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アートディンクの名作復活!達成すべき目標がない『ARTDINK GAME LOG:アクアノートの休日』で自由気ままな海底冒険を

プレイヤーに達成すべき目標はありません。自由に海を冒険し、漁礁をつくり、魚と交流しましょう。

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アートディンクの名作復活!達成すべき目標がない『ARTDINK GAME LOG:アクアノートの休日』で自由気ままな海底冒険を
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アートディンクは、過去の名作タイトルを現行機向けに移植・復刻するプロジェクト「ARTDINK GAME LOG」第2弾として、海底探索アドベンチャー『ARTDINK GAME LOG:アクアノートの休日』をPC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに4月23日より発売中です。

本作は、1995年にプレイステーション向けに発売した作品。プレイヤーは疲れた心と身体を癒やすために休暇をとった国際海洋研究所の職員となり、上官から預かった最新式の潜水艦「ホリデイ号」に乗り込んで、自由な海底散歩の冒険を行っていきます。

未知の海域の地図制作を進めたり、多様な海の生物と交流したり、オリジナルの漁礁を作ったり。ゲーム内では色々な行動もできますが、達成すべき目標はありません

なお今回の「ARTDINK GAME LOG」版では、リマスターモードとオリジナル版が選択可能で、ブラウン管風の画面演出も選択できます。

本稿では、そんな『アクアノートの休日』の魅力を紹介していきます!

さあ、海で何をしようか?

冒頭でも紹介した通り、本作には達成すべき大きな目的がありません。

そもそも、主人公は過去の研究で一躍時の人となったことで注目を集め、倒れてしまうほど疲労してしまった心身を癒すために休暇を取っている身。上官から潜水艦と海底基地を預かり、“無期限の任務”として、この海域の調査と漁礁作りをのんびり楽しんでいるのです。

ゲームをスタートすると、いきなり潜水艦「ホリディ号」に乗った状況で、海底散歩が始まります。潜水艦の基本的な移動操作は加速と減速、上昇と下降、方向転換などがあり、今の状況は画面上のインジケーターで見ることもできます。

まずは周囲の風景を見ながら潜水艦を進めていくと、やがて小さな魚たちと出会うことでしょう。

『アクアノートの休日』には、驚くべきほどの種類の魚たちが存在しています。魚たちの造形もリアルで、散歩を続けていくうちに、きっと知っている種類にも出会えるかもしれません。もし、見知った魚、未知の生物に興味を持ったら、ぜひともコミュニケーションを取ってみましょう。

またホリディ号には4つの音を出す機能が備わっていて、音を出すことで近くにいる生物が色々なリアクションを取ってくれます。

死んだふりをするもの、楽しそうに泳ぐもの、膨らむもの、急速回転するもの……。生物ごとに同じ音でも反応が異なるので、音を出しながらコミュニケーションを取っていきましょう。

もちろん広大な海の中はその地域だけでなく、海の深さでも棲んでいる生物の種類が変わります。

ゆったりと海を進みながらその生態のグラデーションを楽しむのも、最高速でひたすらエリアを進んで行くのも自由です。本作にはゲームオーバーの概念もありません。

漁礁づくりで海域をより豊かに

『アクアノートの休日』では、ホリディ号での海底調査(散策)の他にもうひとつ、やるべきことがあります。それは漁礁づくりです。漁礁づくりは、拠点となる海底基地から行うことが可能で、プレイヤーは海のどこからでもすぐに基地に帰還できます。

漁礁づくりモードでは、専用のエリアに赤・青・黄色の3種類のブロックを配置。生物たちはこのブロックを隠れ家や産卵場所にする性質があり、それぞれ好む色のブロックも異なるので、バランス良く配置することで、さまざまな種類の生物たちが集まってくるのです。

このブロックはプランクトンや魚のフンを利用して作られたものという設定で、集まってきた魚の数に応じて設置数が増加。漁礁に集まっている生物の数はビルド画面のゲージで確認可能で、このゲージがMAXになるとご褒美もあります。とは言え急ぐ必要もないので、海底散策の中で少しずつ進めていきましょう。

また、海底基地のすぐ近くにこの漁礁が設置されているのを見ることもできます。もちろんプレイヤー自身が設置したブロックがそのまま反映されているので、その様子を実際にその目で見ることもできますよ!

どこまでも自由な海の旅を

ホリディ号での海底冒険中、きっとさまざまなものを見かけることになると思います。それは魚や貝、クジラやイルカなどの生物たちだけではありません。

この海域には、ピラミッドや巨大な顔のような謎の遺構なども多く隠されているのです。これらは発見しても特別なイベントが発生するわけではありませんが、海域の目印にもなります。

また、潜水艦の機能として「ポイント(ブイ)」を発射することが可能で、設置したポイントには海底基地からいつでも復帰する事ができます。ポイントは256個まで設置できるので、気になった風景があればどんどん発射していきましょう。

そして、今回の「ARTDINK GAME LOG」でのリマスターモードでは、魚群や遺構、近づくことで表示されていく海底の姿などが、かなり遠くからでもクッキリと見れました。特に生物のモデリングが印象深い作品でもあるので、リマスターモードで近づいてみるのも面白い体験です。

もちろんクラシック版の当時らしい雰囲気も良く、しっかりと現行のコントローラーにも対応しているので、どのような設定で遊んでも楽しめます。今回筆者はPC版でプレイしましたが、画面設定もボーダーレスやウィンドウに変更できるので、作業の合間にちょっと海底散歩、という遊び方もできますね!

クラシックモード
リマスターモード

『アクアノートの休日』は、最初何をしたらいいのかわからないゲームかもしれません。いきなり海底から始まり、適当に潜水艦を進めたところで出会った魚たちに、プレイヤーは何を思うのでしょう。

繰り返しますが、達成すべき目標はないゲームです。自由に海を冒険し、ゆったりと癒されてください。


「ARTDINK GAME LOG」第2弾として配信された『ARTDINK GAME LOG:アクアノートの休日』は不思議なゲームです。1995年当時では珍しかったと思うくらい自由で目的がなく、プレイヤーに楽しみ方やリラックスを委ねる作品とも言えます。

高解像度化された魚たちの姿が楽しめるのは、リマスターモードの大きな恩恵です。オリジナル版での海の雰囲気とも少し異なりますが、画面フィルターの調整もでき、クラシックモードも選べるので、気に入った画面にできますよ。

好きな画面設定で気ままに海を揺蕩い、漁礁を作り、観光していきましょう。

また個人的には、プレイ中はヘッドホンなどを利用して欲しい作品です。決して派手な音や音楽が流れる作品ではありませんが、水や生物たち、潜水艦の発する音など、そのどこかゆったりした雰囲気と合わせて、生活にピッタリの効果音になるのです。

「ARTDINK GAME LOG」は、まだ始まったばかりのプロジェクト。ラインナップは現在第1弾の『太陽のしっぽ』、第2弾の『アクアノートの休日』だけですが、アートディンクには、まだまだ素敵な過去の名作がたくさんあります。今後の展開も期待していきましょう!


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編集:八羽汰わちは

編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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