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頼れる相棒は犬、そして最大4人の仲間たち!氷点下41度の世界で生き残る終末世界サバイバル『Permafrost』

氷点下29度ならまだ暖かいほう!?

連載・特集 プレイレポート
頼れる相棒は犬、そして最大4人の仲間たち!氷点下41度の世界で生き残る終末世界サバイバル『Permafrost』
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月が砕け散り、地球が極寒の世界へと変貌してしまったら……。そんな過酷な世界で生き残りを目指すオープンワールドサバイバルゲームが、『Permafrost』です。

本作は、SpaceRocket Gamesが開発し、Toplitz Productionsがパブリッシングを担当する新作タイトル。PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに、2026年10月9日より早期アクセスを開始する予定です。ソロプレイのほか、最大4人でのオンライン協力プレイにも対応しており、日本語もサポートされています。

今回、ドイツで開催された「gamescom 2026」にて、Toplitz Productionsの担当者によるデモンストレーションを見せてもらう機会を得ました。寒さそのものが最大の敵となる本作では、いったいどのようなサバイバルが待ち受けているのでしょうか。

氷点下29度ならまだ暖かい!?極寒の世界を生き抜くための準備が重要

本作の舞台となるのは、月の崩壊によって地球全体が凍てついてしまった終末世界。プレイヤーは生存者のひとりとして、資源を集め、道具や装備を作りながら、過酷な環境で生き残ることを目指します。

ゲーム開始時には、サバイバー、密輸業者、ハンターといった出自を選択できます。これによって初期装備が変化するほか、トラッカーやスカベンジャーなどの専門分野を選ぶことで、ゲーム開始時のスキルにも違いが生まれます。

本作で何より重要となるのが、寒さへの対策です。デモンストレーションでは、気温が氷点下29度となっている場面が登場しました。現実世界であれば恐ろしいほどの低温ですが、担当者によると、装備の耐寒性能が氷点下30度まで対応しているため、この程度ならば問題なく行動できるとのこと。

しかし、夜になれば気温は大きく下がり、より危険な地域では、さらに厳しい寒さが待ち受けています。実際にデモ中に訪れた極寒地帯では、体感温度が氷点下41度にまで達していました。

こうした地域では長時間活動するだけでも命に関わりますが、そのぶん貴重なアイテムを入手できる可能性もあります。装備を整え、どこまで探索するかを考えながら行動する必要があるのです。

また、食事も単に空腹を満たすだけのものではありません。狩猟で手に入れた肉を調理したり、さまざまな食材を組み合わせたりすることで、異なる効果を持つ料理を作れます。例えば、お茶には寒さへの耐性を高める効果があり、エナジードリンクはスタミナの回復に役立つとのこと。

体力や空腹、エネルギー、スタミナなどの管理に加え、睡眠も必要となる本作。探索先の気温に応じて装備や食料を準備し、暖を取れる拠点を確保することが、生き残るための基本となりそうです。

頼れる相棒は犬!敵の接近を知らせてくれるほか、アイテムの運搬にも活躍

そして、本作の大きな特徴のひとつが、相棒となる犬の存在です。

ゲーム開始時には、複数の犬種から一緒に冒険する犬を選択可能。デモを担当したスタッフも「犬が本作の一番いいところ」と語っており、かなりの推し要素となっている様子でした。

もちろん、犬は単にプレイヤーの後ろをついてくるだけではありません。敵対的な生存者や野生動物が近づくと吠えて危険を知らせてくれるほか、アイテムを持たせておける収納スペースとしても活躍します。

広大な世界を探索し、さまざまな資源を持ち帰らなければならない本作では、アイテムを運搬してくれる相棒の存在は実用面でもありがたいところです。

さらに、犬を撫でることも可能! デモの時点でも撫でるアクションが実装されており、担当者によると、今後さらに改善していく予定だといいます。

なお、プレイヤーが注意しなければならないのは寒さだけではありません。世界には友好的な生存者がいる一方、プレイヤーに襲いかかってくる敵対的な生存者も存在します。デモでは銃を持った敵が登場する場面もありました。

さらには、野生動物も脅威となります。デモ中には、敵対的な生存者がヘラジカに襲われるという展開が発生。その後、今度はプレイヤー自身がヘラジカに追いかけ回され、友好的なNPCたちのもとへ逃げ込む一幕もありました。

狩猟は貴重な食料やクラフト素材を手に入れるための重要な手段ですが、動物たちは一方的に狩られる存在ではないというわけです。

仕留めた動物は、ナイフを使って解体することで肉や脂肪、毛皮、骨などを入手できます。特に毛皮は、より優れた防寒装備を製作するための重要な素材となります。

月の破片が貴重なクラフト素材に!探索と成長を重ね、さらに厳しい地域へ

探索で手に入れた資源は、装備や道具、拠点の建築などに使用します。簡単なクラフトであればその場でも行えますが、作業台を利用することで、さらに多くのアイテムを製作できるようになります。

デモでは開発チームがあらかじめ用意した拠点も披露され、プレイヤーが自ら建築できる建物や設備を確認できました。危険な世界を旅するうえで、資源の保管や寒さをしのぐための拠点作りも重要な要素となります。

また、探索できる場所は地上だけではありません。洞窟では火打ち石や鉄、銅などの資源を採掘でき、より高度な装備の製作に役立てられます。

なかでも注目したいのが、本作の世界を極寒へと変貌させた原因である、砕け散った月の破片です。地球に落下した月の破片は「ムーンストーン」と呼ばれる貴重な素材となっており、青く発光する姿で登場します。担当者によると、ムーンストーンは非常に優れた素材ですが、ゲーム開始直後から採掘できるわけではありません。

探索中に発見できたとしても、適切な道具を用意しなければ採掘できないため、まずはほかの資源を集め、装備を強化していく必要があります。

成長システムも、プレイヤーの行動に応じたものとなっています。弓を使えば弓に関する能力が向上し、建築を重ねれば作業速度が上昇。走ることでスタミナ消費が軽減されるなど、普段の行動そのものがキャラクターの成長につながります。

さらに、レベルアップによって新たな建築物や装備の設計図をアンロックできるほか、建物内で発見したり、クエストをクリアしたりすることで、新たなレシピを入手することも可能です。

より優れた装備を製作し、これまで立ち入ることのできなかった危険な地域へと足を踏み入れる。そうした探索と成長の繰り返しが、本作のゲームプレイの軸となっているようです。

最大4人で挑む終末世界のサバイバル。正式リリースは2027年を視野に

本作はソロでも楽しめますが、最大4人での協力プレイにも対応しています。

担当者によると、これまでにも複数回のプレイテストを実施しており、参加者からは特に協力プレイの部分が好評だったとのこと。仲間と資源を分け合い、拠点を建設しながら探索を進めることで、ソロプレイとはまた違ったサバイバル体験が楽しめそうです。

今回のデモンストレーションでは、犬を連れて極寒の世界を探索し、危険な野生動物や生存者たちと遭遇する一方、拠点に戻って暖を取る場面なども確認できました。

氷点下数十度の世界で、何を持って探索に出るのか。どこまで足を延ばし、どのタイミングで安全な場所へ引き返すのか。単に敵を倒すだけでなく、寒さとどう付き合っていくかが重要になるサバイバルゲームとして、期待が高まります。

『Permafrost』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに2026年10月9日より早期アクセスを開始予定。正式リリースについては、今回のデモを担当したスタッフから2027年を見込んでいる旨の発言もありましたが、具体的な時期は未定とのことです。

《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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