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『シヴィライゼーション VI』日本語解説映像!ルーズベルト大統領とマップを紹介

2K Japanは、Firaxis Games開発のPC向けターン制ストラテジーゲーム最新作『シヴィライゼーション VI(Civilization VI)』の最新日本語解説映像を2種類公開しました。

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アメリカ合衆国第26代大統領セオドア・ルーズベルトの能力解説

2K Japanは、Firaxis Games開発のPC向けターン制ストラテジーゲーム最新作『シヴィライゼーション VI(Civilization VI)』の最新日本語解説映像を2種類公開しました。

今回公開された映像は、“テディ”の愛称で知られるアメリカ合衆国第26代大統領セオドア・ルーズベルトと、ゲームシステムとなる都市の拡大を解説しています。本作において文明は、何時の時代でも変わらない能力と、指導者に応じて変化する能力の2つを持っています。

区画解説の「広がる都市」

アメリカには、遺産ボーナス獲得に必要な時間を短縮する特殊能力「建国の父祖」が、セオドア・ルーズベルト大統領には本土での戦いにおいて部隊にボーナスが与えられます。また「文化による勝利」においてアメリカは、ツーリズム産出量を増やす「映画スタジオ」の存在がある他にも、ルーズベルトのツーリズム・ボーナスの「国立公園」は、他国の「公園」より効果が大きいようです。

また「広がる都市」の解説映像では、本作におけるタイルの役割について解説されているので、シリーズファンはどの要素が変化したのか確認しておきましょう。

    ■拡大する都市について

    “拡大する都市”は『シヴィライゼーション VI』のプレイ全体に影響を与え、プレイヤーに新たな戦略をもたらします。都市を築く場所の選定は、これまで以上に重要になります。なぜなら、利用可能なタイルは建設可能な「区域」に影響を与え、築ける「遺産」もおのずと決まってくるからです。そのためプレイヤーには、周辺環境に適応し、都市の優れた部分を見極め、プレイ全体を通じてこれまで以上に多様な都市を生み出していくことが求められます。


    『シヴィライゼーション V』では、建設命令を発して建造物を築く以上のことを考える必要はなく、完成した建造物は都市画面に“詰め込まれて”いきました。しかし『シヴィライゼーション VI』では都市がどんどん広がっていくので、都市画面が雑然とすることはもはやありません。だからこそ、建設順序をよく考え、「区域」同士の隣接ボーナスや都市中心部の周辺にどのような「遺産」を築けるかを考えることが必要になります。『シヴィライゼーション VI』に必勝パターンは存在しません。プレイヤーは自分が置かれた環境に対応しなければならず、プレイが同じ展開になることは決してないでしょう。

    戦闘も“拡大する都市”システムの影響を受けます。都市は発展にともなってより広い面積を占めるようになるため、他の文明と接触することも多くなります。戦い慣れた敵は、特定のタイルを狙い撃ちし、インフラを破壊したうえで都市中心部を攻撃するかもしれません。さらに、都市の守りを固めることを最優先する受け身のプレイを得意としていたプレイヤーは、『シヴィライゼーション VI』でも同じ戦法をとろうとするなら、都市の外縁部全体を考慮しなければなりません。今や都市は中心部だけで成り立っているわけではないのです。

    最後に、ビジュアル面では、“拡大する都市”はゲーム画面の美しさにも大きな変化をもたらします。都市の外観はこれまで以上に多様になり、その発展の仕方もよりはっきりと目に見えるようになります。これによってプレイヤーは、自分の選択やゲームの進展をよりダイレクトに感じられるだけでなく、『シヴィライゼーション VI』の華麗な世界により浸りきることができるのです。

    ■ルーズベルトについて


    ルーズベルトは1901年に暗殺されたマッキンリー大統領の後を継いで、42歳で大統領に就任しています。これはアメリカ合衆国史上最年少での大統領就任であり、この記録は今も破られていません。大統領に就任したルーズベルトは、自然資源の保全、巨大企業に対する統制の強化、消費者の保護の3つを基本理念とする「スクエア・ディール」と呼ばれる国内政策を推進しました。


    企業のトラストによる独占を規制しようとしたことから、ルーズベルトは「トラスト・バスター」のあだ名も持っています。また、1905年にアメリカ農務省林野部を創設。何百万ヘクタールもの国有林の保全に尽力し、今に至る自然保護の流れを作り出しました。ルーズベルトは「穏やかに話し、大きなこん棒を持っていけ(Speak softly, and carry a big stick )」という名言を吐いたことでも知られていますが、この言葉には穏やかに交渉する一方で武力を使って威嚇するという彼の外交政策が端的に表れています。ルーズベルト自身はこの政策を「先見の明を発揮し、想定される危機が実際に発生するよりも前に決定的な行動をとること」であると述べています。

    ■アメリカの固定ユニット

    固有ユニット:P-51 マスタング:
    P-51 マスタングは第二次世界大戦中にアメリカが開発した航空機です。長い航続距離と優れた高高度性能を備えた戦闘機として設計され、敵機との空中戦や爆撃機の護衛、さらには自らが爆弾を搭載しての対地攻撃任務にも用いられました。実際、P-51は高度15,000フィート以上ではドイツ空軍で最も優秀な戦闘機すら凌駕し、航続距離においても燃費効率に優れた日本軍の戦闘機を上回っていました。就役は1943年。あらゆる戦線で活躍した屈指の傑作機です。


    固有ユニット:ラフライダー:
    第1合衆国義勇騎兵隊、通称「ラフライダーズ」は、1898年、セオドア・ルーズベルトによって編成された義勇騎兵連隊であり、米西戦争において活躍しました。1060名の義勇兵たちの経歴は、牧場労働者、カウボーイ、学生の運動選手、鉱山作業員など千差万別で、出身地もニューメキシコ、テキサス、オクラホマ、アリゾナとばらばらでした。


    固有建造物:映画スタジオ:
    アメリカが誇る発明王にしてビジネスマンであったトーマス・エジソンは、1893年、ニュージャージー州ウェストオレンジに世界史書の映画スタジオを設立しました。彼はここに寄席芸人や舞台役者を集めて撮影をおこない、遊技場や催事会場のテント、使われなくなった劇場などで上映会を催しました。それからおそ30年後の1920年には、カリフォルニア州ハリウッド郊外に数十の映画スタジオが立ち並ぶまでになり、アメリカと世界を魅了する作品が次々に生み出されていったのです。

『シヴィライゼーション VI』は10月21日に世界同時発売予定。価格は7,000円です。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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