気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Lantto Games開発、PC/Mac/Linux向けに8月14日に早期アクセスが開始された工場自動化シミュレーション『サンダストリー』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、すべてのピクセルが固有の物理特性を持つ世界が舞台の工場自動化シミュレーション。砂粒から雪の結晶、種子、氷片に至るまであらゆる物質を資源として採掘・加工・自動化する独自のシステムが特徴です。日本語にも対応済み。
『サンダストリー』は、1,480円(10月9日までは35%オフの962円)で早期アクセス配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Lantto『サンダストリー』の開発者を務めているLanttoです。一番好きなゲームは『ファイナルファンタジーVII』ですね。本作のプログラミングをしている最中は、いつもこのゲームのサウンドトラックをリピート再生しています。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
Lantto自動化と物理演算の組み合わせは、あらゆる課題を解決するための無限の可能性を秘めており、クリエイティビティを解き放つ素晴らしい「遊び場」になると思っています。
このアイデアは、「砂が落ちてくるブラウザゲーム」を昔たくさんプレイしていた経験から生まれました。そうした物理システムを活かしつつ、ゲームには明確な目標を持たせたいと考え、さらに私自身が工場自動化ゲームのファンでもあったため、この2つのジャンルを融合させようと思うのは極めて自然な流れだったのです。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?
Lantto『Noita』『Factorio』『テラリア』ですね。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。
Lantto一番印象深かったのは、おそらく一番最初のプロトタイプを作った時ですね。わずか数時間で作ったシンプルなものでしたが、ベルトコンベアで砂を移動させることしかできない段階であったにも関わらず、作った自分自身が即座にその面白さに夢中になってしまったのです。時間を忘れてプレイし続けてしまった時、「このアイデアにはポテンシャルがあるぞ」と確信しましたね。
――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。
Lanttoこれまで多種多様なフィードバックを頂いてきましたが、中でも特に印象的だったのは、プレイヤーの方が「こんな機能が欲しい」と要望を出すと、別の誰かがすぐさまそれを実現するModを作ってしまう瞬間を目撃したことです。すでに数百ものModが制作されており、Modコミュニティの圧倒的な熱量には本当に驚かされています。
――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。
Lanttoこれまでにリリースしてきた、そして今後予定している快適性向上機能の多くは、コミュニティから寄せられたフィードバックに基づいたものです。それに加え、プレイヤーの皆さんから非常にクリエイティブで素晴らしい提案をいくつか頂いており、それらも今後ゲームに実装していく予定です。
――本作の日本語対応状況について教えてください。実装の内容や大変だった点、日本からの反応はどうでしたか?
Lantto本作は完全に日本語に翻訳されており、パブリッシャーであるHooded Horseのサポートには深く感謝しています。日本語訳自体もプレイヤーの皆さんから好評を得ていると感じていますが、フィードバックはいつでも歓迎です。英語版と一切の遜色や妥協がない、最高のクオリティで日本の皆さんに楽しんでいただきたいと考えています。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Lanttoはい、もちろんです!本作のコンテンツ制作をしていただくことは、本作に対する最高の支援になります。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Lantto本作をプレイしていただき、ありがとうございます!最初に『サンダストリー』のSteamページを公開した時、最も大きな盛り上がりを見せてくれたのが日本のプレイヤーの皆さんでした。だからこそ、日本で本作をリリースできることをずっと楽しみにしていたのです。それに、私自身東京が本当に大好きな場所なので、一刻も早くまた行きたいと思っています!
――ありがとうございました。


◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に1,000を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。








