
Valveは、自社の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」などで採用されるOS「SteamOS」の最新安定版「3.9.5」を配信しました。
「Steam Deck」アイドル時の電力消費の改善も―4.0も目前のアップデート
「SteamOS」とは、Valveがオープンソースの「Linux」をベースに開発した、「Steam Deck」に標準搭載されているOSです。「Steam Machine」や「Steam Frame」といった後続機でも採用されているほか、アップデートでさまざまな他社製デバイスのサポートが追加されてきました。
今回の更新では、デスクトップモード環境が「KDE Plasma 6.4.3」から「Plasma 6.7.3」へと更新され、Steam Deckでオーディオが再生されていない場合におけるアイドル時の電力消費量が改善。「Steam Machine」のパフォーマンスに関わるものを含め、各種不具合の修正も行われました。
また、パッチノートにはセキュリティ・安定性の更新として、eMudhra社の侵害されたCA証明書を無効化したことも記載されています。この件に関しては先日、デジタル証明書を発行しているインドのeMudhra社に関して、8つの中間証明書の秘密鍵が侵害されたことにより、一時的に“悪意のある人間でも安全なサイトを装いやすい”状態が起きていました。
本件以来、Firefoxをはじめ、さまざまなブラウザ等で同社のデジタル証明書ブロックする対処が行われたため、SteamOSもそれに倣った形と考えられます。
なお、eMudhra社はこの件を受け、現地時間2026年10月22日付で世界的なSSL/TLS証明書事業からの撤退を発表しています。






