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中国の一部ユーザーによる「レビュー爆撃」に苦しむ状況をインディー開発者が報告。背景にフィードバック手段の制限や文化的差異の指摘も

レビュー爆撃の余波を訴える投稿が話題。対話手段の制限や文化的な違いが議論に。

ゲーム文化 カルチャー
中国の一部ユーザーによる「レビュー爆撃」に苦しむ状況をインディー開発者が報告。背景にフィードバック手段の制限や文化的差異の指摘も
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My game was hit by a massive harassment campaign and review bomb 9 months ago, and Steam support still won't help
by
u/cheze in
pcgaming

インディーゲーム『Milky Way Idle』の開発者が海外掲示板Redditにて、過去に発生した大規模な「中国からのレビュー爆撃」の余波に現在も苦しんでいる状況を報告しました。

9か月前に始まったレビュー爆撃の余波と開発者の苦悩

『Milky Way Idle』は、RPG要素と自動進行を組み合わせた基本プレイ無料のマルチプレイヤー放置型ゲームです。開発者によると、攻撃の発端は2025年6月、テストサーバーでのアップデート内容を巡り、開発者本人に対して暴言や嫌がらせを繰り返した特定の高額課金プレイヤーを、規約に基づきBAN(アカウント停止)したことでした。

この対処が一部のプレイヤー層の反感を買うこととなり、虚偽情報の拡散や組織的なレビュー爆撃、さらには殺害予告を含むハラスメントへと発展したといいます。

開発者は、最も激しい攻撃は2~3か月間で収まったものの、9か月が経過した現在も否定的なレビューが残り続け、新規プレイヤーに誤解を与えているという「長期的な余波」を報告。名誉毀損にあたるレビューの削除をSteam側に求めてきましたが、対応の遅さや不適切な内容の残存に、精神的な限界を訴えています。

なお開発者は2万人以上の中国人プレイヤーのうち、嫌がらせをしてきたような人は極一部の少数派であることも強調。彼らの大多数はただゲームを楽しみたいだけのプレイヤーであり、ツールや拡張機能、ガイドを作成してくれた最も協力的なプレイヤーの多くにも中国のプレイヤーベースが含まれているとのことです。

対話手段の制限や文化的価値観の相違を指摘する声も

この投稿を受け、Redditのユーザー間では、なぜ特定の地域から急激なレビュー爆撃が発生するのかについて議論が交わされています。

同様の事例として、2026年3月20日にベータ版パッチを配信した『Slay the Spire 2』でも、特定の言語圏からわずか1日で1万件近い否定的レビューが殺到しました。

こうしたレビュー行動の背景について、海外メディアPC Gamerでは「構造的な問題」が指摘されています。特定の国々ではDiscordやSteamフォーラムなどのコミュニティ機能へのアクセスが制限されており、開発者に意見を届けるための唯一の可視化された手段としてレビュー欄が利用されてしまっている、という分析です。

Redditのコメント欄では、こうした環境要因に加え、「効率的な勝利を重視する文化と、開発側のバランス調整との間に期待値の乖離があるのではないか」といった文化的な差異を推察する声も上がっています。

また、「基本プレイ無料(F2P)タイトルは爆撃のハードルが低く、小規模開発者にとってのリスクが大きすぎる」といった、インディー開発者が直面するコミュニケーションの困難さを懸念する意見が多く寄せられています。

今回のケースでは、開発者個人へのハラスメントにまで発展しており、もはや正当な批判の域を超えたものと言わざるを得ません。一方で、中国のようにコミュニティ機能が制限された地域といかにコミュニケーションをとっていくのかという構造的な課題は、今後のSteamにおいて避けて通れない議論となりそうです。

《ライター:失野,編集:重田 雄一》

ライター/ 失野

新人ライター。学生時代にPCオンラインゲームに出会ってからというもの、人生の大半をPCゲームに費やしている。好きなジャンルは、FPS・TPS、アクション、RPG、アドベンチャーetc...

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編集/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

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