デス組合とFlashlight Gamesは、『勇者パーティはぜんめつしました。』を2026年11月10日に発売すると発表。本作は当初2026年7月の発売を予定していましたが、制作上の都合により延期が発表されていました。
今回改めて発売日が決まった形で、記事執筆時点でSteamのウィッシュリスト登録数は15万件を突破。あわせて公開された新規トレイラーでは、製品版範囲のイラストやダンジョン内の様子が少しだけ披露されています。
壊れてしまった勇者パーティから、救えるのはたった1人
本作は壊れてしまった仲間の「業」と向き合い、一緒にケジメをつける「高湿度・激重感情」だというRPGです。

プレイヤーは、ダンジョンで行方知れずとなった勇者パーティの救出隊の唯一の生き残り。ようやく見つけた4人は、言葉を失った「勇者」、魔力を失った「魔法使い」、身体を失った「戦士」、そして“何か(伏せ字になっている)”を失った「僧侶」と、それぞれどこかが壊れていました。
救えるのはこのうち1人だけで、選んだパートナーとふたりきりでダンジョンからの脱出を目指します。


奪って、砕いて、呪いに変えるカードバトル
戦闘はターンベースのカードバトルです。手持ちのアイテムはすべて「手札」となり、それぞれに使用回数が設定されています。
敵の次の行動は事前に予告されるため、限られたリソースでどう応じるかが腕の見せどころです。

パートナーも戦闘に参加し、瀕死から蘇る勇者、捨て身で暴れる戦士、強力な回復術を操る僧侶と、選んだ相手によって戦い方は変わります。魔力を失った魔法使いに「火炎の杖」を持たせてもダメージはゼロになるなどの仕様もあるそうです。
アイテムの主な入手手段は、敵から「奪う」こと。攻撃で敵の体勢を崩し、武器の「最後の一回」を叩き込むと「致命の一撃」が発生し、即座に敵を倒して装備を奪えます。敵ごとに奪えるアイテムは決まっているため、どの敵から何を奪うかも重要になるでしょう。

武器やアイテムは使い切ると壊れてしまいますが、壊れる瞬間の「最後の一回」は非常に強力。ダメージや回復量が跳ね上がるほか、特殊な効果が発生することもあります。
ふだんは自分のHPを削って斬る「ライフレスソード」も、最後の一回だけは敵からHPを吸収するといった具合です。使用回数が残っていてもわざと砕くことも可能。リソースが乏しくてもあえて使い捨てたほうが有利な局面もあるようです。


さらに、砕いたアイテムからは「呪い」が生まれます。呪いを使って「あらがう」ことで、踏んでしまった罠やルーレットの悪い引きを無かったことにできるそうです。
倒れてしまった場合はその階層からリトライとなり、ため込んだ呪いで欲しいアイテムを生み出したり、残りを経験値に変えたりできます。死ぬたびに、次の挑戦が有利になるとのこと。
4人それぞれに完全独立したルートとマルチエンディング
本作では道中の会話を通して、パートナーが抱える秘密や、ダンジョンに残した「因縁」と向き合っていくことになります。
パートナーとの関係は選択によって変化し、それは絆にも、疑心にも、依存にもなり得る模様。各キャラクターのルートは完全に独立しており、ダンジョンを抜けた先の結末は選んだ相手とプレイヤーの選択次第です。


テキストボリュームは40万字以上で、イラストは1枚1枚描き下ろしの400枚以上。想定プレイ時間は1ルート約6時間の計4ルートで、各ルートはマルチエンディングを採用しています。
武器・アイテムは100種類以上を用意。戦闘スタイルは目押しで戦う「決意と意思」と、確率で戦う「選択と運命」の2種類から選べ、どちらを選んでもストーリーへの影響はありません。
主な特徴
危険だらけのダンジョン探索
使用回数の限られたアイテムを手札とし、ダンジョンの敵に挑むカードバトル。選んだパートナー次第で戦い方も変化します。新しい武器は「致命の一撃」で奪いとる
「致命の一撃」システムで倒すことで、敵からアイテムを奪取可能。どの敵から何を奪うかも戦略のみせどころです。武器は砕くと強くなる
壊れる瞬間の“最後の一回”こそ、武器は最も強力になる。たとえ物資が乏しくても、あえて砕いて使い捨てるのが勝利の鍵です。「呪い」の力で、不都合な運命を捻じ曲げる
砕いたアイテムから生まれる「呪い」というリソースで、トラップや悪い引きをなかったことに。もし敗北してしまっても、呪いがレベルアップの糧となり、次の挑戦が有利になります。ふたりきりの脱出劇がどう終わるかは、あなたの気持ち次第
道中の会話と選択で、パートナーとの関係も物語も変化。キャラクターごとに完全独立したルートと結末が待っています。
『勇者パーティはぜんめつしました。』は、PC(Steam)向けに2026年11月10日発売予定。価格は未定です。
発売に先駆けて、1人目のボス「追放者」戦までをプレイできる体験版も近日公開予定です。こちらは製品版で選べる4人のパートナー全員でプレイ可能とのこと。続報は作品公式XやSteamストアページで告知されます。













