【E3 2014】幻想的な風景の中、日記を綴る実験作『Elegy for a Dead World』インプレッション&ショートインタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【E3 2014】幻想的な風景の中、日記を綴る実験作『Elegy for a Dead World』インプレッション&ショートインタビュー

2014年IGFのNuovo Award選外佳作にも選出された『Elegy for a Dead World』は、未知の惑星を探索しながら自由に日記を書いていくという世にも奇妙なゲーム。Ziba Scott氏のショートインタビューを行うことができたので、インプレッションと共にお届けしたいと思います。

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【E3 2014】幻想的な風景の中、日記を綴る実験作『Elegy for a Dead World』インプレッション&ショートインタビュー
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2014年IGFのNuovo Award選外佳作にも選出された『Elegy for a Dead World』は、未知の惑星を探索しながら自由に日記を書いていくという世にも奇妙なゲーム。『AaaaaAAaaaAAAaaAAAAaAAAAA!!! 』などで知られるDejobaan GamesのIchiro Lambe氏と、『Girls Like Robots 』をリリースしたPopcannibal GamesのZiba Scott氏がタッグを組んで制作しており、実験的な作品として注目が集まっております。

今回のE3 2014では、本作のプレイアブルデモがIndieCadeのブースに展示されていました。またZiba Scott氏のショートインタビューを行うことができたので、インプレッションと共にお届けしたいと思います。


今回、出展されていたのはE3の特別バージョンです。プレイヤーは、まず最初に自分のメールアドレスを入力するか、ゲストとしてプレイするかを選択します。さらに書き込む日記の種類を「物語」、「ポエム」、「白紙」の3つから選択します。

ゲームがスタートするとプレイヤーは未知の惑星の探索を開始します。あたりを自由に探索すると、いくつかの場所で文章を記述することができます。「ポエム」を選択した筆者には、詩のような言葉の断片が表示され、その言葉の間に自由に自分の言葉を挿入していくことになります。「白紙」を選んだ場合は、すべての場所で自由に文章を綴っていくことになるようです。


これといった敵やギミックもなく、ただ淡々と先に進み、プレイヤーは文章を連ねていきます。ステージの最後に到達すると、これまで見た風景と共に自分の書いた文章が表示されます。そして、ここでゲームは終了。正直、ゲームと言っても良いのかわからないほど、奇妙な作品でした。

今回のE3のバージョンでは、プレイヤーの書いた文書はローカルに保存され、他のプレイヤーによって閲覧することが可能です。さらにそれらの文章にフィードバックを送ると、自動的にプレイヤーのメールアドレスに届けられるシステムになっているようです。

Ziba Scott氏には、どういった経緯で本作が生まれたかなどについて尋ねました。


――どうもこんにちは。まずはあなたの経歴を教えてくれますか?

Ziba Scott:僕は大学でコンピュータサイエンスを学び、プログラマーをして、ゲームも作っている。これまで4、5人のチームでゲームを作ってきた。プログラミングを主に担当していて、時々、ライティングやゲームデザインもやることが多い。

――このゲームはとても実験的な作品ですが、一体どういう経緯で生まれたものなんでしょうか?

Ziba Scott:確かにとても変わっているよね。でも僕自身はマリオやロックマンといった普通のゲームで育ったんだ。それに対して、本作はどちらかと言えば、本に影響を受けている。本作の重要なクリエイターであるDejobaan GamesのIchiro Lambeがある時、アーサー・C・クラークの『宇宙のランデブー』という小説を持ってきたんだ。太陽系の端っこに無人の宇宙船が発見されて、人類が調査をするという物語だ。「この大きな無人のスペースシップは一体何なのか?」、「彼らは一体何をしていたのか?」というのがこの本の一番のテーマになっている。そして、この本は「探索」という感覚をうまく表現している。さらに「暴力」という概念にも焦点を当てている。探索、冒険、好奇心、暴力といった感覚はゲームにとっても重要なテーマだ。そういったものを本作でも表してみたい。

――かなり実験的なゲームだと思いますが、どういったプラットフォームでリリースする予定ですか?

Ziba Scott:まずはSteamでリリースすることを考えている。WinとMac、Linuxで遊べるよ。いつSteamで通過するかはわからないけど。いずれにせよ、タイピングすることにフォーカスしたゲームだから、コンソールで遊べるかどうかわからない。このゲームのためにUSBキーボードやWiiUのゲームパッドを使うなんてことがあるとはちょっと思えないからね。

――英語以外の言語へのローカライズの予定はありますか?

Ziba Scott:まだわからないが、できればやりたいとは思っている。ゲーム自体はほとんど出来ているが、他の言語がサポートできるかちょっとわからないな。

――ところで私は前作の『Girls Like Robots』もプレイしたのですが、あなたにとってゲームデザインにおいて何か一貫したポリシーはありますか?

Ziba Scott:いろんなアイデアがあるし、僕はストーリーを担当することもある。いずれにせよ、僕は変なゲームを作りたいんだ(笑)。他のゲームにはない雰囲気をぜひ受け取ってほしい。いずれはさらに美しい2Dの背景をもった奇妙な世界のスペースシップアドベンチャーなんかを作ってみたい。

――今回のE3では他のブースなども見て回りましたか?

Ziba Scott:E3は忙しくてあんまり見て回れていないけど、昔のアーケードゲームなどを展示しているコーナーはとてもいいよね。全部プレイしたいくらいだ。ゲーム&ウォッチの『ゼルダ』なんかもあるんだよ。

《Shin Imai》

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