昨日正式な発表が行われ、新たにCrytekとDeep Silverで生まれ変わることになった『Homefront』の続編『Homefront: The Revolution』。前作はTHQが担当、続編をCrytekと共に開発することも発表されていましたが、そのTHQが倒産したことにより、CrytekがIPを獲得するも具体的な続報がないままとなっていました。
今回海外サイトのインタビューに応じたプロデューサーのDave Stanton氏曰く、THQからIPを獲得した時点ではリニアゲーム色が強かったとのこと。同社のタイトル『Crysis 2』に近いものだったと例え、続編としての色が強く残る作品の製作が進められていたようです。
しかしながらIP獲得後「Homefrontという作品のポテンシャルを活かすにはどうすればよいのか」、「CrytekのDNAを受け継がせるにはどうすればよいのか」を再考したとのこと。結果、自由度を持ったオープンなゲームの世界を描く方向へと定めたと語っています。
また発売する機種についても触れており、PS3やXbox 360向けの作品として作ることも選択肢としてあったものの、Crytek Engineの性能を活かすには次世代機やPCにフォーカスする必要があると判断、製作チームでも現行機のことは考えず、PS4/Xbox Oneを意識したほうがよいとの声が挙がっていたことも話しています。
またCryEngineで製作するにあたり、AIシステムや環境表現、エリアの規模などは現行機だと厳しい賭けとなっていたことも触れています。
2015年に発売が予定されている本作。北朝鮮により侵攻された近未来のアメリカ、という刺激の強いプロットを持ちながら、ゲーム性も魅力があるだけではなく、続編では機種が進化したことへの恩恵も感じられることになりそうです。
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