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素材を集めて料理して仲間を強化して少し戦闘もしてまた料理して……料理人は大忙し!『奈落のキッチン』【BitSummit PUNCH】

料理で冒険者パーティをサポート!でもそれ以外でも結構大忙しです

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素材を集めて料理して仲間を強化して少し戦闘もしてまた料理して……料理人は大忙し!『奈落のキッチン』【BitSummit PUNCH】
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2026年5月22日(金)から24日(日)にかけて、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit PUNCH」が京都みやこめっせで開催されました。

本記事では出展タイトルの1つ、『奈落のキッチン』の試遊と、開発者ミニインタビューの様子をお届けします。

本作の主人公は冒険者パーティー……に同行する料理人・ロップとなります。自動で進むパーティーに同行しながら、探索や食材集めをし、食材が集まってきたら「即席料理」を作って冒険者たちに振る舞うことによりパーティーの能力を強化し、飛んでくる強力な攻撃をよけながら時々ボウガンで戦闘の支援をする……これが主な仕事となります。なかなか忙しい!

因みにパーティーの戦闘スタイルは「支援スタイル」と「戦闘スタイル」から選ぶことができます

即席料理は冒険者をステージの間だけ強化することが可能です。また、強化が最大値まで達すると必殺技を使用できるようになるため、満遍なく強化するか誰かを一点集中させて強化するか……悩むところとなります。

スキルを使用する際はカットインが入ります。大ダメージを与えたり仲間を回復したり……中には素材収集を助けてくれるスキルも?

また、ダンジョンを進むと途中でキャンプを行うことができます。ここでは即席料理ではない手の込んだ料理が作れて、対応した冒険者のスキルが発動したり、ロップ自身のスキルを得たりなどします。なお、冒険者たちのスキルに関しては無条件に発動というわけではなく、それぞれ味の好みがあり、好きな系統の料理を食べることにより強力なスキルが発動します。

料理がとってもおいしそう!お腹が空いてきちゃう……!

料理をすることで冒険者を支える、だけでない!というのが本作の魅力の1つと感じました。


ここからはインタビューの様子をお届けします。

――自己紹介をお願いします。お好きなゲームもお聞かせください。

Pico Games氏:個人でゲームを開発しています、Pico Gamesと言います。好きなゲームは、本作でも料理の描写があったことからわかるかもしれませんが、ヴァニラウェア作品がすごく好きです!料理をテーマにしたゲームを作りたいな、というところから本作のゲーム開発を始めました。

――ありがとうございます。ヴァニラウェア作品の中でも、本作制作にあたって特に影響を受けた作品はありますか?

Pico Games氏:ヴァニラウェアさんは全作プレイしているので参考にはしています。ただ、本作においては順番が少し違いまして……どちらかというと、少し前に流行ったアニメやラノベで料理をメインにした作品の影響が先にあります。僕も好きで料理もの作品をよく見ていたのですが、「アニメやラノベではそういう作品があるのに、ゲームではあまり料理人が主人公のものがないなあ」「この世界観そのままゲームにならないかな」というのを考えたときに、「冒険者に同行する主人公の方を操作するゲームにしたら、何か面白い作品が作れないかな」というのを思いついたのが経緯です。

因みに前作『百合太刀降魔伝』は、『朧村正』にもろに影響を受けています!

『百合太刀降魔伝』

――試遊の最初にパーティーを支援タイプにするか戦闘タイプにするか選べましたが、具体的にどんな違いがありますか?

Pico Games氏:試遊ではパーティーまとめて選びましたが、リリース版では1人1人選べる予定です。それぞれ、支援タイプと戦闘タイプでスキルが違うんです。

プレイヤーは「この子は支援タイプだと回復スキルがあるから今回は支援タイプにしよう」「この子は範囲攻撃を持っているから戦闘タイプにしよう」みたいに、設定することができます。出撃前にプレイヤーの好みにより、戦闘スタイルを変えられることができます。

――非常においしそうな料理でしたが、全部で何種類くらいありますか?

Pico Games氏:40種類くらいあります!

キャラクターによって好みが違いまして、それぞれ肉、野菜、デザート、飲み物というように分かれています。それぞれのレシピが10種類ずつぐらいあり、その中から好きなものを選んで料理していただくことができます。

――ロップちゃん、ケモケモしていて可愛いです。もちろん全員可愛いですが。描くうえで大切にされていることや意識されていることはありますか?

Pico Games氏:ケモである大きな理由は実はなくて……立ち絵をいっぱい描くことになるので、楽しい作業になるようにということでケモっぽい子を主人公にした経緯があります。

あとは、魔物を解体して魔物の素材で料理するシーンもあるのですが、ロップ自身魔族の一員で魔物料理を作るので「人間よりもちょっと魔族っぽい方が良いかな?」という、そういう理由もあります。

――テンションが上がるのが1番ですからね!ちなみに、今ロップは魔族とおっしゃいましたが、魔族を倒しているパーティーキャラクターたちと邪険になったりとかは……?

Pico Games氏:そういうのはないです!パーティー内にも1人ケモノっぽい子がいまして、そのこと親密度を上げることで魔族と人間についてのフレーバーテキストが入ることはありますね。その子に限らず、クリアには全然関係ないのですが、料理で親密度を上げることによりバックストーリーとかを知ることができます。

――良かった……!今「親密度」の話が出ましたが、キャラクターエンドとかはあるのでしょうか?

Pico Games氏:ありません。ただ、親密度を上げ終えるとそのキャラクターから郷土料理……ソウルフードを教えてもらえます。それが究極の料理となりまして、各キャラクターに存在します(ソウルフードは私の郷土料理でもあります)。それを食べると、パラメーターがすっごく上昇するようにしています。ただ、なくてもクリアできるような調整にはしています!

――解放出来たら嬉しいですね!本作、全体的なボリュームとしてはどれくらいを想定されていますか?

Pico Games氏:親密度とかやりこみ要素を遊びつくしたら5、6時間くらいかな、と思います。ストレートにエンディングまでパーッとプレイしたら、おそらく3時間くらいでしょうか。

――リリースはいつごろを予定されていますか?

Pico Games氏:一応今年の夏頃には、と思っています!

――最後に、本作を楽しみにしているプレイヤーに向けて一言お願いします!

Pico Games氏:究極の飯テロゲームにする!という風に考えております。深夜プレイご注意の飯テロゲームにさせていただきますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います!

――ありがとうございました!


『奈落のキッチン』はPC(Steam)向けに、2026年夏リリース予定です。

《ライター:羊めり,編集:みお》

ライター/ゲームと読書と紅茶と強い女が好き 羊めり

ゲームをする羊、羊が苗字でめりが名前です。雑多にコンシューマーゲームやインディーズゲームを遊んでいますが、特にナラティブ重視なゲームが大好きです。人外娘もめちゃくちゃ好きです。探偵小説もはちゃめちゃ好きです。辛い食べ物は得意ではないです。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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