時収録(3タイトル)

『ONE-DOT ZERO』(立命館大学 学生企画)
スマートフォンを傾けながら見えない1ドットを操作し、画面の黒い面積を削っていくゲーム。削れば削るほど画面は白くなり、やがて1ドットの行方が分からなくなるという、進むほどに難易度が上昇するジレンマが特徴です。
音楽:spinstealthspike(ミノやん[NORWAY])

『ONE-DOT Blink(瞬き)』(元ワープ開発者X企画)
プレイヤーが瞬きするたびにセルフカメラが反応し、1ドットのエネミーが増殖。できるだけ瞬きをせずにエネミーをタップで撃破していくという、シリーズの中でも初代『one-dot enemies』に最も近いゲーム性を持つ作品です。
音楽:spinstealthspike(ミノやん[NORWAY])

『ONE-DOT Block Breaker(ブロック崩し)』(STUDIO-KURA企画)
バーに1ドットを当ててブロックを崩していくゲーム。迫り来るブロックを避けることに集中すると1ドットを見失うという、シンプルながらプレイヤーの集中力が試されます。
音楽:Kosuke Anamizu

後日追加予定(2タイトル)

『ONE-DOT GARDEN』(立命館大学 学生企画)
庭に咲く花を害虫から守りながら、どれだけ長く咲かせ続けられるかを競うゲーム。途中に現れるミツバチや庭の中央に鎮座する石が攻略のポイントとなります。
音楽:Kosuke Anamizu

『ONE-DOT floaters(飛蚊症)』(飯田和敏企画)
アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』で知られるゲームクリエイター飯田和敏氏による作品。加齢とともに発生する飛蚊症をテーマに、実在はしないが自分には見えてしまう"飛蚊"を1ドットのエネミーとして潰し、視界をクリアにしていくゲームです。
音楽:志食(立命館大学学生)

若手クリエイターと飯野賢治ゆかりの人物が集結

本作の制作には、立命館大学映像学部・通称「ゲームゼミ」の学生有志が参加。飯野氏が取り組もうとしていた若手クリエイター育成の志を受け継ぐ形で、"飯野賢治を知らない世代"の学生による発案も取り入れた世代横断型のプロジェクトとなっています。

また、飯野氏の公私にわたる友人であるゲームクリエイター飯田和敏氏(立命館大学映像学部教授)が学生の監修やゲーム企画に参加するなど、ゆかりあるクリエイターの協力も得ているということです。

今後の展開―新たなゲームの展開や若手育成プロジェクトの復活など

発表された情報によるとfYtOは、2026年5月に京都・みやこめっせで開催されるインディーゲームイベント「BitSummit PUNCH」への出展を予定しており、会場ではリリース記念ステージの開催も計画しているとのこと。なお、BitSummit PUNCHでは飯野賢治氏を追悼するライブイベント「KENJI ENO 55 Memorial Live」の開催もアナウンスされており、会場で飯野作品の音楽と世界観を体験できるパフォーマンスが披露される予定です。

さらに、過去に企画されたタイトルの復活や新作の展開も視野に入れたシリーズ拡大が検討されているほか、飯野氏が晩年に発起人として立ち上げた若手クリエイター育成プロジェクト「イルカ(ILCA)の学校」を企業理念として復活することも発表されています。


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Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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