デル、「Alienware」新製品3機種を国内発表―「Aurora」や有機EL「13」を展示 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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デル、「Alienware」新製品3機種を国内発表―「Aurora」や有機EL「13」を展示

デルは、ゲーミングPCブランドAlienwareの新製品「ALIENWARE Aurora」と新モデル「ALIENWARE Area-51」と「ALIENWARE Alpha」、「ALIENWARE 13」を国内向けに発表し、記者向け説明会を都内の秋葉原で実施しました。

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デルは、ゲーミングPCブランドAlienwareブランドの新製品「ALIENWARE Aurora」、および新モデル「ALIENWARE Area-51」と「ALIENWARE Alpha」、「ALIENWARE 13」を国内向けに発表。記者向け説明会を都内の秋葉原で実施しました。

今回の発表会は、初めにDellのAlienware創業者兼ジェネラルマネージャーのフランク・エイゾール氏が登壇し、同ブランドの20年の歴史を紹介。PCゲーム市場において3Dゲーム黎明期である1996年にAlienwareが誕生し、ゲーム自体も16bitと32bitのゲーム/ハードウェアが存在していたためプレイするにも上手く行きません。この時代背景があり、友人たちの「ゲームを遊べるPCが欲しい」という要望からAlienwareが誕生します。


フランク・エイゾール氏

同社は創業してから最初の4年間はデスクトップPCを販売。皆でPCを持ち寄りLANパーティーをする事において、デスクトップPCでは持ち運びが難しいためゲーミングノートPCを2002年に発表します。その後は水冷機構を初めて搭載したものや2012年にリビングルーム向けデスクトップPC「X51」、そして2014年にはより小型の「Alpha」と大型ハイエンドの「Area-51」を投入しています。




■耐熱性とユーザービリティを備えた「Aurora」、「Area-51」新モデル、有機EL搭載の「ALIENWARE 13」

次にハイエンドゲーミングPC「ALIENWARE Aurora」の紹介に移りました。「Aurora」は耐熱性とユーザービリティを備えたミドルサイズのPCで、デザインと機能性が融合しています。具体的にはドライバーなどが必要のないツールレスでサイドパネルの取り外しや、グラフィックカード/ストレージの交換が可能です。ケース自体も吸気がケース下部、排気がケース上部、I/Oパネルが前面にあるためVRデバイスの接続も容易です(USB2.0が6個、USB 3.0は8個差込口を備える)。またHTC ViveやOculus RiftなどVRデバイス対応PCである、Oculus ReadyやHTC Vive Optimizedに認定されています。



ここでフランク氏が「Aurora」のアクセシビリティ紹介のデモンストレーションを実施。サイドパネルを簡単に外すと共にスイングアウト方式で電源ユニットを横に開け、CPUやグラフィックカードへとすぐにアクセス可能です。硬いヒンジから電源の重量を支えることも可能なため少しの力で簡単に動くことはありません。




続いて2014年に発売された3角の形が特徴的なウルトラハイエンドのゲーミングPC「ALIENWARE Area-51」も発表。Core i7-6950X Extreme EditionとInteal Turbo Boost Max Technology 3.0を備えており、10コア/20スレッドでの動作も可能です。以下スペックです。

    ●「ALIENWARE Aurora」

    CPU: Core i7-6700K
    OS: Windows 10 Home 64bit
    メモリー: 32GB DDR4 2133MHz(DDR 2400MHzサポート)
    グラフィックカード: NVIDIA GeForce GTX 1080 with 8GV GDDRX
    ハードドライブ: 512GB M.2 PCIe SSD(Boot)+2TB 7200RPM SATA 6Gb/s(Storage)
    寸法(高さ×奥行×幅): 472.53mm×360.50mm×212.00mm
    最小重量: 14.82kg
    販売価格: 329,980円(税抜き、送料抜き)

    ●「ALIENWARE Area-51」新モデル

    CPU: Core i7-6950X
    OS: Windows 10 Home 64bit
    メモリー: 32GB DDR4 2133MHz(DDR 2400MHzサポート)
    グラフィックカード: NVIDIA GeForce GTX 1080 with 8GV GDDRX
    ハードドライブ: 512GB M.2 PCIe SSD(Boot)+4TB 5400RPM SATA 6Gb/s(Storage)
    寸法: 569.25mm×639.96mm×272.71mm
    重量: 28kg
    販売価格: 499,980円(税抜き、送料抜き)

ここで、COMPUTEX TAIPEI 2016で発表された有機ELディスプレイ搭載のゲーミングノートPC新モデル「ALIENWARE 13」を告知。有機ELモデルは、国内向けの細かな発売日などが決定したわけではありませんが、予定では国内で11月に発売を控えているとのこと。「13」が通常のディスプレイではなく有機ELを搭載した理由は、優れたレスポンス(通常1ミリ秒、最大2ミリ秒)を備えると共に黒などの視認性が高いからです。さらに「13」は13インチのディスプレイパネルを搭載した比較的小さなゲーミングPCでもあるため米中で大きな人気を博しており、現時点で生産が追いつかない状況のようです。



他にも同ブランドの外付けGPU装置「Graphics Amplifier」の接続機能を実装した新モデルの「ALIENWARE Alpha」も告知されています。

■VRデバイスやeSportsへの取り組み



AlienwareにおけるVRデバイスでの取り組みでは、OculusとHTCと協業する唯一のOEMメーカーである他にも、ディスカウトプロモーションやVR需要を意識した製品ロードマップなどを展開しています。またエントリーモデルにおけるVRへのアップグレードパスを実施しています。



eSportsでの取り組みでは、同ブランドはスポンサーとして参加しておりトップクラスのプロゲーマーと取り組んでいます。ノートPC用のキーボードや筐体、パフォーマンスなど多くの機能が反映されているようです。

■新製品「Aurora」や新モデルの「Area-51」と「ALIENWARE 13」をチェック!

この発表会の後にAlienware新製品のデモンストレーションへと移行しました。発表会場には新製品「Aurora」の他にも、新モデルの「Area-51」と「Alpha」、「ALIENWARE 13」が展示。筆者が「Aurora」内部を観察したところ、内部へのアクセスが行い易く、大型グラフィックカードやHDD/SSDなどストレージデバイスも導入しやすい構成です(内部底部にもストレージスペースが設けられている)。有機ELモデルの「ALIENWARE 13」は、ゲームなどがインストールされていなかったためプレイ時の発色を見れなかったものの、13インチの有機ELディスプレイの美麗な画面を確認できました。







新製品「Aurora」の他にも、新モデルの「Area-51」と「13」にも触れられた今回のAlienware発表会。特に「13」の有機ELモデルは美麗な画面を確認できることに加え、ゲームプレイに適してスペックを持っていることから国内でもPCゲーマーだけでなく、他のユーザーにも普及するようなポテンシャルを持っているかもしれません。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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