週末に発生した事もあり、国内と同様に海外のゲーマーの間でも大きな波紋を呼んだこの問題は、海外大手ゲーム掲示板のNeoGafにおいても本件に関するスレッドは110ページ以上に及ぶ書き込みが寄せられ、一時期は接続障害が長期化する可能性も有力視されるなど、短期間の出来事ながらもゲーマーに大きなインパクトを与える事態となりました。
この問題の首謀者と見られていたハッカー集団「Lizard Squad」は、PSNにとどまらずXbox LiveやBattle.netの他、人気MMO作品に対してもここ数日の間で攻撃を行っており、さらに同集団の爆破予告によって旅客機が緊急着陸を余儀なくされる状況へと発展するなど、予断の許されないより重大な問題へと変化しつつあります。
PSNの復旧に対する海外ゲーマーの声も様々で、復旧を伝えたPS Blogのコメント欄では「全てが正常に戻って喜ばしく思うよ。願わくはこれが教訓となり、今後同じ事態が起きてもそれを未然に防いだり、影響を軽減したり出来るはずだ。」「なにより良かった事は『Destiny』のローンチにこれが起きなかった事だね。」「お詫びのゲームはあるのかな?」など、早い段階で復旧した事を前向きに見る書き込みも多く見受けられました。
一方で批判的なコメントも寄せられており、「私達は君らのゲーム機に多くのお金を費やしているのだから、君らに弁解の余地はない。遅延のないゲーム体験が提供されるべきだし、サービスを中断してはならない。しかもこれまでは無料であったにも関わらず、現在はPSNを介したマルチプレイヤーを遊ぶ為に年間50ドルを払っているのだから。」などの他、今回の件とは性質が異なるものの2011年に個人情報流出によりサービスが停止した事件の再来とするユーザーも現れ、非常に失望してしまったと不安と共に停止期間を過ごした心境を吐露するユーザーも見受けられています。
早い段階でPSNは復旧したものの、ハッカー集団の「Lizard Squad」は未だ攻撃的な姿勢を見せている為、今後も被害が広がらない事を祈るばかりです。
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