サバイバルホラー『Outlast』シリーズを手掛けるRed Barrelsの共同創業者Philippe Morin氏は、過去に行ったプレイテスト中に参加者がスタジオを飛び出し、そのまま戻ってこなかったというエピソードを、海外メディアGameSpotのインタビューで語りました。
過激な表現を扱う開発現場、採用面接でもしっかり説明
『Outlast』シリーズは、グロく、痛々しく、狂気に満ちた世界観をベースに、敵から逃げたり隠れたりしながら危機を切り抜けていく、サバイバルホラーシリーズです。



2013年に1作目『Outlast』のSteam版がリリースされて以降、2017年には『Outlast 2』が、2024年には最新作の『The Outlast Trials』が発売。最新作については、2026年10月の90%オフセールや期間限定イベント「Chemical Leak」を含む大型アップデートの影響からか、Steamにおける最大同時接続者数は日本時間10月8日に過去最高の14万7,955人を記録しました(SteamDBより)。

そんな同シリーズの歩みを振り返る今回のインタビューで、作品の過激な表現は「SAW(ソウ)」など当時のホラー映画の流行を意識したものかと問われたMorin氏は、計算したものではなく個人的な好みだったと言及。当初から最も残酷なゲームを目指していたわけではなく「ホラーゲームを作っているんだから、当然グロテスクになるだろう」という認識だったようで、脚本家も「血はいくらあっても多すぎることはない」と語っていたと振り返りました。
そうした表現を押し進めていくなか、過去のプレイテストでは開始から数時間後に参加者の1人がスタジオを飛び出し、外で泣いたことがあったとのことで、その参加者はそのまま戻って来なかったといいます。

Morin氏は採用についても触れ、面接では「私たちが制作するコンテンツの種類や、そのコンテンツ制作に必要な会話について、応募者に十分に理解してもらうようにしている」と言及。他のスタジオで話せば人事部との面談につながりかねない話題も出るため、そうした内容に抵抗がないことが応募者には必要だとしています。
それでも、過去には月曜に働き始めて、同じ週の木曜日には退職した例もあったそうです。そのスタッフはグロテスクな描写や暴力的な表現があることは承知していたものの、宗教関連の内容など、想定していなかった要素を受け入れられなかったと振り返っています(『Outlast 2』での話と見られる)。

シリーズ最新作『The Outlast Trials』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/XBOX One・XBOX Series X|S/PS4・PS5(海外)向けに配信中です。











