テイクツー・インタラクティブのCEOであるストラウス・ゼルニック氏がDavid SenraのYouTubeに出演し、『グランド・セフト・オートVI(GTA6)』の発売日について言及しました。
数度の延期を経ており公式の沈黙が続く中、さまざまな憶測が飛び交う本作。今回のインタビューでは、ゼルニック氏のキャリアやテイクツー買収の舞台裏、AIに対する見解など多岐にわたるテーマが語られ、その中でゼルニック氏が発売日について言及しています。
『GTA 6』は「11月19日」リリース予定―約18ヶ月の遅延

インタビュー内でゼルニック氏は、タイムラインについて問われると「11月19日です。わかっています」と明言しました。一方で、「当初の日程からおよそ18ヶ月遅れていると思います。それより大幅に遅れているわけではありません」と述べています。
「史上最も価値あるエンターテインメントIP」
『GTA』シリーズの価値についてゼルニック氏は、「IPの価値という観点では、史上最も価値あるエンターテインメントIPだと多くの人が考えている」と述べました。『GTA5』の具体的な総収益については「非公開だが、相当な額だ」とコメントするにとどめています。
なお、テイクツーの公式発表によれば『GTA5』はこれまでに全世界で2億本以上を売り上げ、2013年の発売から10年以上が経過した現在もGTAオンラインを通じて継続的に収益を上げ続けています。
「これまで話してこなかった話」ゼルニック氏は『GTA』誕生を支えた人物でもあった

今回のインタビューでは、ゼルニック氏と『GTA』の知られざる関係も語られました。ゼルニック氏自身、「これはこれまで話してこなかった話です。うまくいったから話せるわけで、どうしても自画自賛になりがちだからです」と述べ、この話題について語っています。
テイクツー以前、レコード大手BMGの社長時代に社内でビデオゲーム部門を立ち上げていたゼルニック氏。すでに投資は終わっており、残るのはタイトルの配給開発・完成させたタイトルを「ビデオゲームは最悪のビジネスだ、全部売れ」との会社の判断により売ることに。買い手となったのは時価総額約1億ドルの小さな公開会社で、BMGは対価としてその会社の株式20%(約2,000万ドル相当)を受け取りました。ゼルニック氏は「年間50億ドルの売上を誇るBMGにとって、2,000万ドルの株式は誤差の範囲内です。そのまま保有しましょう」と進言したものの、「公開市場で売却するように」と却下され、売却益はわずか1,400万ドルにとどまったとのことです。その買い手が後のテイクツー・インタラクティブであり、売却されたタイトルこそが初代『グランド・セフト・オート』だったと明かしました。
自身が育てたタイトルを手放す形となりましたが、ゼルニック氏は「怒りやすい性格ではない。上司の戦略的判断だと理解していた。ただ、愚かな決断だとはわかっていた」と当時を振り返っています。その後、2007年にテイクツーの会長に就任。2011年にはCEOに就任し、現在に至っています。
『グランド・セフト・オート VI』は、PS5/Xbox Series X|S向けに2026年11月19日リリース予定です。







