北米の小さな秋葉原? ニューヨークのコアなゲーム店「VideoGamesNewYork」突撃レポート | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

北米の小さな秋葉原? ニューヨークのコアなゲーム店「VideoGamesNewYork」突撃レポート

北米でゲームが購入できる店舗としては、大手チェーンのGameStopや家電量販店のBestBuyが一般的ですが、日本と同じように個人経営のお店も、多くはありませんが残っています。

ゲーム文化 その他
北米でゲームが購入できる店舗としては、大手チェーンのGameStopや家電量販店のBestBuyが一般的ですが、日本と同じように個人経営のお店も、多くはありませんが残っています。

今回はニューヨークのマンハッタンにある個人経営のゲームショップ「VideoGamesNewYork」をレポートしてみたいと思います。


「VideoGamesNewYork」は、マンハッタン南部のイーストビレッジという地区にあります。この地区には日系のお店が多く集まっており、小さな日本人街のようになっています。

お店はイーストビレッジの本通りからやや外れたところにありますが、お店の前にある大きなマリオの像が目印となっているので見つけやすいと思います。

一歩足を踏み入れると、天井まで商品で埋め尽くされている店内に圧倒されます。新作ゲームはもとより、レトロゲームやハードも非常に多く扱っており、古参ゲーマーにはたまらないラインナップになっています。


さらに、ここはニューヨークでも数少ない日本のゲームも販売しているお店でもあり、数・種類とも非常に豊富です。お店の責任者であるカールさん曰く、訪れる人は20代から40代が中心とのことですが、最年長のお客さんは75歳の人だそうです。

店員のカールさん

アメリカ人にも日本のゲームは非常に人気で、北米で発売されていない日本製タイトルや、ジャンプ系のなどアニメベースのタイトル、初音ミクのゲームが多く買われていくそうです。

また、ゲーム機や各ハード用のアーケッドスティックの修理も行っており、多くの部品を取り扱っています。

奥のショーケースの中には、同店舗のオーナーや従業員のコレクションとして、コナミの小島秀夫監督のサイン入りPS3や、任天堂の宮本茂氏のサイン入りニンテンドーDSなどを展示していました。

小島監督のサインは、2010年にニューヨークのユニクロで行われたメタルギアのコラボイベントの際にもらったもの、宮本氏のサインは、任天堂のフラグシップ店「Nintendo World Store」のイベントの際にもらったものだそうです。

宮本氏のサイン入りDS小島監督のサイン入りPS3

店内を埋め尽くすほどのゲームを置いている「VideoGamesNewYork」ですが、この店舗の地下やニュージャージー州に倉庫を持っており、何倍ものレトロゲームのラインナップを取り揃えているとのことです。店頭に出す品物は定期的に見直しを行っており、通販も行っています。

取材日には不在でしたが、店舗のオーナーが、アメリカやカナダのゲームやアニメコンベンションに参加したり、日本に行ったりして、レトロゲームを収集しているのだといいます。

店員のカールさんは、日本のゲームを多く扱っていることもあり、日本のゲームメディアや、アメリカの日本ゲーム情報サイトなどは常にチェックしていると語っていました。従業員みんなで日本のゲームを通して日本語も勉強しているとのことです。スラングばかりにならないか心配ですが…

ニューヨークを旅行で訪れることがあれば、笑顔のゲームファンが集い、スタッフも非常に気さくな「VideoGamesNewYork」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

VideoGamesNewYork
202 East 6th street New York, NY 10003

記事提供元: インサイド
《インサイド》
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください
  • スパくんのお友達 2014-07-10 15:55:12
    >>12
    よぉ兄弟!
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-07-10 4:40:36
    ビスコ思い出した
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-07-10 4:11:28
    他の人もそうだろうけど
    ここ数年、PC、CS共に店舗で買うって事がなくなった
    3 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-07-10 1:27:22
    秋葉原もゲーム屋は徐々に減っていくんじゃないかな。
    メディアランドも完全にゲオに移行したみたいだし。
    この記事のショップにはがんばって欲しいね。
    3 Good
    返信
  • 砂くじら 2014-07-10 1:23:01
    今は昔と違って、居心地のいいお店って無いんだよね。気兼ねなく色々聞きたいこと聞けて、ゲームの話出来る店が。
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-07-09 19:42:04
    うちの近所の個人ゲーム屋は趣味の世界入り過ぎてて凄かったわー

    ここはお洒落Cafeか?お人形屋さん?な佇まい店先から「女の子」w
    可愛い人形さんがお出迎え、そして女子的レジ、女子的雑貨コーナーを抜け、最奥にあるジュエルケースを覗くと・・・「綺麗に陳列されたゲーム」が200個くらい(新品)あるってお店。勿論、そんな店だから店員さんは「お姉さんのみ」w

    夢の様なゲーム屋さんでしたwwww

    子供だったから行かなかったけど2階でコーヒーとか食い物とか売ってたぽいし、昼過ぎると?巨大な可愛い人形が「準備中・立ち入り禁止だよ」みたいな・・・

    今で言うコンセプトカフェや女子ゲーマー専用SHOPみたいなのの走りだなw
    5 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-07-09 19:15:57
    10数年くらい前は日本の地方で展開してるゲームショップがこんな感じだったなあ。

    買うゲームもなく用も無いのに入り浸って店内を物色して掘り出し物を見つけたり、試遊機の前に並んでデモをプレイしたり、店員のバイト君と仲良くなってディープなゲーム談話に花を咲かせたり、未使用のポスター譲ってもらったりetc...今のネットやDL販売では味わえない良さがあったね。
    7 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-07-09 18:10:00
    色々見どころあり過ぎてついつい長居してしまいそうw
    16 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-07-09 17:50:54
    日本版はボッタクリ価格なんだろな
    日本の海外版販売店がそうしてるように
    3 Good
    返信
  • アナリング 2014-07-09 16:27:21
    ゲーム屋でゲームを買ってた世代だからメチャクチャ懐かしい感じがするよw
    6 Good
    返信

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『ゼンゼロ』新キャラ「シード」海外コミュニティでも注目集まる…主に足に

    『ゼンゼロ』新キャラ「シード」海外コミュニティでも注目集まる…主に足に

  2. あなたの好きな「ポケモン」粘土で作ります!…雑に。風変わりな職人にリクエストが殺到

    あなたの好きな「ポケモン」粘土で作ります!…雑に。風変わりな職人にリクエストが殺到

  3. サイバーパンクな街で暮らすライフシム『Nivalis』雰囲気抜群のゲームプレイトレイラー!

    サイバーパンクな街で暮らすライフシム『Nivalis』雰囲気抜群のゲームプレイトレイラー!

  4. Amazonでテレビドラマ版「Wolfenstein」制作中―ドラマ版「フォールアウト」手掛けるKilter Filmsも参加

  5. 胸のサイズを巡る社内抗争?!『ゼンゼロ』最新アプデに隠された開発陣のミームが海外で話題に

  6. 「私の仕事はゲーマーを心理的に操作することだった」MOBAのトキシックを改善するために設計されたシステムが心理学の専門家に紹介され注目浴びる

  7. ジブリ作品にインスパイアされた観光ホテル経営シム『Hotel Galactic』日本語対応で早期アクセス開始!

  8. 「Stop Killing Games」が勢いを増す中で『ロックマンX DiVE』オフライン版が理想的なサ終としてゲーマー達に再注目される

  9. 『モンハンワイルズ』水鉄砲でモンスター討伐に挑むプレイヤー現る―2ダメージを重ねる執念のハンティング

  10. 『Five Nights at Freddy's』実写映画版続編「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2」トレイラー公開!

アクセスランキングをもっと見る

page top
シネマカフェ
ユーザー登録
ログイン
こんにちは、ゲストさん
Avatar
メディアメンバーシステム