【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力

虫嫌いな人ほどハマるかも…?

連載・特集 プレイレポート
【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力
  • 【無料】光か、火力か―視界さえビルドできる。白黒世界で巨大な虫と対峙する、圧倒的に好評なヴァンサバライク『Disfigure』の魅力

Disfigure』は、モノクロのグラフィックを基調とした、巨大な虫や形容しがたい見た目の怪物を相手に生き延びる、見下ろしヴァンサバライクゲームです。本作は、無料ゲームかつ6,000件以上のレビューがありながら「圧倒的好評」を維持しています。リリース後も新たな追加要素やバランス調整のアップデートが度々されており、継続的な開発姿勢がうかがえます。

当記事では、本作を約25時間プレイした筆者が、基本的なゲームの流れやシステムを解説しつつ、本作独自の魅力をお伝えします。

持ち込む武器を選ぼう

ゲーム開始前に、フィールドに持ち込む武器を選択します。本作には、他のヴァンサバライクのように個性豊かなキャラクターやクラスといった概念はなく、選択した武器によって能力値が左右されます。武器はピストルやショットガンのような現代的な銃器から、ナイフ、バトルアクスなどの近接武器、さらにはのこぎりランチャー、レーザーカタリストのような一風変わったものも存在します。

最初はピストル以外の武器はロックされています。残りの武器は、ゲームクリア時およびゲームオーバー時に取得できるクレジットを消費してアンロックできます。

虫に忍び寄られる恐怖を味わおう

ゲームを開始すると、プレイヤーは薄暗いフィールドに放り出されます。本作は見下ろし視点でありながら、視界の概念が存在します。プレイヤーは視界外の真っ暗な範囲は認識できず、視界内の灰色のエリアに敵が現れて、初めて敵の接近を察知できます。初期状態では視界の範囲は非常に狭く、「気付いたら大量の虫に包囲されていた」というシチュエーションは少なくありません。

マウスの右クリックを押すことでプレイヤーの前方のみを照らすことができます。これによりプレイヤーが向いている方向を遠くまで見渡すことができますが、背後から忍び寄る虫は察知できません。

マウスのQキーを押すことで、キャラクターの向いている方向に自動射撃ができます。本作はヴァンサバライクですが、キャラクターは基本的に自身の向いている方向にのみ攻撃を行うという点が特徴的です。同ジャンルの他のタイトルは「攻撃範囲内の敵にランダムに攻撃を行う」や「キャラクターに最も近い敵を攻撃する」という設計が多いですが、本作はプレイヤーが手動で敵に狙いを合わせる必要があります。

敵が落とした経験値を拾い、能力を獲得

敵を倒すと経験値を落とし、拾い集めることでキャラクターがレベルアップし、アップグレードを取得できます。本作のアップグレードには、基本的な射撃能力の強化から、出血や燃焼DOTを付与するもの、数秒おきにロケットやメテオを発動するもの、視界範囲の向上など、多彩に用意されています。

また、アップグレードには、メリットとデメリットを天秤にかけるようなタイプも存在します。例を挙げると、「攻撃速度が50%上昇する代わりに、武器ダメージが60%下がる」といったものです。こういった極端なアップグレードは、考え無しに取ってしまうと逆にキャラクターの火力が下がってしまうリスクがあります。使用している武器や他のアップグレードと相談し、うまくシナジーを生み出すことが重要です。

更に、キャラクターレベルが10上昇する毎に強力なパークを取得できます。パークはアップグレードとは別に、ゲーム開始前に持ち込んだ武器によって固有のパワーアップを付与します。例えば選択した武器がショットガンであれば「自キャラ付近の敵は300%高いダメージを受ける」といったものを選べます。

大小さまざまな虫の大群を潰す心地よさ

本作はヴァンサバライクと書きましたが、上述の通り、手動で敵に照準を合わせる性質上、見下ろしシューティングゲームの一面もあります。ゲーム序盤の小型の虫を一匹一匹潰す感覚は緩衝材のプチプチを潰す快感にも似ています。シナジーがうまくかみ合いビルドが熟成されてくると、射撃1,2発で画面上の虫を一掃することができ、その爽快感は格別です。

ゲームが進むにつれて中型・大型の敵が増え始め、プレイヤーはより高い火力を要求されます。そして、序盤は5分刻みで、それ以降は10分おきに巨大なボスが現れます。

視認性が良いから、ボス戦が楽しい

本作では、ボスを含む敵の遠距離攻撃は赤色で表示されます。本作特有のモノクロを基本とした色彩に、赤で表現された敵の攻撃は相性が良く、視認性の良さに貢献しています。ヴァンサバライクでありがちな「ゲームが進行し画面上のエフェクトが派手になってくると、敵の攻撃が見づらくなることから被弾しやすくなる」点を解決できています。

赤で描かれたボスの攻撃範囲に立ち続けていると被弾しますが、攻撃発動までは数秒の猶予があるため素早く範囲から逃れることが大事です。ボスの攻撃を回避するという点で、キャラクターの移動速度が生存率に直結するので、ボス戦までに足の速さを強化しておくといいでしょう。

ボス戦の最中も、容赦なく中型含む雑魚敵は沸き続けるため、「ボスの攻撃を避けつつ雑魚敵に接触しないよう移動しながら雑魚やボスに照準を合わせ攻撃し続ける」というアクション性の高さが要求されます。

プレイヤーが強くなりすぎないバランス

本作は、初期状態では体力が3しかなく、3回敵に触れれば死亡します。体力を増加・回復する手段は、基本的にはボスが死亡時に落とすハートを拾うしかなく、回復手段はかなり限られていると言っていいでしょう。時間が進行し強力な敵が現れてくるにつれて、足の速い大型の雑魚敵も出現するようになり、「火力は十分だったから気を抜いていたら一瞬で敵に近づかれて死んだ」というシチュエーションが少なくありません。

キャラクターが強くなってきたとしても、本作では油断は禁物。被弾を減らすにはプレイヤーが忙しなくマウスを動かし、迫りくる敵に素早く照準を合わせていくことが大事です。こういった常に忙しい操作を要求するゲームバランスにより、プレイヤーは最後まで気を抜くことができません。

自分で区切りを決められる設計

他のヴァンサバライクであれば、大きな目途として30分間の生存が予め決められています。本作では、20分目および30分目に沸くボスを倒した時点で、ゲームをその場でクリアとするか、継続してプレイするかを選択できます。ボスを倒したところで気持ちよく終わりたければクリアするのも良し。まだ遊び足りない・クレジットをもっと稼ぎたいと思うならそのまま終わりのない虫退治を続けるのも一興でしょう。

このようなある程度プレイヤー好みのタイミングで区切れるシステムのおかげで、途中でダレずに本作を遊び尽くすことができます。

永久強化要素は無し

『Disfigure』では死亡時やゲームクリア時にクレジットが入手できますが、クレジットは武器とミューテーション(後述)のアンロックのみに使えるものであり、キャラクターの永続能力強化といった使い道はありません。武器に関しては、後にアンロックできる武器が極端に強いということはなく、あくまでダメージや射程、攻撃速度にバラつきがあるといった程度の差別化です。

気になるミューテーションですが、「与ダメージが150%上昇するが、敵の攻撃力が2倍になる」というようなメリットとデメリットを兼ねた変化をもたらすシステムになっています。アンロックしたミューテーションは出撃前に5つまでセットでき、各ボスを撃破した後に1つずつ有効化できます(何も選択せずスキップすることも可能)。

永久強化要素が無いことは、ゲームのやり込み要素が少ないといった考え方もできます。しかし、永続強化を完遂させるためのクレジット稼ぎのフェーズを省き、ゲームをインストールした瞬間から誰でもほぼ平等なスタートラインに立てるという観点に、筆者はかなり好感が持てました。本作が無料であり誰でも遊べるという点からも、相性が良いと思います。

総評

白黒で描かれたダークな世界を舞台に、不気味な虫の群れと対峙する『Disfigure』。次々と押し寄せる敵を潰していく小気味よさが魅力で、ビルドが整うにつれて虫を処理する速度も上がり、高い爽快感を味わえます。巨大な敵と戦うボス戦では、迫力ある攻撃をかわしながら反撃する楽しさも際立っています。

一方で、自キャラクターが一方的に強くなりすぎないよう調整されており、終盤まで適度な緊張感が持続。サバイバー系にありがちな単調さや間延びを感じにくく、短いプレイ時間のなかに成長の手応えとアクションの快感が凝縮された作品です。

『Disfigure』は、Steamにて無料で配信中。リリースから現在まで、「圧倒的好評」を維持しています。

ライター:lainchan,編集:みお

ライター/超雑食ゲーマー lainchan

GameSparkの新米ライター。QuakeChampionsやってました。

+ 続きを読む

編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top