自作PC用の筐体、水冷冷却システム、ゲーミングキーボード、マウスなどを製造・販売するThermaltakeは改造PC筐体の国際コンテストを実施中です。Computex Taipeiでは現在実施中の「2016 CaseMod Invitational Season1」でノミネートされている筐体や、過去の人気改造筐体を展示。日本からもFabio Moma氏が初音ミクをフィーチャーした筐体を出展しました。
「2016 CaseMod Invitational Season1」は同社のアクリル筐体「Core P5」や、電源「Toughpower DPS G RGB Gold 850W」、水冷冷却システム「Water 3.0 Riing RGB 360」などの規定パーツを使用しながら、参加者が自由な発想で筐体をデザインし、優劣を競うというものです。優勝者には6000ドル(約65万円)、2位5000ドル(約54万円)、3位4000ドル(約44万円)の副賞が授与されます。
Fabio Moma氏は出展にあたり「初音ミクとCore P5を組み合わせるのは簡単ではありませんでした。ひとことで初音ミクといってもボーカロイドだけでなく、さまざまなバージョンがあります。キャラクターについて学ぶために、さまざまな掲示板やウェブサイトを訪れて、いろんな人たちが書き込んだり、シェアしている情報を集める必要がありました。筐体改造が終わったとき、本当に多くの人たちがこの筐体に関する情報をシェアしてくれていることに気づきました。とても嬉しく思っています」とコメントを寄せました。
コンテンスト出展作品以外にも、複数の筐体とPCパーツを用いた特注のPCデスクやゲーミングデスク、今にも動き出しそうな戦車型PC、アメコミのヒーローをモチーフにしたPCなどがありました。またPCだけでなく、水冷冷却システムをあしらった改造キーボードも出店されていました。担当者は「弊社ではDIY精神と完璧なユーザー体験を追求しており、単に製品を出展するだけでなく、遊び心のある展示をしたかった」と語りました。
投票は同社のホームページで5月25日から6月8日まで受けつけられています。また、改造筐体のギャラリーページもあります。
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