2026年4月25日、埼玉県川越市にて行われたインディーゲームイベント「ぶらり川越 GAME DIGG2」にて『ホテル・バルセロナ』を試遊させていただきました。
SWERY&須田剛一という強烈な座組で放たれた本作。ついこの間のアップデートであらゆる点が改良されました。
80年代アメリカ映画をモチーフにした血みどろスラッシャー系サイドスクロールアクション
『ホテル・バルセロナ』は、White Owlsが手がけた2.5Dの横スクロールアクションゲーム。舞台はペンシルベニアとウェストバージニア州の境に位置するホテル「HOTEL BARCELONA」。人里離れた穏やかな場所に見えますが、実はアメリカ最恐の殺人鬼たちが滞在しているヤバすぎるホテルなのです。

新米連邦保安官ジャスティーンもまた、自らの内に殺人鬼Dr.カーニバルを宿す女性。彼女はホテルにいる全殺人鬼を倒すという使命を負っているのでした。
ゲームプレイはスピーディーなローグライトアクション。ホテルで武器を揃え、ステージへと向かい、並みいる敵をぶっ飛ばしながら、奥で待つボスの殺人鬼を倒すのが目的です。往年のアメリカ映画への目配せがあるのが良いですね。
特徴的なのは「スラッシャーファントム」というシステム。ローグライトゆえにプレイヤーは倒されるとホテルに戻されてしまいますが、その時に動いた軌跡は残っており、次の出撃の際に一緒に戦ってくれるのです。

大量の幻影とともに波状攻撃のようにボスへと襲い掛かることで、困難な敵も倒すことができます。このおおざっぱなシステムと血みどろグチャグチャの体験が、ほどよいB級感があってたまりません。
今回、Under New Managementと称して、大型のアップデートが実施されました。問題点を洗い出し、ユーザーからのフィードバックを真摯に受け止めて、「ゲームプレイを再定義するアップデート」と称するほどの改良を行いました。

たしかに筆者が発売直後に遊んだときに比べ、回避やパリィの操作感は良くなり、移動もスピーディーになっていました。全体的に現代的なアクションゲームの良いところをちゃんと盛り込んだ作品に進化しています。
開発したWhite Owlsのビジュアルアーティスト・山田勇也氏にお話を聞くことができました。
――自己紹介と、開発においての肩書を教えてください。
山田ビジュアル面を全般に担当しました。キャラクターのエフェクトやUIも担当しております。
――この度大型のアップデートを行いましたが、そのアップデートを決めるまでにどんな話し合いがありましたか?
山田リリースした直後から、多くのユーザーからレビューがありまして、その内容をSWERYと検討してきました。

――どういったところを改善しましたか?
山田詳しくはSteamページに書いてあるのですが、大きなところですと、全体的に手触りが良くなり、遊びづらさを払拭した感じです。キャラクターがスピーディーに動くようになりました。
他には、初回のボス戦がカジュアルになり、倒しやすくなりました。また、『プロミス・マスコットエージェンシー』『野狗子: Slitterhead』『Demonschool』とコラボしたコスチュームを導入しました。

――色々なインディーゲームとコラボされていましたが、このお話はどちらから来たんですか?
山田元々SWERYと交流のあったクリエイターさんたちなので、どちらからというよりは自然にコラボレーションが始まった形だと思います。
ちなみに去年の9月に「ROOM 6551 SWERY × SUDA51ホテル・バルセロナ 開業直前スペシャル」というイベントをやりまして、その際に『野狗子: Slitterhead』のクリエイターである外山圭一郎氏に直接電話していたので、そういった経緯もあるかなと。
――改善してからの評判はどうですか?
山田直近のSteamレビューのステータスが「非常に好評」に戻ったのですが、実際に良い評判を聞きます。
――ぶらり川越ゲームディグ2に出展してみて、お客さんの反応はどうですか?
山田今回の大型アップデートの前にチュートリアルステージを作ったんだが、今回は試遊ではそこを遊んでもらっているんです。特に説明しなくても問題なく遊んでくれているので、盛り込んでよかったなと思いました。

『HOTEL BARCELONA - Late Check-Out DLC: From Dusk Valley to Grandall Estate.』というDLCも発売され、高評価にまで回復した本作。
アメリカ映画に対する強烈なリスペクトを浴びたい人は、ぜひともチェックインだ!
『ホテル・バルセロナ』は、PC(Steam) / PS5 / Xbox Series X|Sで発売中です。









