Maxisが『SimCity』へのオフラインプレイ導入が遅れた理由を語る、同モードの製作期間は半年以上に | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Maxisが『SimCity』へのオフラインプレイ導入が遅れた理由を語る、同モードの製作期間は半年以上に

なぜ2013年3月の発売から今になってようやく実装に至ったのか、リードエンジニアのSimon Fox氏が公式ブログにてその経緯を語っています。

ニュース 最新ニュース
昨日ついにオフラインソロプレイが可能となるシングルプレイヤーモードの追加が発表された『SimCity』。ローンチ直後からログイン出来ない、都市が巻き戻るといったサーバー問題が発生した同作では、当時からファンよりオフライン専用のモードが求められてきました。なぜ2013年3月の発売から今になってようやく実装に至ったのか、リードエンジニアのSimon Fox氏が公式ブログにてその経緯を語っています。

ゲームの発表当時から開発メンバーが語ってきたように、『SimCity』のオリジナルのクリエイティブビジョンは「全ての行動が地域の他プレイヤーの都市に影響を与える」という、オンラインマルチプレイヤーを根底に敷いたもの。それ故に開発当初からMaxisは、クライアントが全てのゲーム情報をサーバーに通信し、プレイヤーが地域の都市と交信が出来るよう、アーキテクチャの面からこのビジョンをサポートしたとFox氏。基礎からオンライン要素が組み込まれた『SimCity』は、容易にオンを遮断するオフラインを導入することが出来なくなってしまったというわけです。



実際にオフラインモードの導入に必要となった開発期間は昨年の8月ごろから6ヶ月半。オフラインの導入に際し、ただゲームデータをローカルに保存するような些細な変更だけでなく、『SimCity』ではサーバーでゲームの主要データを保存し他の都市とのシミュレーションを実行するためJavaが使用されており、大量のコードをC++へ書き換えたとFox氏は伝えています。

この他にもユーザーのマシンスペック内で動作するよう都市間の取引におけるアルゴリズムを再調整、ソーシャルやグローバルマーケットといったマルチプレイヤー用コンテンツのコードとUIの削除。ユーザーのPCクライアントとサーバー上で行われていたデータのやり取り、及びシミュレーションの演算をユーザーのPC内で完結するため、多くの作業が必要であったことが強調されています。

現在このオフラインプレイが可能なシングルプレイヤーモードは最終テスト段階で、次期アップデート10にて無料で追加される予定。並行してUGC(『SimCity』におけるMod)の公式ガイドラインなども公開しているMaxisですが、『SimCity』が発売されてから決して順風満帆では無かった1年が経とうとする中、同作がどのような方向へ向かうのか見守りたいところです。
《ishigenn》
!ゲムスパ渾身のPR記事!

    編集部おすすめの記事

    ニュース アクセスランキング

    1. PSディスク廃止関連ボイコット「#PSBlackout」業界アナリストが「目立った影響は見られなかった」と発言。海外掲示板ユーザーも一歩引いた姿勢で冷ややかな反応

      PSディスク廃止関連ボイコット「#PSBlackout」業界アナリストが「目立った影響は見られなかった」と発言。海外掲示板ユーザーも一歩引いた姿勢で冷ややかな反応

    2. 【最大80%オフ】『不思議のダンジョン 風来のシレン』シリーズがSteam/スイッチ向けにセール中。Steam版『シレン5』は80%オフ596円

      【最大80%オフ】『不思議のダンジョン 風来のシレン』シリーズがSteam/スイッチ向けにセール中。Steam版『シレン5』は80%オフ596円

    3. Steamセールイベント「パーティー制RPGフェス」開催中!3DダンジョンRPGからローグライク戦術RPGまで“最安値更新作品”を中心にピックアップ

      Steamセールイベント「パーティー制RPGフェス」開催中!3DダンジョンRPGからローグライク戦術RPGまで“最安値更新作品”を中心にピックアップ

    4. ソウルライクARPG『Lies of P』続編タイトルは『Wonders of O』に?開発元が新たな商標を申請。「オズの魔法使い」との繋がりを指摘する声も

    5. レベルファイブ日野社長、AI使用したTGS2026ブースイメージ図について説明―実際の設計や造形は人の手で丁寧に制作していると強調

    6. 開発者の妻のボイスなのに…ユーザーが誤解しAI認定「ゲームが台無し」─オープンワールド風RPG『Luminary』Steamレビュー巡り「AI魔女狩り」について議論勃発

    7. 『オーバーウォッチ』新サポート・ヒーロー「ドクトリン」お披露目! ひと足早くお試しできる期間限定トライアルも開始

    8. 大規模再編進めるXBOX CEO、自らサポート業務にも参加―毎月数時間にわたりユーザーからの問い合わせに対応していると報道

    9. 『Wizardry』移植の潮流はまだまだ続く!?ドリコム社長「関連タイトルをできるだけ今の環境でも遊べるように」

    10. 任天堂、拒絶査定された『パルワールド』関連特許に不服審判請求。査定内容に反論し、特許を受けられる発明であると主張

    アクセスランキングをもっと見る

    page top