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【海外ゲーマーの声】新作『DOOM』のバイオレンス表現はあり?なし?―E3プレイ映像が波紋を呼ぶ

5月中旬に突如ティーザー映像を公開していた伝説的FPSシリーズの最新作『DOOM』。本記事では、E3で披露された同作プレイ映像に対する海外メディアとユーザーの反応を紹介します。

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!注意!グロテスクな表現や残酷表現が苦手な方、18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。



5月中旬にティーザー映像を公開し、E3 2015でも激しい銃撃戦や大迫力の肉弾戦をフィーチャーしたプレイ映像を披露していた伝説的FPSシリーズの最新作『DOOM』。同作の販売元Bethesdaに向けて、海外メディアPolygonはその暴力性を問うインタビューを行っていました。「もし暴力的で血まみれなゲームに興味がないのなら……たぶん『DOOM』は君に相応しいゲームではないだろう」と語るBethesda担当者Pete Hines氏。そしてPolygon記者による「血に飢えてないって?それなら『DOOM』はプレイしないでね」とのコメントで締めくくられたインタビュー記事は、海外ゲーマー達にとってちょっとした議論の種になった模様です。

とあるNeoGAFユーザーは、「超暴力的なゲームはゲームの中でこそ許される」とコメントしながら、「ゲームは書籍や映画と言ったメディアと同じ」「アートとしての表現方法の1つである」と語ります。別のユーザーはPolygonの該当記事について同意しながらも、「誰かがあのようなゲームを取り締まろうとしない限り、ビデオゲーム内で描かれる暴力描写について、皆が不満を漏らすことになる」「世間一般からは『DOOM』が暴力ゲームの象徴的存在でしかないように受け取られるのでは、と思ったよ」と発言。続けざまには一部の地域で制限されるゲームや映画の暴力表現を「最悪」と語っており、暴力表現を含む作品の行く末に不安感を示しています。


「もし血塗れのゲームがやりたくないなら『DOOM』をプレイしないべき、という前提には賛成。とは言えども、この論調は普遍的に同意されるものではないでしょう」と言った目線のコメントも寄せられていました。更に、「暴力性を求めないなら『DOOM』をプレイするべきじゃない、『DOOM』は『DOOM』らしくあって欲しい」と、シリーズへの熱烈な思いが感じられる発言も。

また、インタビュー記事では「暴力性への批判」を直接的に受けたとは報じられておらず、一部ユーザーは「そもそも大きな議論と言えるんですか?」「『DOOM』の暴力性についてつべこべ言うなんて、今まで聞いた中でも一番バカげた話だ」と、単なる杞憂に終わる見込みについても言及。これを補足する形で、海外のWebムービーシリーズ「Feminist Frequency」担当者による「このような過剰な暴力性を“ふつう”のものと考えてはいけない」との発言がユーザーによって取り上げられています。また、「『DOOM』は暴力的であるべきなのは賛成だけど、E3で公開された超暴力的な映像に盛り上がる人達には困惑した」と、ファンでありながら賛否が分かれるコメントも投稿されていました。
《subimago》
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  • J-SHOOTER研究者 2016-02-06 10:16:05
    暴力表現が苦手な日本人のフォローを兼ねて敢えて一言。

    別に暴力表現があってはならないとは思っている訳じゃないけどね。
    俺も最近ではDOOMの暴力表現に興奮を覚えているしな。
    ただ一般的かどうかについてのコメントがあった通り、
    一個人の価値観に正解は無く、苦手な連中も決して「悪」では無いと言う事。
    暴力表現にもメリット・デメリットがあるのは俺達でも分かる筈だ。
    それに極端な話、暴力表現の苦手な買い手に売れなかった場合、
    売り手は買い手に「負けた」事になる、これが世の成り立ちだ。
    0 Good
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  • スパくんのお友達 2015-07-11 19:23:46
    グロ反対派の連中がなに言おうと矛盾だらけだしDOOMはこのまま発売されるだろう。それよりも今回、日本語版DOOMにどんぐらい規制がはいるのか見ものだね(北米版買うが)
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2015-07-06 7:09:13
    肝心なのは議論されているのが「実際の暴力」ではなく「暴力表現」だということ。

    「暴力表現はだめ、やめろ、なくせ」と言ってるのは
    一見暴力を否定しているように見えて実はISISと同じ思考なんだよね

    「自分の正義に適わないものは消してしまえ、消えるべきだ」
    という思考だからね。

    今は、人類全体がそういう極端な意識状態になりつつある気がするよ。
    4 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2015-07-06 2:42:23
    残虐シーンのところはE3でめっちゃ盛り上がってたねえw
    さすがアメリカだと思ったよ
    5 Good
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  • スパくんのお友達さ 2015-06-26 5:25:59
    -暴力性は誰しもが内に秘めてるものだからストレス発散を否定はしないが- ストレス解消した後、積み上がった死体の山を見てふっと思う、ってのが出来る作品だから、暴力的だと問題にする事は皮肉にもこの作品の暴力描写は優秀って事になるまた優れてるからこそアクションも重みや迫力のあるものになるし、俺戦ってる感がでてくる故にアクションも優秀なものになってくる。 言いたかったのは、アクションとバイオレンスどっちかが良い悪いじゃないしその二つは共存もしあえるけど、アクションとバイオレンスは違うものだよってこと。結局は受け手次第だけど 二つの要素が入り混じった面白い作品はゲーム、映画問わずいっぱいあるからどちらも否定はしないし、してないよ。
    0 Good
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  • スパくんのお友達さ 2015-06-25 19:38:05
    >>71
    暴力性とか暴力そのものじゃなくて、暴力表現や描写について書いたつもり。これをゴア表現がとうこう言って残酷だと感じるならそれはそれで暴力描写として優れてると思うし、 「関係ねぇ楽しきゃいい」ってんならアクションとして楽しみゃいいって事。
    0 Good
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  • スパくんのお友達 2015-06-25 14:13:50
    銃を撃ったり、頭を踏みつけたりすることがそもそも「暴力」。
    ゴア表現を消しても行為そのものの暴力性は変わらない。
    2 Good
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  • スパくんのお友達 2015-06-25 13:07:53
    しないべき?
    3 Good
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  • スパくんのお友達 2015-06-25 9:10:39
    血みどろとか、ぶち殺してストレス発散たぜ~!ってのはバイオレンスじゃなくてアクション。暴力ってのはその先の事で 殺したやつの肉親に復習されるかもしれない むかつくから殺そ!じゃ何も解決しない 自分がいつも暴力をふるう側だとは限らない 自分の大切なものでも見境たくあっけないほど簡単に暴力はそれを奪い去っていく そういう目を背けたい暴力の底の所まで描ききったものがバイオレンスだと思う。あとは単純に超~痛そうとかもok  暴力性は誰しもが内に秘めてるものだからストレス発散を否定はしないが、それが かっこいいとか ストレス解消 だけで終わるのは暴力をまだ描いてない アクション の段階。
    0 Good
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  • スパくんのお友達 2015-06-25 8:06:28
    別に暴力性が嫌じゃないけど演出がテンポを悪くしてるなと感じた
    4 Good
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