2026年4月25日、「ぶらり川越 GAME DIGG2」が開催されました。
本イベントは、埼玉県川越市にて行われたオープンタウン型のインディーゲームイベントです。蓮馨寺、りそなコエドテラス、川越市文化創造インキュベーション施設コエトコの3か所を会場として、川越の街を歩きながら、インディーゲームやボードゲームの展示販売、試遊、ミニ音楽ライブなどが楽しめました。
本記事では出展タイトルの1つ、『宇宙人ハルオ君』の試遊と、開発者ミニインタビューの様子をお届けします。
※良いお天気に恵まれたため、野外でのプレイと画面が相まって、少しみえづらい画像が多めとなっております※

本作はゲーム制作サークル・モヤシ技研による、エクストラクションシューターゲームです。プレイヤーは水没した世界に点在する放棄された施設で物資を集め、探索範囲の拡大や装備の強化をしていく生存戦略ゲームです。
試遊ではチュートリアルからプレイ可能でした。キーボード+マウス(キーマウ)操作とコントローラーどちらにも対応しているようで、今回はキーマウ操作となります。また、プレイ時はゴア表現のオンオフも可能です。


戦闘スタイルは、メインウェポンとサブウェポンの銃を装備できるほか、銃を構えていない時は接近戦攻撃として格闘が可能です。敵に近付いてパンチを繰り出し、コンボを決めると蹴りまで入れられて敵をノックダウンさせることができます!そのままだと起き上がってきてしまいますので、倒れた敵には止めをさす必要があります。近付くことで可能です。

筆者はFPS/TPSを普段あまりプレイしないので、「難易度高めです」という言葉に少し不安でしたが、丁寧なチュートリアルのおかげで「いけるかも!」と自信をもってプレイを開始することができました。そして何より、身体のいろんな部位が非常に揺れております。これは何よりモチベーションになります!
チュートリアルを終了し、いざデモ版ステージに突撃!

潜水艦のような場所が拠点となります。今回の試遊では用意されたステージにまっすぐ向かいましたが、製品版では選べるとのことです。弾を節約したいし(とはいえデモ版では豊富に用意されていて心配することはないのですが)揺れるしで接近戦攻撃をついしたくなる……しかし爆発してきそうなヤバい敵もいるので、悩ましいところです。
筆者が初心者ということや良いお天気で暗めの画面は少し見えづらいこともあり、開発者自ら横に座っていただき、アドバイスや地形のヒントなどをもらいながら進んでいきます。ダンジョンの構造も複雑で、頭の中でマッピングしながらどんどん進んで行きますと……大きめの扉に遭遇しました!これは何かありそう。

開錠するにはモールス信号が必要です。強行突破するとアラームが鳴り大量の敵が出現するとのことでしたので……今回は用意されていたカンニングペーパーを見つつ開錠しました。SOSだけならわかるんだけどな。しかし、鍵がマップに落ちている……とかではなく、モールス信号で開錠するというのは、本作のクールな雰囲気に合っていてテンションが上がりました。


扉の先には鳥居が連なった通路があり、進んでいくと石灯籠があります。これが今回の目的であるハードディスクです。
水没した世界、廃棄された施設の中の鳥居、その先にある石灯籠……う~ん、なんて良いんだ……。クールなSFの雰囲気に痺れていますと、ハードディスクを回収したことにより出現したタレットにやられてしまいました!
そのまま、再生成される形で拠点にリスポーンします。

難易度が高めということで、確かにダンジョンでは随所に高めの殺意を感じましたが、しかし戦闘においては理不尽と感じませんでした。
また、死ぬ際に持っていた荷物は、死んだ場所にあるとのことです。しかしギミックの進行度も引継ぎらしく、例えば筆者の場合はタレットがそのまま残っているそうです。やられた場所に荷物があるから、この場合回収に向かうのはかなりリスキーですよね。
加えて本作には重量の概念もありますので、何も考えずに全回収……というのは難しいでしょう。資源の回収に行くか、諦めて別の場所へ行くか……そのあたりの駆け引きも大事になりそうです。
しかし、再生成とはいったいどういうことでしょうか……!「胸糞悪い物語」と開発者自ら評した、本作の物語も非常に気になります……!
ここからはインタビューの様子をお届けします。
――お好きなゲームやジャンルをお聞かせください。
モヤシ技研・蝋燭氏(以下「蝋燭氏」):好きなゲームはいろいろありすぎて難しいですね……ジャンルは、本作みたいなシューター系が好きで、あとレースゲームも好きです。
シューター系でもメジャーなものはあまりプレイしていなくて……私が大好きな『GTFO』というゲームがありまして、これは4人で協力してめちゃくちゃ難易度の高いステージを攻略する、というゲームなんですね。でも4人いなくちゃいけない……『GTFO』をソロでやりたい、みたいな感じで本作を作っているところもあります。だいぶ影響受けていますね。もちろん、『GTFO』にない要素もいろいろ入れています。
――4人集めるのって大変ですからね……本作は身体が揺れるのが魅力の1つだと思うのですが、やはりここはこだわりがありますか?
蝋燭氏:『Eliminator カエデさん』(※成人向けゲーム)のキャラクターをモデリングし直していまして、「このキャラを使うんだったら、やっぱりいろんなところを揺らさないといけないな……」ということで揺らしています。
新しい物理システムを導入したりとかよりポリゴン数を増やしたりなんかしているので、だいぶ揺れは強化されています。
――パワーアップした揺れとのことで、楽しみです。過去作のキャラを使用ということは、主人公は「ハルオ君」ではない?
蝋燭氏:そうですね、ハルオ君はまた別でいます。この子はカエデさんです。ハルオ君も攻略を進めていくことで操作キャラになる予定です。基本的にやられたら謎のマシンから再生成されます。どこかのハードディスクにDNA情報が保存されている、クローン兵士みたいな……使い捨ての兵士みたいな感じです。
――「私が死んでも代わりはいるもの」みたいな。
蝋燭氏:使い捨ての兵士なのにどうしてこんな美形で作ってあるんだ、というのはまた趣味の悪いシナリオを用意しています。データログを読んでいくことで「どういう成り立ちでこのキャラができているのか」などわかるようにしようと思っています。
――難易度変更は実装予定ですか?
蝋燭氏:難易度は固定です。一応、戦闘用の服を着ていたらダメージ半減、などはあります。Tシャツでプレイするとダメージが跳ね上がって1発食らっただけで8割9割削れるので、そういう縛りプレイはできます。

――着せ替え要素はありますか?主人公が可愛いので、いろんなお洋服が見たいなと思い増した。
蝋燭氏:あります、いろんな衣服は用意する予定です。フリフリのゴスロリとかメイド服とか、あとフォーマルな制服みたいなものとか予定しています。
――では最後に、リリースを楽しみにしている人に向けて一言お願いいたします。
蝋燭氏:前作の続編を期待してくださっている方がたくさんいらっしゃるので、その期待に応えられるような要素も入れて、FPS要素自体も面白いように作ろうと頑張っております。ぜひご期待ください。
――ありがとうございました!











