先月中頃に実施された期間限定イベント「Steam ホリデーオークション」何気なく落札した、『Death Skid Marks』が予想以上に面白かったので皆様にもご紹介します。本作はインディーデベロッパーStudio Whisky Tangoが開発し、Greenlightの通過を経て2014年11月20日にSteamで配信されたローグライクカーコンバットゲームです。
プレイヤーは愛車を駆って究極のコンサートが行われる会場まで爆走しますが、その道中では熱狂的なファン、レッドネック、ネオナチ、狂信者、警察、ロボット、エイリアンなど、様々な敵との激しいカーチェイスが繰り広げられます。
デフォルトの車両。ゲームを進めると異なるタイプの車両もアンロックできる
『Hotline Miami』からも参戦
ローグライクという事で出現する敵の種類や構成はランダムです。攻撃方法は鈍器などで殴る近接攻撃と銃器を使った遠距離攻撃の2種類が用意されているので、状況に合わせて使い分けます。また、壁に押し付けて敵車両を破壊するといった攻撃も可能です。ただし、中には密着できなかったり、銃器での攻撃をほぼ受け付けない車両もあります。
戦闘の合間に入れるショップでは武器やアイテムの購入、車両のアップグレードや修理、仲間となるヒッチハイカーのピックアップなどが行えます。前述の敵と同様、ショップの出現や品揃えもランダムなので、購入などの選択は慎重に行う必要があります。なお、ショップの他にもカジノやロシアンルーレット、ガンワークショップやマッドサイエンティストの研究所が出現します。
- カジノ:
所持金を増やすチャンス。 - ロシアンルーレット:
ロシアンルーレットに勝つとキャラクターの能力がアップ。ただし、負けるとそのキャラクターは死亡。 - ガンワークショップ:
武器を合成して強化してくれる。 - マッドサイエンティストの研究所:
人体改造を行い、上手く行けば能力がアップ。パワプロでいうところのダイジョーブ博士。
ショップ
仲間になるヒッチハイカー
ロシアンルーレットで勝利
人体改造したら金髪になった
本作は運も絡むため難易度が高く、慣れないうちはゲームオーバーの連続になるでしょう。私自身まだ一度もクリア出来ておらず、ラスボスに到達したのもわずか2回のみ……。ゲーム開始時に、敵の殺害でたまるポイントを消費して様々なボーナス(攻撃力アップや防御力アップなど)を受ける事もできますが、結構なポイントを使う上に1回使い切りのため乱用はできません。
後半になると戦闘も熾烈さを増す
戦車も登場
中ボスにボコボコにされた……
その他、アーケードモードやボスモードなど、また違った楽しみを備えたモードも用意されており、繰り返し長く遊べます。価格も980円と非常にお手頃なので、機会があれば皆様もプレイしてみてください。
どこかで見た事のある人達