2026年9月17日から21日にかけて、幕張メッセにて「東京ゲームショウ 2026」が開催されています。
期待の新作からまだ見ぬ注目作まで、さまざまなゲームが集うこのイベント。今回はそんな出展作品の中でも、非常にマニアックなインディータイトルを紹介しましょう。トラムワークスの手がける鉄道運転シミュレーター、『TRAMCITY HAKODATE』です。
北海道・函館を舞台に、実在の車両を非常にリアルな環境で運転することができる本ゲーム。中でも特徴的なのは、独自に開発された専用コントローラーの存在です。

ゲームのコントローラーとは思えない2つのレバーと、いくつかの怪しげなスイッチが付いたこのコントローラー。なんと、実在の路面電車で使われる、電車の操作ピットをほとんどそのまま模したものだそう。いったいどのような使用感なのか……現地で実際に使用してみた感想をお届けします。
車両によって変わるレバーの感触……すごすぎる!
鉄道マニアではない方のために一応解説しておきますと、このコントローラーは左側のレバーが加速を、右側のレバーがブレーキをそれぞれ担当しています。
なので、ゲームプレイ中はこのコントローラーを握りながら右へ左へと傾けていくのですが、その感覚はガチャガチャと非常に機械間のある手触りでした。まるで、本当に鉄道のレバーを操作しているかのような独特の重量感があります。

さらに驚くべきは、このコントローラー、車両によって操作の感触がガラッと切り替わるということ。例えば右のブレーキコントローラーは、ブレーキのコントロールが電気制御か空気圧かによって、その手触りが180度違ったものへと変貌します。
電気制御の時はマニュアル車のギアチェンジのように、「ガチャガチャ」と小気味いい機械音を響かせるのですが、空気圧でのブレーキへ変えた途端、こんどはポンプを引き絞るかのような「ギュっ」という感触へと変化します。もちろん電気制御の時に合った段階調整もなく、ブレーキの強度は一つのストロークの中で微妙に調整していくものとなります。
このように、一つのコントローラーから複数の車両の操作感を再現することが可能となっているのです。そしてこれはソフト側から制御可能であり、ほかの車両や、あるいは別タイトルに対しても使える機能です。まさしく、これまでにない新時代の車両コントローラーといえるでしょう。
そんなすごいコントローラーを触りながら函館を運転してみると、気分はまるで路面電車の凄腕車掌。ちなみに、本作は函館市から正式許諾を得たライセンス作品でもあり、車両の再現度に関してもお墨付き。さらに街の景観も実際の函館市を再現しており、上記のコントローラーも合わさって、非常にリアルな運転体験をすることができます。

ただし!このコントローラーはまだまだ試作段階。これからはクラウドファンディングの支援を募りながら、さらなる改良がされていく予定とのことなので、気になる方はぜひ今後もチェックしてみてはどうでしょうか。
『TRAMCITY HAKODATE』は現在Steamでアーリーアクセス版が配信中です。






